【被リンク対策】ちゃんとできてますか?2段階構造リンク
投稿日:2017/02/08 (更新日:)
被リンクをただ貼るのではなく、どのようなサイトから貼られているのかということも意識してみましょう。
Googleはコンテンツを重視していますが、自分のサイトのコンテンツだけでなく被リンク元のコンテンツも同様です。
サイトへのリンク元のリンク元までがGoogleの評価の対象になっています。
では、さっそく2段階構造リンクについて解説していきます。
2段階構造リンクの仕組み
言葉での説明の前に、図を見てもらいましょう。
2段階構造リンクとは、その言葉の通り2段階でリンク構造を組み立てることです。
大雑把にまとめると、
メインサイト←サテライトサイト←サテライトサイトへリンクを送るサイト
という構造になります。
被リンク対策用サテライトやリンク元サイトの質を上げる
メインサイトに被リンクを張るためだけに終始しているサテライトが多い中、サテライト自体の質の見直しが重要です。
サテライトは勿論、サテライトへリンクを送るサイトの質までGoogleに見られているのです。
2段階構造リンクの効果を高める関連性
被リンク対策を行う上で関連性は重要です。
2段階構造リンクを有効活用したいなら、サイトへの関連性がなければ意味がありません。
関連性を持たした被リンクを意識しましょう。
- 関連サイトからの被リンク
- 関連ページからの被リンク
- 関連アンカーテキストからの被リンク
物凄く有名なサイトやドメインパワーが強いサイトから被リンクを貰う場合は例外ですが、サテライトからの被リンクを集める上で関連性があるに越したことはないでしょう。
また、関連性を深めるためにそれぞれのサイトのコンテンツの質も重要です。
良い例
2段階構造リンクの正しい構造です。
しっかりとそれぞれが、関連サイト、ページ、アンカーテキストからリンクされ、メインサイトに向かっていて関連性があるリンク構築になっています。
悪い例
2段階構造リンクに不適切な構造です。
無関係なサイト、ページ、アンカーテキストからリンクが送られています。
これでは、2段階構造リンクの意味をなしていません。
関連性が低くても効果はゼロではないでしょうが、無関係なリンクはマイナス要因になるので注意が必要です。
自然なリンク構造がポイント
2段階構造リンクのSEO効果が期待できるのは、自然なリンク構造に非常に近いからです。
関連サイトなどから2段階でリンクを送られている構造は、ユーザーからのリンク構造に似ています。
2段階構造リンクは自然なリンク構造に近づけるひとつの手段になります。
サテライトは豊富に用意する
リンク元となるサイトの媒体や形態を多様にすることも忘れないでおきましょう。
- 無料ブログ
- HTMLサイト
- SNSサイト
- まとめサイト
- Wordpressサイト
多様なサテライトやリンク元になるサイトを持つことで、いろいろなサイトから支持を得ているようにも見えますし、被リンクの偏りも解消できます。
リスク回避にも有効
低品質な被リンク対策は、マイナス効果しか生みません。
また、しっかりと被リンク対策を行っていてもGoogleペナルティのリスクはあります。
2段階構造リンクで被リンク対策を行うと、リスク分散になります。
例えば、質のあまりよくないサテライトからはメインサイトにリンクを貼らずに質の良いサテライトにリンクを貼るようにする。 そうすることで、メインサイトのリスク軽減にもなります。
SEO効果を生むチャンスでもある
サテライトサイトを作成する方は多いと思います。
ですが、そのサテライトサイトへリンクを貼るサイトまでは作成していない方が多いでしょう。
作成していたとしてもリンク元のリンク元サイトまでしっかりと作成や運用しているのは難しいですし手が届きづらいです。
だからこそ、しっかりとした2段階構造リンクで対策を行えばSEO効果を高め、他サイトへの差をつけることができます。
様々なSEO対策をしっかりやることが重要
2段階構造リンクだけでなく、中古ドメインをしっかりと選定し活用することも、被リンク対策を行うのも、コンテンツに力を入れるのも、すべてSEO対策のひとつです。
多種多様なSEO対策の施策がありますが、どれもしっかりと行うことで効果が出ます。
この施策だけをやっていればいい、と言うことはないからです。
自分なりの仮説や答えを持とう
SEOに正解はないとよく言われますが、正解と言い切ることは出来なくても個人的には正しいSEOはあると思っています。
効果が出た、出なかったという短絡的な評価では、正しい答えは見えて来ません。
また、流行りだから、どのサイトもやってるから、やってみたという考えではどの施策がどのような効果を生み出したかも把握できないでしょう。
重要なのをしっかりとしたSEO対策を継続的に行い、Googleとユーザーに真摯に向き合うことです。