ドメインレジストラ(Registrar)とは
投稿日:2017/03/17 (更新日:)
ドメインを扱う上で、ドメインレジストラという言葉を耳にすることは多いでしょう。
レジストラはどのような役割を担っているのでしょうか。
レジストラとはどのような組織なのか
レジストラはドメイン名の登録申請を受ける組織になります。
申請されたドメインの登録先はレジストリという機関になります。
ICANN公認のレジストラ
利用を考えているレジストラがICANNに公認されているかどうかは大きなポイントです。
ICANNとは、民間の非営利法人になります。
ドメイン名・IP アドレス・プロトコルなどの管理を行っている組織になります。
ICANN公認のレジストラはICANNが定めたルールに沿って正しく管理をしているレジストラということができます。
レジストラを選ぶ際は公認を受けているかの確認をしましょう。
レジストリとの取次
レジストリはトップレベルドメイン(TLD)毎に存在する機関になります。
ドメインレジストラは、トップレベルドメイン毎のレジストリと契約を結びユーザーの間に入ってレジストリへの登録を承っている組織です。
レジストラはドメイン登録事業者
ドメインレジストラはドメインを登録する組織という認識でいていいでしょう。
ですが、それ以外のサービスも提供しているレジストラは多くあります。
ユーザーが楽になった
レジストラという組織ができたおかげで、ユーザーはレジストリとやり取りする必要がなくなり、様々なTLDのドメインを容易に取得できるようになりました。
複数のccTLDとgTLDを取り扱っている
多くのレジストラが複数のccTLDとgTLDを取り扱っているため、ひとつのレジストラでドメインを管理しやすくなりました。
また空きドメインの検索サービスやドメインの売買、パーキングなど様々なサービスを提供しているレジストラもあります。
有名なレジストラ、GoDaddy
世界最大のレジストラであるGoDaddy(ゴーダディ)はドメインの登録は勿論ですが様々なサービスを提供しているレジストラの代表と言っていいでしょう。
ドメインに関るオークションなどの他にも、WEBホスティングおよびストレージ、セキュリティサービス(SSL証明書など)、WEBサイトビルダー、ビジネスおよびマーケティングソリューション、多彩な機能を持つ便利なツールの提供など。
GoDaddyのように幅広く事業を展開しているレジストラもあります。