自動ペナルティ(Google自動ペナルティ)とは
投稿日:2017/05/04 (更新日:)
Googleのペナルティには手動ペナルティと自動ペナルティがあります。
手動ペナルティの方がより大きな問題になる場合が多くありますが、自動ペナルティは気づきにくく課されることが多いペナルティになります。
自動ペナルティとは何か
自動ペナルティはその名の通り、Googleから自動的に課されるペナルティになります。
手動ペナルティと違いSearch Console(サーチコンソール)から通知などがないため、サイトの状況をしっかりと把握していないと気づくことができません。
明確に自動ペナルティを受けたと判断することも難しいため慎重かつ迅速な対応が必要になります。
自動ペナルティを疑う前に
検索順位の急激な低下が起きた場合、特に何もしていない場合は原因がわからないことでしょう。
ペナルティを疑う前に、サイト運用やコンテンツの中身や被リンクの調査をまず行いましょう。
順位は常に動いているものです。
何もしていない場合でも、上昇下降に関わらず順位の大きな変化は起こりえます。
サイトの状態や手動ペナルティの有無を確認しても原因がわからない場合、最後に自動ペナルティの可能性を考えましょう。
自動ペナルティの判別法
様々な要因の可能性を潰し、自動ペナルティである可能性があるならば自動ペナルティかどうかの判別をしましょう。
確実に自動ペナルティかどうかはわかりませんが、順位の低下を招いているということはサイトや運用法やSEO対策に何らかの落度があったことは確かでしょう。
- トップページに記載している文で検索する
- 選択した文をダブルクォーテーションで括り検索します
- 検索した結果、1番目にページが表示されない場合は自動ペナルティの可能性があります
- 複数のページに共通している語句で検索する
- トップページと他のページで共通している語句で検索します
- 共通語句が複数ある場合、複数の語句をそれぞれ検索してみましょう
- 検索した結果、トップページより他のページの方が上位に表示される場合が多ければ、自動ペナルティの可能性があります
- サービス名やサイト名で検索する
- サイトのサービスやサイト名で検索します
- 検索結果で2ページまでに表示されない場合は自動ペナルティの可能性があります
原因を特定しよう
自動ペナルティであってもなくても順位の急激な低下が起こり回復がしないままであるならば、何らかの原因により評価が下がってしまったということになります。
アルゴリズムの変更や改善は常に行われていて、アルゴリズムの影響で順位が低下していたとしても真っ当なサイト運用でユーザーからの支持のあるサイトであれば早い段階で順位は戻ります。
ライバルサイトの評価が上昇して、順位が下降することもありますがサイトのポジションが大きく低下することも考えにくいでしょう。
急激な順位の低下を招いてしまった場合は、ペナルティの有無に関わらずサイトの運用を見直す必要があります。
サイトをクリーンに保つ
低品質な被リンクや低品質なコンテンツがないかは定期的にチェックしましょう。
外的要因は事故のようなこともありますが、ペナルティになる原因を自ら生み出さないことが重要です。
SEO対策もサイト運用もやり方を間違えるとマイナス効果しか生み出しません。
結果を焦るあまり、不適切な行為をしないように慎重に行いましょう。
適切なサイト運用を心掛ける
何も危ないことや評価が下がるようなことをしていなくても順位の低下は起きるものです。
ですが、ペナルティや急激な低下を招かないためにも適切なサイト運用を心掛けるべきでしょう。
自動ペナルティの場合、サーチコンソールからの通知もなく目安になるステータスもわからないため原因の特定は困難です。
ですから、品質に関するガイドラインを遵守しガイドラインに沿ったサイト作成や運用を行いましょう。