【入門編】Googleアドセンスの始め方と注意点!
投稿日:2017/08/04 (更新日:)
- Googleアドセンス(AdSense)って何?
- Googleアドセンス(AdSense)の広告とは
- Googleアドセンスを始めるには?
- Googleアドセンス利用までの流れ
- 意外と厳しいGoogleアドセンスのサイト審査
- Googleアドセンスの広告設置
- Googleアドセンスの注意点
- Googleアドセンスと中古ドメイン
Google AdSense(Googleアドセンス)という言葉を一度は耳にしたことがある方は多いでしょう。
実際に、Googleアドセンスを行っている方は別ですがピンと来ない方も多いと思います。
アフリエイトの手法のひとつとしてGoogleアドセンスとはどのようなものなのか一緒に勉強していきましょう。
Googleアドセンス(AdSense)って何?
Googleアドセンスとは、Googleが提供している「クリック報酬型」のアフィリエイトサービスになります。
引用元:サイトの収益化について-Google AdSenseを使ってみよう
Google AdSense は、ウェブマスターが運営しているウェブサイトに、関連性の高い広告を表示して収益を得るためのプログラムです。
ご利用は無料で、ご登録いただくと多くの広告主が参加する Google アドネットワークの広告を表示できるようになります。
ウェブマスターは簡単なセットアップによって、サイトへ訪れるユーザーに適した広告の掲載をすぐに開始でき、サイトのコンテツから収益を得ることができます。
サイトやブログに、Googleアドセンスの広告の設置枠を設けることでサイトに訪れたユーザーが広告をクリックすると報酬が発生する仕組みです。
広告枠を置く必要があるので事前にサイトやブログを用意しておく必要があります。
Googleアドセンス(AdSense)の広告とは
広告枠を設置しそこにどのような広告が設定されるかは、Google側が決めることになります。
よくある記事やサービスの紹介記事を書いてアフィリエイトリンクを設置する手法とは異なります。
表示される広告はGoogleが決めるのでアドセンス広告を設定しておけば、メンテナンスやサイト内容を意識しなくても自動で広告の設定をしてくれます。
Googleがサイトの内容から自動に設定してくれたり、サイトに訪れたユーザーの属性や嗜好、行動に合わせて追跡型の広告を表示してくれるからです。
アドセンス広告の表示形式
Googleアドセンスは広告プロダクトに種類があります。
- コンテンツ向けAdSense
- ベーシックなアドセンスの広告であり、サイトのコンテンツをクロールしてコンテンツに適した広告です。
- 検索向けAdSense
- サイト内の検索ボックスから検索された結果に表示する広告です。
- モバイルコンテンツ向けAdSense
- コンテンツ向けAdSenseのモバイル版です。
- モバイルアプリケーション向けAdSense
- アプリ上に表示する広告です。
- フィード向けAdSense
- RSSなど、フィードの記事内に表示する広告です。
コンテンツ向けAdSenseが一般的なGoogleアドセンスの形になります。
サイト内容に関係ない広告の場合もある
サイト内容以外に、ユーザーの行動などを基に訪れたユーザーに最適な広告を自動で表示する便利なGoogleアドセンスですが、サイト内容と関係ない広告が表示されることがあります。
ですが、自身のサイトやページにランディングしたユーザーであればある程度はサイト内容に近い行動を起こして到達してきたと考えられるので、そこまで意識しないでもいいかもしれません。
また、Googleアドセンスは広告の設定で指定したジャンルの広告を停止することができるので予め設定しておくといいかもしれません。
Googleアドセンスを始めるには?
https://www.google.co.jp/adsense/start/#/?modal_active=none
Googleアドセンスを始めるには、まずGoogleアカウントを取得します。
アドセンスに限らず、Googleのサービスを利用するには基本的にGoogleアカウントが必要になりますので用意しておきましょう。
必要なものは、
- Googleアカウント
- Googleアドセンスのサービス利用のため
- 自作のコンテンツ
- Googleアドセンスの広告を設置する場所
- 電話番号と住所
- 収益を受け取るために必要
上記が、Googleアドセンスのサービスを利用する際に必須なものです。
Googleアドセンス利用までの流れ
Googleアドセンスを開始するのに必要なものを用意したら申し込みを行います。
広告の導入までの流れを追っていきましょう。
アカウントの申し込み
AdSenseのページから申し込みをクリックし必要事項を入力します。
- サイト運営者情報の入力
- 連絡先の入力
- ログインID・パスワードの設定
を入力しサイトの審査が行われます。
サイトの審査
Googleアドセンスを利用する際は、サイト審査をパスしなければなりません。
サイトやブログを持っていなければ作成しておく必要がありますし、持っている場合は利用しようとしているサイトを申請に出します。
審査には数日かかる場合もあり、審査に通らない場合もあります。
Googleアドセンスに参加する条件として「Googleのプログラムポリシーに沿ったウェブサイトをお持ちのサイト運営者」というのがありサイト審査で基準を満たしているか、違反点はないかという点が見られているのでしょう。
サイトやブログを用意する際には、Googleのガイドラインに沿ったサイトを作成し審査が通った後にもAdSenseプログラムポリシーを遵守していく必要があります。
審査が通れば広告を設置できる
審査が通ると登録したアカウントから広告の設定が行えます。
ここで基本的には、コンテンツ向けAdSenseを選択し広告を設定していきます。
サイト審査に通ることがGoogleアドセンスを開始する最低条件になるので、サイト審査を通過しなければアドセンス広告の設置はできません。
意外と厳しいGoogleアドセンスのサイト審査
サイト審査の通過は意外と厳しいという声を耳にします。
いわゆるペラサイトでは通過しない場合が多いようです。
他のアフィリエイトですと、無料ブログを作成してしまえば開始可能であるとかサイト審査がない場合もあります。
審査を通過しない大きな理由は、
- プログラム参加要件を満たしていない
- コンテンツが不足している
- ポリシーやガイドラインに違反している
などが考えられます。
Googleアドセンスでサイト審査をパスするためにしておきたい例をあげてみます。
- ある程度の期間サイトを運用する
- 作りたてのサイトがダメだというわけではありません。
ですが、ある程度の期間運用しGoogleで検索順位がつけばとGoogleに評価されていると考えられます。 - リリース時に記事を多めに入れる
- ブログなどではリリース時に記事がない、1~2記事しか用意していない場合があります。
Googleアドセンスに限らず、アフィリエイトを行うならリリース段階で10記事以上用意しておいたほうがいいでしょう。 - 広告を外しておく
- Googleアドセンスに申請する場合は、念のためサイト内にあるアフィリエイト広告を外しておきましょう。
- 独自ドメインを利用する
- サービス提供のドメインでなく独自ドメインで運用しましょう。
- Googleのサービスに登録しておく
- Google AnalyticsやSearch Consoleに登録しておきましょう。
それ以外にもやるべきことはあるでしょうが、上記は最低限しておいたほうがいいと思います。
また、何回も審査に落ちてしまう場合はAdSenseヘルプフォーラムを活用するなりして解決策を見つけましょう。
Googleアドセンスの広告設置
サイト審査が通ればGoogleアドセンスの広告を設定できます。
ここからがGoogleアドセンスのスタートと言えます。
広告の設定を行います。
- サイトに掲載する広告を選ぶ
- テキスト広告やディスプレイ広告など、広告の型式を選択できます。
- 広告の位置を決める
- サイトのどの部分に広告を表示させるか決めます。
- 広告のサイズを決める
- 広告の表示サイズを調整することができます。
- 広告のデザインを決める
- デフォルト表示からフォントや色などをカスタマイズできます。
- 代替広告
- コンテンツに合致した広告がない場合など表示されるコンテンツを選んで表示します。
上記を設定し、サイト運用を続けていくことで訪れたユーザーが広告をクリックしていくことで収益が自動的に発生していく仕組みがGoogleアドセンスになります。
広告設定の仕方は収益に影響する
Googleアドセンスはクリック報酬型のアフィリエイトになりますので、広告の設定は収益に大きな影響を与えます。
クリック報酬型のアフィリエイトで共通して意識したいことは、
- 広告設置場所の最適化
- コンテンツ内容の最適化
の大きくふたつになります。
広告の位置やサイズを意識して最適なものを見つけましょう。
コンテンツの内容はGoogleアドセンスの場合は関係ないのでは?と考えることもできますが、ユーザー嗜好以外にもサイト内容に適した自動広告表示機能を利用して収益が見込みやすい内容や単価が高い内容を設定することで収益への影響を与えることができます。
Googleアドセンスの注意点
便利なGoogleアドセンスも気をつけなければならない点がいくつかあります。
審査が通ったからと安心してばかりもいられないのです。
Googleアドセンスを利用し続けるには、AdSenseプログラムポリシーを遵守しなければならないからです。
AdSenseプログラム ポリシー
すべてのサイト運営者が遵守すべきポリシーになり、違反するとGoogleアドセンスの利用が出来なくなる場合もあります。
引用元:AdSenseプログラムポリシー
Google の許可を得ることなくポリシーに違反された場合、Google はいつでもサイトへの広告配信を停止したり、AdSense アカウントを無効にしたりする権限を有します。
アカウントが無効になった場合は、以後 AdSense プログラムにご参加いただくことはできません。
禁止事項は以下のようなものがあります。
- 無効なクリックとインプレッション
- 自分でクリックしたり不適切な方法を用いてクリックや表示回数を操作することは禁止されています。
- クリックの誘導
- 広告をクリックするような誘導をユーザーに促す行為などは禁止されています。
- コンテンツガイドライン
- Googleのコンテンツガイドラインに違反する内容があるページではアドセンスを利用できません。
- 著作権で保護されているコンテンツ
- 著作権法で保護されているコンテンツを含むページでは、サイト運営者が権利を有していない限り利用できません。
- 偽造品
- 偽造品の販売や宣伝をしているサイトやページでは利用できません。
- トラフィックソース
- 特定のソースからトラフィックがあるページは利用できません。
例:ポイントプログラムの参加、不特定多数へのメール送信など
上記のような行為を行うとGoogleアドセンスに参加する資格がはく奪されてしまいます。
Googleアドセンスと中古ドメイン
Googleアドセンスを行うにあたり、中古ドメインの利用はどうなのかというと基本的には問題がないと考えられます。
実際に、中古ドメインである程度の期間運用していたサイトを持っていて適切なサイト運用をしていてペナルティもなくある程度の順位に位置しているのなら、高い確率でサイト審査に通ると考えられます。
既にGoogleから一定の評価を受けているサイトと考えることができるからです。
中古ドメインを利用して新たにサイトを作成しGoogleアドセンスに申請したとしても、サイト審査を通れば問題はないでしょう。
中古ドメインの過去の影響からの注意点はある
中古ドメインが手動ペナルティを持っていたらアドセンスに申請する前に解除しなければなりません。
ペナルティを持ったドメインでサイトを再構築した場合、審査してくれるかどうかも不明な点はありますので、手動ペナルティは確認しておいたほうがいいでしょう。
手動ペナルティを持っていなくても、Googleアドセンスの規定に違反した過去がある場合は利用できない可能性もあるかもしれないので注意が必要です。
質が高い中古ドメインをご用意します
より高品質の中古ドメインを提供していきたいと考えていますので、Googleアドセンスに利用できない中古ドメインをラインナップから排除していくように努めて参ります。
質が高い中古ドメインであればサイト審査に有利になるわけでがありませんが、審査に通った後の成果を早める効果は期待できます。