オウンドメディア戦略と中古ドメイン・SEO対策の手法
投稿日:2017/08/08 (更新日:)
- オウンドメディアとは?
- 注目されるオウンドメディア施策
- 多くの企業がオウンドメディアに着手する理由
- 具体的なオウンドメディア戦略
- 中古ドメインのオウンドメディアでの利用
- オウンドメディアは基本は新規ドメインで良いだろう
こんにちは。
アクセス中古ドメイン菅野です。
当店は中古ドメイン販売サイトですが、オウンドメディアやコンテンツマーケティングについても出来るだけサポートしていきたいと考えております。
今回はオウンドメディア戦略についてのコラムを書きましたのでマーケティング担当者はぜひ読んでみてください。
また、オウンドメディア戦略に中古ドメインをどう組み込んでいくべきかも解説します。
オウンドメディアとは?
オウンドメディアとは広い意味で簡単に言うと「自社メディア」のことで多くは企業が運営するウェブ上でのブログ等のことです。
もっと正確に知りたい人は詳しく解説してるサイトがたくさんあるので調べてみてください。
トリプルメディア
オウンドメディアの話になると必ず出てくるワードが「トリプルメディア」です。
- メディアの分類
- オウンドメディア(自社メディア)
- アーンドメディア(SNS・キュレーション等の拡散するメディア)
- ペイドメディア(広告等の仲介者がいるメディア)
アーンドメディア
バズや口コミ、バイラルコンテンツを中心としながらも、炎上などネガティブなリスクも含まれる。SNSマーケティングの手法などが最もよく知られています。
ペイドメディア
その名の通り、広告費が発生します。
代表例だとリスティング広告やディスプレイ広告などのネット広告が中心で、広い意味だとテレビや新聞、ラジオも含めてペイドメディアとすることも多いです。
注目されるオウンドメディア施策
多くの事例だとオウンドメディアを中心に見込み客の獲得を狙って、3つのトリプルメディアとの相互作用も活用していくことが多いです。
リスティング広告等に頼り切っていたこれまでとは違い、広告費の節減や最適化を図るために「オウンドメディア」が注目されていることは周知の事実です。
多くの企業がオウンドメディアに着手する理由
企業がオウンドメディアを構築する理由はブランドの認知、広告費のカット、ウェブサイトそのものを資産として見る等が挙げられます。
ブランド認知
自社でしか提供できない独自性・専門性の高い記事を提供することでオウンドメディアの強みを最大限引き出す「ブランド認知」が可能となります。
これらは「コンテンツマーケティング」にもつながる話です。
ECサイト等でただ単に商品を売りつけたり、サービスを買わせようとするよりも、エンドユーザーの不安やお悩みを解決してあげることでお金を支払いたくなる心理はデータの上でも確立されている理論です。
広告コストをカットする
インターネット広告はもちろんのこと即効性に長けており、それを理解したうえで活用する分には全く問題ありません。 しかしながら、長くダラダラと広告運用をしていると無駄が多いことに気が付くでしょう。
そこでオウンドメディアなら高品質なコンテンツをコツコツ積み重ねていくことで、そのサイトの権威性は増し、自然検索流入は増加していきます。
コピーコンテンツやよほどの低品質コンテンツを投入しないかぎり、ウェブの専門知識がない企業であってもオウンドメディア戦略は成功する可能性が高いと言えます。
資産価値を持つオウンドメディア
オウンドメディアに限らずですが、訪問者の多いメディアというのはそれだけで大きな武器になると言えます。
もしも今は見込み客の獲得にうまくつながっていなくても、閲覧者の多いメディアはそれだけで大きな価値があると言えます。
見てくれる人が多いのであれば、それは必要とされているコンテンツともいえるのでマネタイズはいくらでも考えることが出来るでしょう。
具体的なオウンドメディア戦略
オウンドメディアは見込み客獲得の中心的な手法であることが分かりました。
では具体的にオウンドメディアを成立させるためにどのようなことを考える必要があるのでしょうか?
コンテンツ戦略
当たり前ですが、最初のステップとして何のためにメディアを立ち上げるかということを明確にすることは絶対です。
コンテンツの戦略を立てるにあたって「ゴールの設計」や「ターゲット(ペルソナ)設計」は必ず行う必要があります。
読み手の目線で独りよがりなコンテンツを大量生産するのではなく顧客の関心に基づいた適切なアプローチが出来るコンテンツが必要です。
ペルソナマーケティングは「若い女性」とかざっくりしたものでなく、なるべく詳細まで設計しましょう。
詳細設計の例)
20歳台後半で中小企業のマーケティングを担当している男性
100人いたら30%の30人だけ興味を持ってもらえれば良いや、という考えではなく、1人のペルソナを意識して、それに同感してくれるファンを30倍に拡大していくという思考に切り替えることがペルソナマーケティングのコツだと考えています。
ゴールやKPIの設計、ペルソナ設計はオウンドメディア成功の基盤となるので手を抜かないようにしましょう。
SEO対策の進め方
コンテンツマーケティング・コンテンツSEOだけで勝負し続けていくにはよほどの独自性、専門性が求められます。
ビジネスモデルによっては「コンテンツマーケティング」だけというきれいごとでは済まないケースもあり、SEO対策に力を入れるケースも間違いなく存在します。
対策キーワードの洗い出しや被リンクの獲得、内部リンク設計、タイトルタグの工夫などやれることはやっておくことが前提となります。
中古ドメインのオウンドメディアでの利用
オウンドメディアと中古ドメインの相性はどうでしょうか。
ブランド認知を意識したり、コンテンツ重視志向になるオウンドメディア戦略に基本的には中古ドメインは必須とは言えません。
しかしながら、インターネット上にライバルが多い業種はコンテンツ一点張りだけだと勝てないケース、もしくは上位表示に莫大な時間が掛かるケースもあります。
良い文字列のドメインを使うという選択肢
中古ドメインの使用を文字列で迷ってしまっている方も、検討してほしいことは、中古ドメインであってもじっくり探せばブランド認知に貢献するような良い名前の中古ドメインが結構ある、ということです。
中古ドメインは文字列が選べないと思っている方は特に当サイトの中古ドメイン一覧を見ていただきたいと思います。
展開しようとしているサービス名と完全一致することは稀ですが、ドメイン名としてブランド価値を演出できるようなプレミアムドメインは数多くあります。
日本は世界に比べて文字列は意識されない
世界的にサイト名と言えば「●●●●.com」のようにドメイン名で呼ばれるケースが多い傾向にありますが、我が国ではドメイン名を意識する場合は少なく、どちらかと言えばブランド名を重視することが多くなっていることから、中古ドメインを使うデメリットは低く抑えられるという特性があります。
オウンドメディアは基本は新規ドメインで良いだろう
当サイトは中古ドメインがテーマなので立場上、中古ドメインという選択肢も解説させていただいたが、コンテンツにリソースをしっかり割くことが出来る環境が整備されているなら、会社の資産サイトという考え方からも新規ドメインでも問題無いと考えられます。
資産として長期目線で考えたうえで中古ドメインを利用するなら、リスクを徹底的に最小限にした高品質ドメインを使うようにしてください。
具体的にどのようなドメインかと言えばアクセス中古ドメインで販売されているドメイン名の中でもゴールドランク以上が望ましいです。 さらに言うと、SEO的にも素晴らしいドメインは文字列もプレミアムであるケースが傾向として見られます。
これは、良い名前のドメイン名は公式サイト等、良いサイトに使われていた傾向が高いという考え方です。
オウンドメディアはコンテンツだけだ!と選択肢を狭くしないでSEO対策のひとつとして中古ドメインを使うのも良いかもしれませんね。