【コンテンツマーケティング】価値ある記事を書くときのルーティン
投稿日:2017/10/04 (更新日:)
コンテンツマーケティングを行う際に必要なものは当たり前ですが「コンテンツ・記事」になります。
コンテンツマーケティングは長期的な計画や作業になりますので効率的かつ効果的に進める必要があります。
記事を製作するため最低限しておきたい手順、流れを考えていきましょう。
まず、コンテンツ・記事の目的を決める
コンテンツマーケティングは長距離走に例えられます。
結果が出るまでに時間がかかるという面からも言われますし、継続的に作業を進めていかなければならないという面からも長距離走的な側面があります。
記事を製作する際に、自分自身で効率的で効果的なルーティン(ルーティーン)を考えて行う必要があります。
作成する記事の目的やターゲットをまず定めましょう。
既存市場に向けたコンテンツ・記事
記事の内容が、既存市場に向けたものである場合は多くのユーザーが興味を持っている内容ということもできますが、競合・ライバルも多くいるということも考えられます。
既存市場の場合、すでに多くの情報が出回っていることが多いので二次情報ばかりになってしまう可能性もあります。
二次情報では価値が生まれにくいので、自分が持つノウハウや情報を使って一次情報や独自の内容で差別化をする必要があります。
既存市場に向けた記事の場合は、ユーザーの疑問や課題、悩みなどを解決できるコンテンツや欲求を満たすことができるコンテンツが必要になるでしょう。
オリジナル市場に向けたコンテンツ・記事
オリジナル市場であれば、自分たちの強みを最も活かせるかもしれません。
オリジナル市場であれば、競合・ライバルに対して差をつけることができるオリジナルコンテンツを作成することができます。
オリジナル市場に向けた記事であれば、自分のサイトやサービスをユーザーに訴求し情報の拡散や認知度の向上を担う記事が必要になるでしょう。
ニッチ市場に向けたコンテンツ・記事
多くの人が興味を示す市場ではありませんが、自分のサイトやサービスが違いを生み出せる可能性が高いといえます。
該当するニッチ市場が持つ特徴を考えて、市場内でバイラルや話題を生むことができるコンテンツの作成に挑戦してみてもいいでしょう。
SEO向けかユーザー向けなのか
作成する記事がSEO向けであるのかユーザー向けであるかのどちらの比重が大きい記事にするのかを決めておきましょう。
バランスは大事ですが、SEO向けとユーザー向けの場合は多少制作の仕方や役割が違ってきますし内容に関しても影響が出ますので意識しておきましょう。
コンテンツ・記事に使うキーワードを洗う
目的が決まったら、記事を作成する際に使うメインキーワードを洗いましょう。
コンテンツマーケティングを行う記事のキーワードで最低限調べておきたいことは、
- 検索ボリューム
- サジェストワード
- 検索結果(上位10位程度)
は、下調べして製作しましょう。
キーワードプランナーで検索ボリュームを調べる
キーワードプランナーで検索ボリュームを調べることは、当たり前と言っても過言ではないでしょう。
記事のタイトル等に使用するキーワードを入力し検索ボリュームを調べたり、関連キーワードを見つけ出したりすることに利用できます。
検索ボリュームを調べるツールは、様々あり無料で利用できるものも多くありますので、探してみましょう。
goodkeyword・サジェストを調べる
サジェストとは予測変換キーワードや関連キーワードのことになります。
サジェストキーワードを調べることで、どのような内容のことが検索されている傾向にあるのかを知ることができます。
検索窓にキーワードを入力した際に表示されるキーワード群をgoodkeywordで調べることができます。
アメリカをキーワードにしたら、上記画像のようにサジェストキーワードを調べることができました。
例えば、「アメリカ 銃」について記事を書こうとした場合は「アメリカ 銃」で再度サジェストを調べることでより深い関連キーワードを調べることができるでしょう。
検索結果を調べる
タイトルに使用するキーワードの検索結果の上位10件程度はどのようなサイトやページがランクインしているか調べておきましょう。
メインキーワードが強くて無理な場合は、サジェストを含んだりタイトルそのままを検索してどのような結果であるか把握しておきましょう
ランクインしているページが競合サイトなのか関係ないサイトなのか、TOPページなのか記事ページなのかなどを確認します。
決めたキーワードで記事を作成しようとした場合、ランクインしているサイトのジャンルでブログ型式のページがランクインしていたなら、その内容に負けないような記事や質が上回れる記事を作成するなど目安にすることができます。
調べたことは必要に応じて利用する
キーワードを調べてボリュームがない、サジェストにない、などの結果であってもこれから作成する記事がサイトやユーザーにとって必要であれば作成したほうがいいでしょう。
集客という面で考えれば、検索ボリュームや関連キーワードを意識することも必要なことです。
しかし、自身のサイトのユーザーに必要である、これからこのような内容の記事が必要であると考えた場合は、そこまで調べた結果は意識せずユーザーに向けてしっかり作成すればいいでしょう。
コンテンツ自体の質やルールを意識する
コンテンツマーケティングを成功させるには、クズ記事や捨て記事、質の低い記事は可能な限り排除していくことが求められます。
例え質の高い記事を作成したとしてもすぐに結果として返ってくるわけではありませんので、質が低い記事では結果が出ることはないといえます。
コンテンツマーケティングは長期的な計画、長距離走ですのでしっかりとやることを明確にしておかなければなりません。
質が悪い記事を理解する
質の高い記事やコンテンツが必要であるということは、言われ過ぎていますし当たり前のことです。
ですが、質の高い記事が必要であるということを未だに言われ続けるのは質が低い記事がまだまだ蔓延しているということかもしれません。
もしくは、何が質が悪い記事であるのかを理解していないのではと感じることもあります。
明確なスパム行為と違って記事の質は見極めにくいですが、しっかりとした基準を設けてクリアしていく必要があります。
文字数・キーワード数より内容
SEO業者は記事の外注などで、キーワードだけ指定して何文字の記事を発注などの無益な行為を未だにしています。
キーワードを指定しただけで満足する内容の記事が来るとは到底考えられません。
サービスやライター能力ではなく、発注の仕方が悪いといえます。
しかし、未だにこのような発注の仕方で文字数だけを大目に発注して質を高めていると考えている方もいますが、はっきり言って効果はないでしょう。
文字数やキーワード数を意識するよりは、まず内容です。
内容が良い=文字数・キーワード数が多いということではないということを考えてください。
自分で書くにしても発注するにしても重要なポイントです。
コンテンツマーケティングは焦らず確実に行う
コンテンツマーケティングは長期的な利益をもたらします。
あまり短絡的にならずに、確実に行っていくことが求められます。
コンテンツが誰のために存在しているかを考えて丁寧に製作していきましょう。
大事なことは、
- 誰が求めているか
- 誰が探しているか
- 何を求めているか
- 何が必要であるか
ということです。
記事制作に関する大まかな流れの一例を紹介してきましたが、様々なルーティンが考えられます。
今回ご紹介した流れは、
- 目的の設定
- キーワードの設定・調査
- 質の目安の設定
- 作成
が大まかな流れになります。
記事は公開してから、反応や状況を見て改修や追記などを行うこともできますので公開した後もしっかりと管理するようにしましょう。