これからも評価されるためのアフィリエイトサイトの考え方
投稿日:2018/01/19 (更新日:)
Googleの評価を考えるうえで、サイトの質や情報の正確性・信頼性・独自性をより重要視している傾向が強くあります。
どのようなサイトでも当てはまることではありますが、アフィリエイトサイトの場合より強く意識しておかなければ、今後は苦戦する可能性があります。
アフィリエイトで取り扱うジャンルでも影響がある
2017年12月6日にGoogleの公式ブログで発表された、「医療や健康に関連する検索結果の改善について」から端を発して今後は他のジャンルも同様のアップデートが行われる可能性が高まりました。
医療と健康に関するジャンルを取り扱っていたアフィリエイターはダメージを受けたという声がネットやSNS上でも見受けられます。
また、上記のアップデートはアフィリエイトサイトだけでなくECサイトや口コミサイト、情報サイトなど医療と健康に関するサイトの多くに影響を及ぼしています。
口コミなどは、どうなる?
アフィリエイトサイトには、口コミを載せているサイトが多く見受けられます。
意外と、口コミが購入の後押しになることが多いからです。
個人的な感覚では、口コミなどをうがった見方をしてしまい、むしろ胡散臭いと感じることも多々ありますが、有効な手段として口コミを用いるサイトは多いです。
ですが、口コミは信頼性や正確性といった点では非常に劣ってしまう情報ともいえます。
また、本当の口コミかどうかも怪しいサイトもあり、口コミ自体に信憑性が低いうえにより疑わしいサイトになってしまっているということもあります。
このような、口コミがメインになっているアフィリエイトサイトは信頼性が高く有益な情報を優位にしたいと考えているGoogleからしてみれば、評価は低くなると考えられます。
情報の客観性は必要
すべてのアフィリエイターに専門的な知識があったり、独自の研究が行えるわけではありません。
もちろん、専門知識や独自情報を用いるのは有益です。
情報の信頼性を高めるためには、客観的事実、客観的な情報を記載することを意識したほうがいいかもしれません。
個人的な意見より、大勢の意見の方が正解、不正解かは別として信頼されやすいということがあります。
扱う内容によっては、主観性より客観性を意識して作成したほうがいいでしょう。
ユーザーに付加価値がないアフィリエイトサイトはダメ
Googleの品質に関するガイドラインの「アフィリエイトプログラム」にアフィリエイトに対して良くない例が記載されていますので引用して紹介します。
アフィリエイトサイトに限らず、ユーザーに価値を与えないサイトをGoogleは評価しませんし排除したいと考えています。
内容の薄いアフィリエイトサイトコンテンツ
すべてのアフィリエイトサイトが内容が薄いサイトと言うわけではないということをGoogleも発言しています。
ですが、以下のようなサイトコンテンツしかなければ、内容の薄いサイトと判断されてしまうでしょう。
商品アフィリエイト リンクを含むページで、商品の説明とレビューを元の販売者から直接コピーし、独自のコンテンツや付加価値を加えることなくそのまま掲載しているもの。
サイトの大部分がアフィリエーションで構成され、独自のコンテンツやユーザーへの付加価値がごくわずかしか含まれていない商品アフィリエーションのページ。
このようなサイトやコンテンツは、ユーザーの利便性などに役立つサイトではないと判断されてしまいます。
正しい情報を載せて入るかもしれませんが、どこにでもある情報だけを載せていても評価はされません。
かといって主観的過ぎたり、偏った意見や感想ばかりを並べていても価値がある情報とは言えません。
商品等の詳細情報に独自情報を追加して価値を高めていく必要がありますが、情報の客観性、正確性、信憑性なども意識をしなければならないでしょう。
アフィリエイトの為だけのサイトがNG
アフィリエイトで収益を得たいと考えているのだから、アフィリエイトが目的になってしまうのは仕方がありません。
ですが、サイトの機能としてアフィリエイトリンクがあるだけのサイトやページになってしまわないようにしましょう。
アフィリエイトリンクがなくても、価値があるサイト、利用できるサイトであることがアフィリエイトサイトに質を考えるうえで大事になります。
YMYLに関わるなら責任を持つべき
YMYLとは「Your Money or Your Life」のことで、お金や生活、人生に関わる内容を取り扱うサイトに対してGoogleが設定している項目になります。
YMYLに関わるサイトに対しては、より厳しい目でチェックされていると考えておきましょう。
また、責任を伴うべき内容であり法律を守る義務があります。
アフィリエイトの案件はYMYLに強く結びつきがありますし、アフィリエイトという行為自体がYMYLに関係していると言えるでしょう。
価値があるアフィリエイトサイトにするには
アフィリエイトサイトに価値を持たすのも、通常のサイトやブログに価値を持たすのも基本的には、行うことに違いはありません。
アフィリエイトをしているしていないに関わらず、ユーザーに価値がないサイトは評価されません。
ターゲット層や扱うジャンルによって、サイトに訪れる人や数は異なってきますが、設定したターゲットユーザーを満足させられるサイトでなければいけません。
ユーザーを満足させられていないサイトは、Googleから評価もされませんしアフィリエイトの成果も高まりにくいでしょう。
サイト内容の充実化
他のアフィリエイトサイトとの最大の差別化を図るには、コンテンツの充実です。
商品やサービスの紹介だけでなく、より深い情報や購入前や後に気になる点やメリット・デメリットを様々な角度から考察してみましょう。
レビューは、主観的な面も出てしまいますが実際のユーザーからの意見や個人的な感想は、購入する際の参考になります。
根拠や情報を掲載する際は、引用元や参考文献を明示したり、個人的見解の場合はお断り書きをしておくなど、誤解を与えないような工夫を行いましょう。
初期投資で差をつける
サイトは運用を継続していくことで、被リンクやソーシャルシグナルの獲得、コンテンツなどの作成・改修をして価値を高めていくことができます。
ですが、サイト運用前の初期投資で価値を高めやすくし有利に運ぶ方法もあります。
例えば、
などに、初期投資してみるのもアリです。
中古ドメインは、運用の効率化や時間短縮に優れており成果を求められるアフィリエイトサイトに適しています。
また、賢威などに代表される有料テンプレートを利用することで細かいですが、必須要素であるSEOが施されたサイトの土台を手に入れることができ、コンテンツの作成などにより注力できサイトの価値の向上に繋がります。
内部対策が済んでいるテンプレートを土台に、サイト内容にあったデザインや機能性を加えてオリジナルのものにしていければより効果的です。
サイト運用を通して、コンテンツも改善や追加は必要になります。
テンプレートやデザインもよりユーザビリティに優れたものに変更していくことも視野に入れておきましょう。
実際に、運用を開始してから気がつくことも多いですし、ユーザーの反応や要望を取り入れてみることも必要になります。
初期投資をしたサイトを運用を通して、更なる価値の向上を目指していけばアフィリエイトサイトとして理想的になり成果も高まるでしょう。