強調スニペットとは?【検索上位への出し方と非表示の設定方法5選】
投稿日:2021/11/09 (更新日:)
- 強調スニペットとは?
- 強調スニペットの5種類の表示パターン
- 強調スニペットのメリットとデメリット
- 強調スニペットの検索上位への出し方5選
- 強調スニペットを非表示にする設定方法
- 強調スニペットの影響と注意点
- 強調スニペットの表示を目指そう
Googleの検索結果(自然検索結果)の最上部に、検索クエリに対する回答が簡潔に表示されます。
この表示を「強調スニペット」といい、検索ユーザーにとってページにアクセスすることなく検索結果上で必要な情報を得られるのでとても便利です。
サイト作成者にとっても、検索結果の1ページ目の最上部に表示されるためトラフィック面でメリットがあります。
今回は、上記のような疑問を抱いている人に向けて、強調スニペットの検索上位への出し方と非表示の設定方法5選をまとめています。
ページで上位表示や協調スニペットの表示を狙う中級〜上級Web製作者におすすめのコラム記事となっておりますので、ぜひ参考にしてください。
強調スニペットとは?
強調スニペットとは、Google検索で検索ユーザーの利便性を目的として知りたい情報が検索結果の最上部に簡潔に表示される枠や仕組みのことです。
強調スニペットは、Googleクローラーによって検索ユーザーの回答として最適な情報が記載されているページから表示されます。
強調スニペットには、ページの「タイトル」「リンク」「URL」も表示されるため、トラフィックの増加にも期待大です。
強調スニペットは全ての検索クエリで表示されるわけではなく、検索窓に質問形式で入力された検索結果で表示されやすい傾向があります。
ここで、検索結果の上部に表示される「ナレッジパネル」と「強調スニペット」にどのような違いがあるのかと疑問を持つ人も多いはずです。
また「強調スニペットとSEOの関連性」に関しても多くの人が知りたい情報であるため、以下でくわしく解説していきます。
ナレッジパネルとの違い
「強調スニペット」と「ナレッジパネル」の違いは、表示する情報元と表示枠の場所が異なることです。
ナレッジパネルとは、Googleの「ナレッジグラフ」という情報ボックス内の情報に基づくある特定の内容を簡易的に確認できる表示枠をいいます。
そして、ナレッジパネルの表示は検索結果の右側です。
ちなみに、ナレッジグラフには「人・場所・物事など」の何十億もの事実に関するデータベースがあらかじめ収納されています。
※参考:ナレッジパネルについて
一方で、強調スニペットはGoogleクローラーが「ページ」の中から最適な回答を選択し表示します。
そして強調スニペットの表示は、検索結果の最上部です。
このように「強調スニペット」と「ナレッジパネル」は表示する情報元と表示枠の場所が異なります。
しかし、検索ユーザーにとっては疑問や知りたい情報が検索結果上に簡易的に表示されるという意味ではほぼ同じ役割です。
強調スニペットとSEOの関係性
強調スニペットとSEOの関連性は非常に高いといえます。
ただし、強調スニペットの表示条件をGoogleは明確に公表していません。
ご自分のページを強調スニペットとして設定することはできません。ユーザーの検索リクエストに対して、ページの内容が強調スニペットにふさわしいと Google のシステムが判断すれば、上位に表示されます。
引用元:https://developers.google.com/search/docs/advanced/appearance/featured-snippets?hl=ja
また分析ツール「Ahrefs」の調査で強調スニペットは、以下のようなデータが得られています。
- 99.58%が検索結果の1ページ目にあるページから選ばれている
- SEOで1位のページからアクセスを盗んでいる
※参考:Ahrefs’ Study Of 2 Million Featured Snippets: 10 Important Takeaways
つまり、SEOで評価を得て上位表示されているページほど、強調スニペットに表示されやすい傾向にあるということです。
そして、強調スニペットに表示された際のアクセス数やクリック数に関しては、SEOで1位のページから盗んでいるというおもしろいデータが得られています。
また、強調スニペット自体のクリック率は全体的にみると下がる傾向にあるようです。
この結果は、強調スニペットには検索ユーザーの疑問や知りたいことの回答が表示されているためです。
検索ユーザーが問題を解決または解消できればアクセス(クリック)する必要がなくなります。
ここで、アクセスを目的としたページの場合強調スニペットに表示されるよりも、検索結果で上位表示されたほうが有利なのではないかと思う人もいるはずです。
さらに、強調スニペットに表示されたページは検索結果の1ページ目に表示されなくなります。
以上のように思う人に向けて、次章の「強調スニペットを非表示にする設定方法」や「強調スニペットの影響と注意点」についてまとめていますので確認しましょう。
強調スニペットの5種類の表示パターン
強調スニペットの表示パターンは、主に以下の5種類あります。
- 画像と文章
- 表
- リスト
- 動画
- その他
それぞれの表示パターンについて、くわしく解説します。
1.画像と文章
強調スニペットが「画像と文章」で表示されるのが最も多いパターンです。
ある用語や物事を検索する場合に多く見られます。
ページの段落タグ(pタグ)を設定したテキストの説明文が記載されており、加えてテキストの付近に画像が表示されているケースが多いです。
また、見出しタグを設定した小見出しなどが表示されることもあります。
小見出しは番号が振られリスト表示されていることが多いため、番号が手順のような流れで回答として表示される場合もあるのです。
画像に関しては、表示されているテキストのページ以外の画像も表示されることがあります。
2.表
検索クエリの回答が複数の視点での比較が必要な場合、強調スニペットが「表」形式で表示されやすい傾向にあります。
この場合、ページ内のtableタグを設定したテキストが表形式で表示されることが多いです。
また、強調スニペットに表示される表の内容を含んでいる見出しの見出しタグを設定されているテキストが、表の下部に表示されます。
表示される列数は3列で、行数は4行です。
それ以上の行数がある場合「他◯行」のように残りの行数を示すテキストアンカーが表示されます。
3.リスト
検索クエリの回答が複数ある、または手順による回答が必要な場合は、強調スニペットが「リスト」形式で表示されやすい傾向にあります。
この場合、ページ内のリストタグ(ol・ul・liタグ )を設定したテキストがリスト形式で表示されることが多いです。
また、強調スニペットに表示されるリストのタイトルや内容を表すテキストがリストの上部に表示されます。
このテキストは、ページ内の見出しタグやpタグが設定されているテキストから最適なものが選定される傾向があるようです。
強調スニペットのリスト表示は、画像もあわせて表示されることがあり、表示されたページ以外の画像が表示されることもあります。
4.動画
検索クエリが曲名やアーティスト名などの場合、強調スニペットが「動画」で表示されやすい傾向にあります。
動画はYouTubeの投稿から選定され、表示内容は動画サムネイルとタイトルです。
動画サムネイルとタイトル表示の下部またはサイドに「歌詞」「配信中」「他の人はこちらも検索」など、動画に関する情報もあわせて表示されることがあります。
「歌詞」には、該当動画の歌詞の一部と残りの歌詞をみるための「もっと見る」というテキストアンカー、そして提供元情報が表示されます。
「配信中」には、該当動画が配信されている音楽アプリが表示されます。
「他の人はこちらも検索」には、YouTube上で該当動画を視聴している人が見ている傾向にある他の動画が表示されます。
5.その他
強調スニペットの主な表示パターンは、これまでに紹介した「画像と文章」「表」「リスト」「動画」です。
しかし、その他にも特別な表示がされる場合もあります。
たとえば「天気」「時刻表示」「数量」などの回答などです。
「天気」に関する表示は、検索クエリに「場所+天気」などで検索をした場合に表示されやすい傾向があります。
天気の強調スニペット表示は「ウェザーニュース」の情報が表示されます。
現在時刻から現在時刻から3時間毎の気温や降水確率や風速の情報が見られるのでとても便利です。
また、1週間の天気予報も確認できます。
「時刻表示」に関する表示は、検索クエリに「公共交通機関の時刻」や「映画上映時刻」などで検索をした場合に表示されやすい傾向があります。
時刻表示の強調スニペット表示は、現在地付近に停留場や映画館があることを考慮した上で情報が表示されます。
時刻表示は、より詳しい情報を検索クエリに入力して検索する必要があるため、強調スニペットに表示されないことも多くあるのが現状です。
「数量」に関する表示は、検索クエリに「数量+単位」などで検索をした場合に表示されやすい傾向があります。
たとえば「1円 何ドル」や「1畳 平米」や「〇〇 英訳」などです。
このような強調スニペットは、数量や単位を入力または選択するなどして新たに情報を得られます。
その他にも、さまざまな強調スニペットの表示種類があり、中にはご自身のページ作成のヒントとなるものもあるかもしれないので、ぜひチェックしてみましょう。
強調スニペットのメリットとデメリット
強調スニペットのメリットとデメリットについてまとめています。
強調スニペットのメリットとデメリットを把握して、必要があれば前章の「強調スニペットを非表示にする設定方法」を用いて対策しましょう。
強調スニペットのメリット
強調スニペットのメリットは以下の通りです。
- ページが認知されやすい
- ユーザーがアクセスしやすい
- Googleからの評価を受けている証
強調スニペットに選定されると、検索結果の最上部の見やすい位置に表示されるため、ページが認知されやすくなり知名度を得られます。
また、比較的ユーザーがアクセスやクリックしやすい表示になっているため、一定のアクセスに期待大です。
そして、強調スニペットに選定されるということはGoogleから正しく評価を受けている証といえます。
強調スニペットのデメリット
強調スニペットのデメリットは以下の通りです。
- 検索結果に表示されなくなる
- アクセス(クリック)数の増加に向かない
- 検索順位が1位のページよりもアクセスが少ない
強調スニペットに選定されると、検索結果の1ページ目(10位以内)に表示されなくなります。
そして、強調スニペットは検索ユーザーがページにアクセスやクリックをすることなく、検索結果上で疑問や問題を解決するために表示されています。
そのため、ユーザーに認知される割にアクセス(クリック)数の増加に向かないというデータもあるのです。
また分析ツール「Ahrefs」の調査(※)で、強調スニペットはSEOで1位のページからアクセスを盗んでいるというデータが得られています。
※参考:Ahrefs’ Study Of 2 Million Featured Snippets: 10 Important Takeaways
Ahrefsの調査データによれば、強調スニペットは検索順位が1位のページよりも上部に位置しているにも関わらずアクセスが少ないのです。
「強調スニペットに表示されること」と「検索結果で上位表示されること」で、どちらが有利かについては各Web製作者により様々です。
上記のようなデータ結果を考慮しながら、ご自身のページが「強調スニペット」と「検索結果」のどちらに表示させるかを決めましょう。
強調スニペットの検索上位への出し方5選
強調スニペットの検索上位への出し方5選は以下の通りです。
- 検索結果で上位表示させる
- すでに検索結果が1位のページを適正化する
- 検索クエリに対する回答を簡潔に記述する
- クローラビリティを考慮した適切なHTMLマークアップ
- 既存の強調スニペットの傾向を分析
以上の5つに関して、くわしく解説していきます。
検索結果で上位表示させる
強調スニペットに表示されるためには、大前提として「検索結果で上位表示させる」必要があります。
前章「強調スニペットとは?」の「強調スニペットとSEOの関係性」で少し触れたように、強調スニペットの99.58%が検索結果の1ページ目(10位以内)から選定されています。
したがって、強調スニペットに表示させたいページが現在どの順位に位置しているかを把握し、対策しなければいけません。
上位表示のページのレベルが高いと、上位表示させるのに大きな労力が必要です。
はじめは競合ページのレベルが高いキーワードを避け、上位を狙えるキーワードを探してみましょう。
すでに検索結果が1位のページを適正化する
先述の通り、強調スニペットの99.58%が検索結果の1ページ目(10位以内)にランクインしています。
新規作成するページを検索結果の1ページ目(10位以内)にランクインさせるには、時間と労力がかかります。
そのため、すでにあるキーワードの検索結果が1位のページがある場合は、まずはそのページが強調スニペットに表示されるための適正化を施しましょう。
次に説明する、
- 「検索クエリに対する回答を簡潔に記述する」
- 「クローラビリティを考慮した適切なHTMLマークアップ」
- 「存の強調スニペットの傾向を分析」
を対策し、ページを適正化してみてください。
検索クエリに対する回答を簡潔に記述する
検索クエリに対する回答を簡潔に記述することで、強調スニペットへの表示を狙いましょう。
強調スニペットの目的は、検索ユーザーがページにアクセス(クリック)することなく、検索結果上で疑問や問題を解消することです。
そして、強調スニペットの表示枠には限りがあります。
つまり、ユーザーが入力する検索クエリに対する答えをあらかじめ正確に理解した上で、表示枠に収まるように簡潔にまとめることが大切です。
しかし、ユーザーの検索意図を正確に理解することは簡単ではありません。
実際に、強調スニペットに表示させたい検索クエリに対する回答とはことなる、またはズレているページが多くあります。
ご自身がWeb上で検索して疑問を解消しようとする際に、見当違いの回答が記載されているページにアクセスすることもあるはずです。
そのようなページが、強調スニペットに表示される可能性は低いため、常に検索ユーザーの目線に立ちページを作成するようにしましょう。
クローラビリティを考慮した適切なHTMLマークアップ
強調スニペットに表示されるためには「クローラビリティを考慮した適切なHTMLマークアップ」が必要です。
前章の「強調スニペットの5種類の表示パターン」で紹介したように、強調スニペットへの表示は、以下のようなHTML(HyperText Markup Language)タグでマークアップされたテキストが多く選定されています。
- pタグ
- tableタグ
- 見出しタグ(hタグ)
- リストタグ(ol/ul/liタグ)
このようなHTMLタグを適切にマークアップすることで、検索クエリに対する回答を含んでいるページ情報(HTMLソースコード)をGoogleクローラーへ伝えられます。
その結果、適切にHTMLタグでマークアップされたクローラビリティが高いページが強調スニペットに表示されやすくなるのです。
HTMLタグをマークアップしていないページからも強調スニペットに表示されることはあります。
しかし、HTMLタグを適正化してクローラビリティを向上させることは、検索結果の1ページ目を狙うためにも必要なことです。
遅かれ早かれ、HTMLタグの適正化を行うのであれば、必要性に気づいたときに対策を施しましょう。
既存の強調スニペットの傾向を分析
強調スニペットに表示されるためには、既存の傾向を分析するのが最も効率が良い方法です。
また、大前提としてGoogleのポリシーに準拠する必要もあります。
- 危険なコンテンツ
- 不正行為
- ハラスメント コンテンツ
- ヘイト コンテンツ
- 操作されたメディア
- 医療のコンテンツ
- 露骨な性的描写を含むコンテンツ
- テロに関するコンテンツ
- 暴力や残虐行為
- 下品な言葉や冒とく的表現
引用元:https://support.google.com/websearch/answer/9351707
既存の強調スニペットの傾向を分析する際に確認するポイントは以下の2点です。
- 狙うキーワードで表示されている傾向を確認
- 表示されているコンテンツの確認
まず、狙うキーワードで表示されている傾向を確認します。
以下は、既存の強調スニペットの傾向の例です。
- 表示形式の傾向(リスト形式が多く採用されているなど)
- 選定された文章の文字数の傾向(300文字前後が多い)
- 「質問」と「回答」が同一ページにある
- 検索クエリの回答が見出しの下部に記載されている
- 検索クエリの回答と関連する画像が付近にある
以上のような傾向を分析して、積極的に適正化しましょう。
次に、表示されているコンテンツの確認についてです。
強調スニペットに表示されているコンテンツにも「質」の良し悪しがみられます。
これは、強調スニペットへの表示を狙って表示されているかどうかの違いです。
なかには、強調スニペットへの表示を狙っていないにも関わらず、表示されているケースもあります。
このような場合、既存のコンテンツよりも品質の高いコンテンツを作成し、かつ最適化することで強調スニペットの表示を獲得できる可能性が高いです。
また、検索クエリに対しての正確な回答ができていないコンテンツである場合も多くあります。
検索意図を明確に理解して、適切なコンテンツを作成し、強調スニペットへの表示を獲得しましょう。
強調スニペットを非表示にする設定方法
強調スニペットを非表示にする設定方法は以下の通りです。
- 「nosnippetタグ」を設定する方法
- 「data-nosnippetタグ」を設定する方法
- 「max-snippetタグ」を設定する方法
以上の3つの設置方法についてくわしく解説していきます。
「nosnippetタグ」を設定する方法
「nosnippetタグ」を設定することで、ページ全体の内容が強調スニペットに表示されなくなります。
ページ全体が強調スニペットへ表示されないようにしたい人は、下記をタグ内に設定してください。
nosnippetタグ
「data-nosnippetタグ」を設定する方法
「data-nosnippetタグ」を設定することで、特定のコンテンツが強調スニペットに表示されなくなります。
非表示にしたいコンテンツが強調スニペットへ表示されないようにしたい人は、下記を設定してください。
data-nosnippetタグ
非表示にするコンテンツ
「max-snippetタグ」を設定する方法
「max-snippetタグ」を設定することで、強調スニペットに表示される文字数を制限できます。
使用例としては、通常のスニペットとして最低限の文字数を表示させたいが、強調スニペットには表示させたくない場合などです。
仮に、文字数制限を10字にすると、ページ内に10文字以下の回答がない場合は強調スニペットに採用されにくくなります。
強調スニペットへの表示に文字数の制限を指定したい人は、下記をタグ内に設定してください。
max-snippetタグ(10文字以下に制限する場合)
強調スニペットの影響と注意点
強調スニペットの影響と注意点について、以下の3つについてまとめています。
- 強調スニペットがクリック率に及ぼす影響
- 検索結果の1ページ目に表示されなくなる
- 強調スニペットの入れ替わりの早さ
それぞれについてくわしく見ていきましょう。
強調スニペットがクリック率に及ぼす影響
強調スニペットがクリック率に及ぼす影響をあらかじめ認知しておく必要があります。
強調スニペットは、Googleが目標としているユーザーに対して「早く」「わかりやすく」情報を提供するという目的で表示されます。
そのため、強調スニペットに選定されたページは、検索結果の最上部に位置している割にクリックされにくいのが現状です。
分析ツール「Ahrefs」の調査で以下のようなデータがあります。
通常検索1位と強調スニペットのクリック率
- 通常検索1位:26%
- 強調スニペット:8.6%
- 強調スニペットの下(2位):19.6%
※参考:Ahrefs’ Study Of 2 Million Featured Snippets: 10 Important Takeaways
上記のデータは、強調スニペットのクリックが通常検索1位のページのクリックを盗んでいる可能性があることを示しています。
したがって、ページの運営目的によっては上記のクリック率に関するデータを認知しておく必要があります。
検索結果の1ページ目に表示されなくなる
強調スニペットに選定されると、検索結果の1ページ目(10位以内)に表示されなくなることをあらかじめ認知しておきましょう。
強調スニペットは、表示位置が検索結果の最上部であるため露出は増します。
しかし、ユーザーによっては広告を嫌い上部にあるコンテンツを避ける傾向があるのです。
そのため、強調スニペットに表示される前後のトラフィック解析を行った上で、ご自身のページを強調スニペットに表示させるかを判断しましょう。
強調スニペットの入れ替わりの早さ
強調スニペットの入れ替わりの早さについてあらかじめ認知しておきましょう。
強調スニペットの入れ替わりは頻繁に行われます。
ユーザーにとって最適の回答を常に最新で表示させたいGoogleの意図も関係しています。
また、強調スニペットに選定されることでページの認知度は上がりますが、アクセス数が上がるかに関しては別問題です。
ですので、強調スニペットへの表示を目的としてページを作成するのはあまりおすすめしません。
検索ユーザーの利便性を追求することで、検索順位の1ページ目や強調スニペットへの表示を獲得できる、というイメージでページ作成をすると良い結果になるはずです。
強調スニペットの表示を目指そう
今回は、ページで上位表示や強調スニペットの表示を狙う中級〜上級Web製作者に向けて「強調スニペットの検索上位への出し方と非表示の設定方法5選」について解説しました。
内容をまとめると、
- 「強調スニペットの目的はユーザーの問題を早く解決すること」
- 「強調スニペットの傾向を解析して自身のページへ活かす」
- 「強調スニペットのメリットとデメリットをあらかじめ認知する」
- 「強調スニペットは必要に応じて非表示の対策を施す」
- 「強調スニペットがご自身のページの目的に沿う確認する」
強調スニペットへの表示は、Googleから正しく評価を得ている証拠です。
強調スニペットの目的のように、常に検索ユーザーの利便性を考えてページ作成をしましょう。