3C分析とは
投稿日:2016/12/02 (更新日:)
Customer:顧客、Competitor:競合、Company:自社、の3つの観点で自社の置かれた環境を把握し分析する経営戦略立案ツールのひとつです。
外部環境と内部環境を把握し分析することで自社の強みを見出し、今後の戦略に活かすためのフレームワーク(枠組み)です。
3C分析はWEBマーケティングにおいても応用されています。
3つの観点からの分析
絶対ではないですが、顧客(Customer)、競合(Competitor)、自社(Company)の順番に分析していくことをオススメします。
マーケティングにおいてはユーザー目線(顧客目線)が重要になるからです
Customer:顧客の分析
自社やクライアントがターゲットとしている顧客について分析をします。
どのような顧客層なのか、顧客がどのようなものを求めているのかを調べることでアプローチも変化してきます。
顧客について深く知ることは、どのようにすれば成果を出せるかということを考える基礎になります。
デプスインタビューやアンケートなど様々な調査を行い、ターゲットとなるユーザーの姿を把握していきましょう。
Competitor:競合の分析
競合についての分析は、Web上では検索エンジンで上位表示されているサイトや自分が行おうとしていることの類似サイトなどを調査します。
どのようなワードでの検索結果なのか、どのようなコンテンツやサービスが用意されているか、SNSの利用などの施策を行っているかを様々な角度から調査する必要があります。
競合からいかに市場や顧客を獲得するかという視点を持ちながら調査を行った上で、ユーザー目線で改めて確認して良いところや悪いところを洗い出しましょう。
Company:自社の分析
自社の分析は自分のサイトに置き換えて考えることができます。
これまで行った調査を踏まえ、それを意識しながら自社や自分のサイトの強みを分析していきます。
競合と比較したり、ユーザーから意見を聞いてみるのもいいでしょう。
この時も、ユーザー目線で分析していくことが重要です。
強みがわかれば、逆に弱みもわかってきます。
自社や自分のサイトのどこが良くて、どこが悪いかがわかれば、良いとこはより良く悪いところは改善していくポイントが明確になります。
事業戦略を見つけることが期待できる
3C分析は、ビジネスのフレームワークですが、Webサイトの運営に応用できます。
Webサイトの顧客層は誰か、ニーズは何なのか、購買決定への要因を導き出せます。
さらに、同じ分野のサイト運営を行っている競合サイトの対策、強み、弱みを理解することができます。
これらの分析結果を用いて今後のサイト運営の改善に繋げます。