トラストフロー/サイテーションフロー(TF/CF)とは
投稿日:2017/01/10 (更新日:)
トラストフロー(TF)、サイテーションフロー(CF)は被リンクやSEO分析ツールであるMajestic SEOが独自に定めているスコア、指標になります。
どちらも、サイト分析やドメインを調査する上で重要な指標になります。
Majestic公式の解説動画
トラストフロー(TF)について
トラストフローは、サイトに張られているリンクの質を示す指標です。
この指標は1~100までの数値で表され、信頼度の高いサイトからの被リンクの割合が多いほど値が高くなります。
トラストフローとサイテーションフローはふたつで一組のデータと考えることができます。
SEO対策において、自サイトの影響力と質を見比べて判定する際に役立ちます。
ふたつのデータは、Majestic SEOの独自分析プログラムであるフローメトリクスアルゴリズムによって決定されています。
どちらの数値も、URLやドメインを入力することでMajestic SEOのサマリーのページに表示されます。
サイテーションフロー(CF)について
サイテーションフローは、トラストフローに対しサイトの影響力を表す指標になります。
主にサイトに張られているリンクの数により値が決められています。
こちらも、1~100までの数値で表され、値が大きければサイトの影響力が強いと考えることができます。
Majestic SEOのフローメトリクスアルゴリズムでは、Web全体を相対的な基準で見て判断しています。
競争者の少ないマイナーなカテゴリーであっても、メジャーなカテゴリーと同じように客観的な指標を得ることができます。
どのように利用することができる?
自分のサイトや競合サイトのSEO対策の評価の目安にすることができます。
トラストフローとサイテーションフローの数値により、基準や目安、目標設定も可能でしょう。
数値だけを意識し過ぎてもいけませんが、サイトに異変が起きた場合ツールから原因を予測できる可能性があります。
定期的なサイトのチェックを怠らないようにしましょう。
TF&CFのバランスが重要
サイテーションフローばかりが高い場合は信用度の低いサイトからの被リンクや質の低いリンクが多いのかもしれません。
サイテーションフローだけが高い場合は、SEOの質は低いと考えることもできます。
また、トラストフローばかりが高過ぎてもSEOはまだ発展段階にあり成功していないと考えられます。
キーワードによる分析も可能
Majestic SEOはURLやドメインだけでなくキーワードによる分析も可能になっています。
キーワードに関連したサイトがどの程度の影響力を持っているか、トラストフローをどれくらい獲得しているかを調べることが可能です。
様々なサイトのデータを比較すれば、それぞれのSEOにどのような違いがあるか分析できます。
トラストフローとサイテーションフローを調査することで、自サイトがWeb全体でどのような立ち位置にいるのかを把握することができます。
中古ドメインの分析に
中古ドメインの分析にもMajesticSEOは活用できます。
トラストフローとサイテーションフローの確認は勿論ですが、様々な角度から調査が可能で非常に有用です。
スコアだけで見抜けるほど簡単ではありませんが、中古ドメインを調べるのにも利用できます。
TFとCF以外も加味した独自の査定
アクセス中古ドメインはMajesticSEOのトラストフロー、サイテーションフロー、はもちろんそれ以外のデータも加味して査定しています。
また、MajesticSEO以外の様々なツールも用いてデータを分析しています。
Googleが行う手動ペナルティの確認も事前にしており、品質の高い中古ドメインを提供していきます。