ホワイトハットSEO(ホワイトハット)とは
投稿日:2017/02/09 (更新日:)
ブラックハットSEOと対になるのが、ホワイトハットSEOです。
ですが、ブラックハットSEOの手法を行っていなければ、ホワイトハットSEOを行っていると果たして言えるのでしょうか。
ホワイトハットSEO
ホワイトハットSEOは、ブラックハットSEOとは違い、Googleが定める品質に関するガイドラインに添ったSEOのことです。
Googleガイドラインに沿ったサイト運用やSEO対策をしていればGoogleペナルティのリスクはありません。
また、コンテンツSEOの重要度が上がり、コンテンツの質を高めることでの上位表示も可能になり従来行われていたSEO対策の縮小やリスクを伴うブラックな手法を用いらないという考え方も広まってきています。
Googleはサイトを適切に評価したいだけ
ホワイトハットSEO(ウェブマスター向けガイドラインに違反しないSEO)は多くの場合、サイトの使い勝手の改善や、素晴らしいコンテンツ作成の助長、サイト表示の高速化など、ユーザーと検索エンジンの両方に良い効果をもたらします。
また、優れた検索エンジン最適化はマーケティング的視点でも見ても非常に有効であることが多いのではないでしょうか。
サイトをより魅力的にするような方法、工夫を考えることは検索エンジンにも、ソーシャルメディアにも非常に有効です。
良質なサイトを制作することは、しばしばウェブ上のサイトの評判を向上させ、その結果より多くのサイトからのリンクの獲得や、多くのユーザーのサイト訪問をもたらすでしょう。
Googleはウェブスパム手法を日々発見し、ランキングを適切に提供するための改善を行っています。
目先の結果に囚われずに、適切なSEOやユーザーに向けたサイト運用や情報、サービスの提供を心掛けましょう。
SEO対策自体を否定しているわけではなく、やり方の問題です。
また、SEO対策を行う価値があるサイトであるのかという基本的なサイトのクオリティを考える必要もあるでしょう。
当たり前の作業を繰り返す
ホワイトハットもブラックハットも目指すべき目的は同じです。
そこまでのプロセスや方法に違いがあるだけです。
- Googleが重要としている要素
- 検索順位に影響を及ぼす要素
- サイト自体の質を高める
というところには共通点があります。
ただ、ホワイトハットは手法というよりは当たり前のことを確実に誠実に行っているだけと言うことができます。
適切な制作、運用環境
しっかりとした作成環境や運用環境を持ち、正しいサイト構築、サイト運用が必要です。
検索エンジンの隙をつくことではなく、質やユーザーを意識する必要があります。
良質なコンテンツの制作
コンテンツが重要視されていますが、ただ無暗にコンテンツを増やすことが良いわけではありません。
質の低いコンテンツを量産してしまえばペナルティ対象になります。
質の良いコンテンツの制作を心がけましょう。
自然な被リンクの獲得
被リンクの効果は今でも重要です。
被リンクを集めないという選択はしないほうが良いでしょう。
問題は、その集め方です。
良いコンテンツには自然と被リンクが集まります。
リスクのある集め方は避け、適切な方法で被リンク獲得を目指しましょう。
また、定期的な被リンクの見直しや質の低い被リンクや悪意のある被リンクを発見し対処することも求められるでしょう。
継続的な運用と改善
継続的な運用と改善を行うことが必要です。
一度、何かをするだけで完璧になるなんてことは稀です。
また、WEBやそれを取り巻く状況は日々変化しているので、継続的な運用と改善を繰り返して成果を得ましょう。
思い込みや偏った考えはしない
ホワイトハットだから、中古ドメインは使わない、被リンクを集めない、コンテンツをとにかく量産する、などの偏った対策や考え方は危険です。
サイトの状況に応じて必要なSEO対策を行うのが最善です。
ブラックな手法はリスクがあり推奨は出来ませんが、中には効果があって上手くできるのなら行ってもいい手法もあるからです。
ホワイトハットSEOに何を求めるのか
ホワイトハットSEOを行う場合、短期的な成果という面では実感することは難しいでしょう。
長期的な計画を練る必要があります。
また、実現したい目標に応じて様々な施策を用いることが重要です。ホワイトハットの手法は当たり前のことです。
多くのサイトが、既に行っていると考えておいたほうがいいSEO対策です。
そこから、検索上位表示を目指すには個人の努力や工夫が必要になります。