サイト種別から見る、中古ドメインの相性
投稿日:2017/03/29 (更新日:)
- 中古ドメインを使った経験があるサイト種別
- 結論から言います
- アフィリエイトサイトと中古ドメインの相性
- 中古ドメインを使うとココが違う!
- プロモーションサイトと中古ドメインの相性
- ECサイトと中古ドメインの相性
- コーポレートサイトと中古ドメインの相性
- サテライトサイトと中古ドメインの相性
- アクセス中古ドメインは品質重視
WEBサイトの種類は多くある中で、中古ドメインと相性が良いサイトの種類はどのようなものがあるのでしょうか。
様々なサイトの種類で中古ドメインを使ってきた経験から、サイト種別ごとに中古ドメインの相性についてレポートします。
中古ドメインを使った経験があるサイト種別
これらのジャンルで中古ドメインや日本語ドメインを使用したり、または新規ドメインを使用して来た経験から、自分なりに傾向が掴めてきました。
サイトのビジネスモデルや業種によって異なるので一概には言えませんが、経験してきたことを元に中古ドメインとの相性について考察します。
結論から言います
- ◎...アフィリエイトサイト
- 〇...プロモーションサイト
- △...ECサイト
- ✕...コーポレートサイト
- ◎...サテライトサイト
中古ドメインでの害があったわけではない
中古ドメインとの相性の度合いで表現するとこのような感じでした。
ただ、共通して言えることは良質な中古ドメインを使うことで、相性が悪いとされたサイト種別でも「害」はなかった、ということです。
あくまで×になったサイト種別であっても、SEO効果の感じ方が薄かったな、という感じです。
アフィリエイトサイトと中古ドメインの相性
相性がいいと感じていますので、「◎」としました。
理由はアフィリエイトは成果が求められるサイトで、その成果を上げるために中古ドメインはコスパの良い投資先になるからです。
コスト回収も考えなければいけない
中古ドメインを利用していないとしてもコストはかかります。
- 高負荷に耐えうるレンタルサーバー
- 記事外注費用
- デザイン外注費用
などにも投資をしたり時間を割いたりすることでしょう。
これらのコスト回収をするために素早く成果を出したいと考えるのは当然です。
時間はかかります
制作したアフィリエイトサイトのリリースから1年間音沙汰無だと失敗してしまったと考える人もいると思います。
不安になり、これ以上コストをかけるか?、ロスカットを行うか?、悩むことでしょう。
長いスパンで考えている方や上級者の方なら大丈夫かもしれないですが、初心者の方はなるべく早く成果を出したいと思うことが多くあります。
中古ドメインで成果を早める
サイトを育てていくという行為は通常は早くても3か月から半年ほどは最低でも必要です。
また、コンテンツインの頻度もあげていく必要があります。
しかしながら、中古ドメインを活用(しっかりとしたコンテンツも必要)することでアフィリエイトサイトのスタートアップの加速が可能になります。
中古ドメインを使うとココが違う!
中古ドメインの利用でスタートアップ時の加速が違うと言いました。
さらに、コンテンツインしサイトをリリースした時の検索順位のスタート位置が全く違います。
また、各ページのインデックススピードが新規ドメインと比較して相当速いという点も特徴的です。
検索順位のスタート位置とインデックススピードに優れているということは、それだけ検索ユーザーの目に留まりやすくアフィリエイトの成果もあげやすくなる、ということです。
勘違いされやすい部分
中古ドメインを使うと検索順位を押し上げるなどと主張する方がいますが、私は少し考え方が異なります。
基本的にメインサイトで中古ドメインを使う場合、内部対策(マークアップやサイト構成)やコンテンツ(キーワード調査や文章量)がしっかりしていることが前提で中古ドメインを使うことを想定しています。
かなりサイトをしっかり作りこんでいても競合度合いによっては、上位表示されるまでに相当時間がかかったり埋もれてしまっている。
このような場合、中古ドメインを使うことで手助けができると考えます。
つまり、中古ドメイン自体の力でサイトのポテンシャルを超越した効果をもたらすわけではないということです。
プロモーションサイトと中古ドメインの相性
条件次第で相性が良い場合もあるので、「〇」としました。
プロモーションサイトというと幅が広いですが、何かのサービスの認知度を高めたり情報発信を行うサイトのことを指しています。
検索順位が重要なサイトである
プロモーションサイトは幅が広く、目的も多岐に渡るので評価はしにくいサイトです。
ですが、SEOによる検索順位は重要であるケースが多いので、中古ドメインは有効だと考えることができます。
プロモーションの目的による
ロングスパンでサイトをじっくり育てていきたい場合やブランドを認知させたい場合などは中古ドメインが不向きなケースもあります。
ドメイン名からもブランドを想起して貰いたいならば、新規で適切な文字列のドメインを取得したほうがいい場合もあるからです。
競合調査をしっかりやって、上位に食い込むことの難易度を考えて中古ドメインを活用するかしないか考えたほうがいいでしょう。
ECサイトと中古ドメインの相性
中古ドメインをECサイトに使うことを必須とは考えていないので、「△」としました。
ECサイトですから、商品詳細ページをどれだけSEO対策するかによって変わってきます。
扱う商品によって考える
「もしもトップセラー」などのように誰もが販売している商品をSEO対策したいのか、もしくは、自社でしか販売できないオリジナルな商品ページをSEO対策したいのか、はたまたオープンなサイトか、クローズなサイトか。
これらの要素によって中古ドメインの導入を決めますが、よほどの競合ECサイトやブランド化の必要がない限り、中古ドメインは不要と感じます。
ECサイトは数千ページ規模になるケースも珍しくなく、このような場合は中古ドメインの効果を出し続けながら運用するにはテクニックが必要だったりします。
コーポレートサイトと中古ドメインの相性
コーポレートサイトには中古ドメインは不要な場合が多いので、「✕」としました。
コーポレートサイトは通常、販促のメインに使ったり、集客のメインに使ったりするケースは少ないと考えられます。
とはいえ、検索順位で上位にいないと信用にも関わる場合もあるので、内部SEOを充実させることが大事です。
ドメイン名からの印象もある
ドメインの文字列からいろいろな印象を与える場合もあります。
名刺にURLを掲載したり、不信感を与えたりせぬよう、ドメイン名はサービス名、社名など適切に使用することを推奨します。
サテライトサイトと中古ドメインの相性
これまでにサイト種別の中でも最も相性が良いので、「◎」です。
サテライトサイトでの中古ドメイン活用こそが、真の意味でSEO効果を発揮できる可能性が高くなります。
サテライトサイトは多くの場合、複数サイトさらには数千にもなる数を保有し使う方もいます。
これらのすべてに「ドメイン名」が必要となり、SEO効果を高めるために中古ドメインへの投資を行います。
SEO効果を出せるサテライトサイトとは
SEO上で、権威のあるサイト、強いサイトからの被リンクを送ることのできるサテライトサイトがSEOで成果を出すサテライトです。
他にも多くの要因はありますが、つまり価値があるサイトです。
コンテンツがユーザーの役に立つこと、検索エンジンで検索してきた人の悩みを解消できるサイトとなります。
中古ドメインで底上げする
権威のあるコンテンツやエバーグリーンコンテンツをサテライトサイトの数だけ育て上げるというのはなかなかできることではなく、現実味に欠けます。
そこで、過去の運用時のバックリンク資産を保有する中古ドメインを導入することでサイトのドメインパワーを引き継ぎ、結果的に強力な発リンクを行うことが可能になるのです。
Googleがランキング決定において被リンク数や被リンクの質にも依存していることは間違いありません。
ですから被リンク対策は今日でも有用なSEO対策のひとつとなっています。
サイトもドメインも質が大事
ドメインパワーがあるからサテライトサイトの質は何でもいいという意見も聞きますが、当店の見解としては誤っていると判断しています。
誰も見ない、更新がされないようなサテライトサイトからのリンク価値はゼロに等しいどころか、ワードサラダのようなものを使うならばマイナス効果があると思って間違いないでしょう。
アクセス中古ドメインは品質重視
サイト同様に中古ドメインも品質が重要です
当店では、品質を重要視しており精査を重ねた上でラインナップしています。
事前に手動ペナルティはもちろん、SEO効果があるドメインを選定しています。
是非、ご利用をお待ちしております。