中古ドメインと併せてやっておきたいSEO対策5選
投稿日:2017/07/03 (更新日:)
- SEO対策に影響するHTTPS(SSL)
- WordPressテーマ・テンプレートでSEO対策
- モバイルフレンドリー・モバイルファースト
- titleタグは妥協せずに時間をかけよう
- 中古ドメイン×内部対策
中古ドメインの利用でSEO対策を行う際に併せて、やるべきSEO対策を考えていきましょう。
中古ドメインを効果的に活用することと同時に中古ドメイン以外のSEO対策をしっかりと行うことで安定した効果を生み出しやすくなります。
ひとつのSEO対策だけで終わらせずサイトに必要があると考えられるものは、状況に応じて取り入れていく必要があります。
SEO対策に影響するHTTPS(SSL)
サイトを常時SSL化することにより、安全なコンテンツであることを示すことができます。
サイトを暗号化することでHTTPSが表示され、安全なサイトであるとユーザーに認識されやすくなります。
SSL(Secure Sockets Layer)はSSLサーバ証明書という電子証明書を利用します。
また、SSLは現在はTLSと呼ばれています。
XSERVERでSSL化
多くの場合、利用しているサーバーが取り扱うSSLサービスを利用することになります。
XSERVERでは、無料独自SSL、オプション独自SSLの申し込みが可能になりWebサイトや利用しているCMSの常時SSL化を行えます。
常時SSL化の効果
常時SSL化を施すことにより以下のような効果があります。
- データ・情報の暗号化
- Cookieを含めた情報を守り、不正アクセスなどからサイトやユーザーを守ります。
- サイトの信頼性が高まる
- Google ChromeなどのブラウザはHTTPのサイトを危険、HTTPSのサイトを安全と区別していっています。
- SEO対策に効果
- 検索エンジンの評価の中で常時SSL化しているかも判断基準のひとつとしています。
常時SSL化しておくことで、ユーザーも安心して利用できるようになるため検索順位に関係なく導入を検討しておいたほうがいいかもしれません。
Googleも推奨している
GoogleもSSL化に関して発言をしていますので紹介します。
Google では過去数か月にわたり、Google のランキング アルゴリズムでのシグナルとして、暗号化された安全な接続をサイトで使用しているかを考慮に入れたテストを実施してきました。
この実験ではよい結果が得られているため、ユーザーがもっと安全にサイトを閲覧できるよう、すべてのサイト所有者の皆様に HTTP から HTTPS への切り替えをおすすめしたいと考えています。
Googleは安全にユーザーがサイトを閲覧できるように常時SSL化を推奨しています。
このランキングの変更は、グローバルでクエリの 1% 未満にしか影響しませんが、これから長い期間をかけて強化していきます。
全体的に見ると、このシグナルは良質なコンテンツであるといった、その他のシグナルほどウェイトは大きくありません。
HTTPS は、優れたユーザー エクスペリエンスを生み出す多くの要素のうちの 1 つです。
今後、より多くのウェブサイトで HTTPS が使用されることを期待しています。
ウェブの安全性をさらに強化しましょう。
常時SSL化はコンテンツの質にも影響し、検索順位を左右する要素になっていると言っています。
常時SSL化を行っただけで検索順位が飛躍的に向上するとは考えにくいですが、ユーザーやデータの安全性のためにも導入しておいたほうがいいでしょう。
また、常時SSL化が当たり前であるという傾向が強まってきています。
WordPressテーマ・テンプレートでSEO対策
WordPressを利用している場合の話にはなりますが、WordPressのメリットを最大限生かしてサイト運用やSEO対策を行うことも重要です。
WordPressは無料で使え、機能も豊富にあり簡単にサイトを持つことができるという点で初心者やアフィリエイターの方たちに多く利用されています。
有料テーマ・テンプレート導入の検討
有料にはなりますが手間をかけずにより高いSEO効果を求めているならば、WordPressで使える有料テーマやテンプレートを利用してみましょう。
有料テーマ・テンプレートでは「賢威」が有名ですので利用されている方も多いでしょう。
カスタマイズも簡単に行え、内部SEOにも強いテンプレートとして人気を集めています。
テンプレートだけですべてが好転するわけではありませんが、自身のサイトのデザインを変更したいと考えているならば有料テーマ・テンプレートの導入を検討してみてもいいかもしれません。
301リダイレクトでSEO対策
特に中古ドメインを利用している場合は、301リダイレクトを適切に行うことで更なるSEO効果を期待できます。
利用していない場合でもURLの変更などにより301リダイレクトは必要になります。
301リダイレクトを正しく行うことで、古いページの評価を新しいページに引き継がすことが可能になります。
順位操作や不自然なリダイレクトはペナルティ対象になりますので301リダイレクトは必要に応じて行うことをオススメします。
モバイルフレンドリー・モバイルファースト
スマホなどからインターネット使用やサイト閲覧を行うユーザーの数が飛躍的に増えています。
Googleもユーザーの変化に対応するためにモバイルに適したアルゴリズムに変更を加えて検索結果などの改善を行っています。
インターネットへのアクセスに携帯端末が使用されるケースが増えてきたため、Google のアルゴリズムもこうした使用状況への対応が必要となっています。
これまでにも、サイトを適切に設定するための変更、最新端末で表示可能にするための変更を行ってきました。
SEO対策を行ったりサイト運用を考えていく上でモバイルへの対応は無視できない存在になっています。
モバイルフレンドリー・モバイルファーストとは
モバイルフレンドリーとは、Googleのアルゴリズムになりスマートフォンなどでの閲覧に適したページかどうかで順位の引き上げや引き下げを行いました。
モバイルファーストとは、スマホなどのモバイルに適したサイトやデザイン、コンテンツを制作していくことを言います。
どちらも検索順位に影響を与えるため対応が求められます。
Googleはモバイルフレンドリーテストのサービスも提供していますので、確認しておくといいでしょう。
モバイルファーストインデックスへの変化
Googleは、PCサイトではなくスマホサイトを評価基準にすると発表しました。
将来的に Google のアルゴリズムはモバイル版のコンテンツを主に使用するようになります。
つまり、ページのランキングを決定したり、構造化データを理解したり、検索結果にスニペットを表示する際も、モバイル版のコンテンツが使用されるようになります。
もちろん、Google のインデックスがモバイル版のコンテンツで形成されるようになっても、デスクトップ端末かモバイル端末かに関わらず、すべてのユーザーに素晴らしい検索体験を提供し続ける点は変わりません。
今後は、スマホサイトのコンテンツが検索順位を左右する要素となります。
検索順位に関係なく、スマホからの利用が増えている点を考えてみてもモバイルファーストやモバイルフレンドリーをしっかりと行うことが求められます。
titleタグは妥協せずに時間をかけよう
タイトルは検索結果やブラウザのタブに表示され多くの眼に触れるものになりますのでしっかりと考えたほうがいいでしょう。
SNSでシェアされた際やソーシャルブックマークされた際も利用されるのでユーザーの興味を惹くようなキーワードや文章にすることで訪問のきっかけが増します。
SEOや検索順位にも影響
titleタグにキーワードやサイトに関連したわかりやすい文章を入れたことにより順位が上がったり、適切なキーワードでランクインしたりするという効果があります。
titleタグにキーワードを入れただけで順位が上がるというわけではありませんが、しっかりとしたコンテンツがありサイトもしっかりと運用しているのに今ひとつ順位が好転しない場合はタイトルを見直してみるのもいいかもしれません。
ユーザーの心理にも影響
タイトルを魅力的なものにすることができれば、ユーザーに好印象を与えることができます。
また、サイトにリンクが張られる際にアンカーテキストとして利用されることが多いので魅力的なタイトルであれば、集客効果も期待できます。
中古ドメイン×内部対策
質の高い中古ドメインを利用した上でしっかりとした内部対策やコンテンツSEOを行っていればリスクなく高いSEO効果をもたらすことでしょう。
地味な作業や細かい作業になり、効果もすぐに見えてこない面も内部対策やコンテンツSEOにはありますが、しっかりと行うことが最終的にはいい結果を生み出します。
また、時間がかかる内部対策やコンテンツSEOの効果を中古ドメインを利用している場合は早めてくれる可能性が高くなります。
SEO対策は積み重ねが大事になります。
いろいろなSEO対策の施策をすべて行えばいいわけでもなく、サイトの状況や環境の変化を考慮し適切なSEO対策を行うことが重要です。