中古ドメインから始めるSEO対策
投稿日:2017/06/09 (更新日:)
- SEO対策の初手は中古ドメインの利用から
- SEO対策に影響を与える中古ドメイン
- SEO対策は中古ドメインを利用していても重要
- SEO対策はコンテンツSEOに力を注ぐ
- SEO対策の基本、サイトをフレッシュな状態に保つ
- SEO対策での外部対策・被リンク対策
- SEO対策で検索順位が上がるとは限らない
- SEO対策やサイト改善に終わりはない
- SEO対策に特別なことは必要ない
SEO対策には中古ドメインを使えば効果があるんでしょ?、中古ドメインを使っているのに効果が出ないのですが…などの極端な声を耳にすることがあります。
また、中古ドメインはリスクがあるからダメだ、中古ドメインには効果がない、などの声も耳にします。
中古ドメインの利用は、数あるSEO対策の中のひとつに過ぎません。
これまで、中古ドメインを利用してきた経験から中古ドメインとSEO対策について考えていきます。
SEO対策の初手は中古ドメインの利用から
中古ドメインを利用することは、最初に行えるSEO対策ということができます。
初期投資として質の高い中古ドメインを手に入れておくことでサイトリリース前からSEO対策の一手を打っているということがいえるでしょう。
SEO対策の先手を打って何もしないでは意味がない
中古ドメインを利用してSEO対策の先手を打っていても、その後に適切なSEO対策をしなければ効果は出ません。
また、自身のサイトの質や競合やライバルサイトの強さ、市場の影響力を考えてサイト運用やSEO対策を行う必要があります。
中古ドメインの主なSEO効果
中古ドメインの利用で期待できるSEO効果は大まかなに以下になります。
が、あげられます。
主にサイトが検索エンジン評価をされるのにかかる時間を短縮する効果になります。
中古ドメインを利用することで3ヶ月から半年の時間を買うことができる可能性があり、この時間を無駄にしないで済むための投資と考えるだけでも魅力があります。
時間短縮の効果は中古ドメインを利用するだけでも発揮する場合がありますが、サイト全体のSEO対策やサイトを成功に導くためにはその他のSEO対策や適切なサイト運用が必要になります。
SEO対策に影響を与える中古ドメイン
中古ドメインを利用することで、今後のサイト運用やSEO対策に影響を与えます。
質の高い中古ドメインの場合、リスクはなくプラスの影響が大いに期待できます。
中古ドメインを利用してきた経験から、サイトのスタートダッシュの効果は高く実感してきましたが、サイト運用をしていく上でも好影響を感じることがあります。
中古ドメインは何でもよくない
中古ドメインであれば何でもいいなどの安易な考え方では、中古ドメインを利用していたとしても効果は出にくいでしょう。
中古ドメインの効果を左右する大きな要因は品質です。
品質を見抜く力が不足していることや品質が悪いものと一緒くたにされてリスクやマイナス面ばかりがクローズアップされている印象を受けます。
利用してきた経験から、品質が高い中古ドメインであれば、効果の大小はあれど中古ドメイン特有のリスクは感じられません。
また、SEO効果を求めるのなら目的に沿って正しい中古ドメインを選び、適切な利用とサイト運用、その他のSEO対策をしなければならないのは言うまでもありません。
中古ドメインの利用だけではSEO対策は十分ではないですが、中古ドメインすら正しく利用できていなければSEOを成功させることは難しいでしょう。
中古ドメインを正しく使えていますか?
中古ドメインを利用する際に、確認しておくべき点があります。
- 使っている中古ドメインの質はどうか
- サブドメイン判定などドメインを正しい運用で使えているか
- 301リダイレクトや過去のURL構造などを意識できているか
中古ドメインをただ利用するだけでも、効果が出ないこともありませんがより高い効果を生み出したいならしっかりとした中古ドメインを選び、目的に沿って正しく利用していかなければなりません。
運用するサイト内容や形態、市場や競合の影響力、自身のサイトのコンセプトなど総合的に考えて中古ドメインの利用自体が適切であるかも考えなければなりません。
様々な点を考慮して利用をすると判断したのならば、中古ドメインをまず適切に利用した上でサイト運用やSEO対策を開始し、改善を繰り返すことが重要になります。
SEO対策は中古ドメインを利用していても重要
中古ドメインを利用していてもSEO対策は必要です。
中古ドメインを利用していることで、SEO対策も効率的に進められる可能性が高まります。
中古ドメインを利用した上でSEO対策を行った場合、返ってくる結果や効果の反応が、早くなる可能性が高いというメリットなどがあります。
また、サイト作成中の場合はSEO対策を強く意識するというよりは、内容や構造、デザインやユーザビリティがしっかりとしたサイトを作成することを心掛けましょう。
SEO(Search Engine Optimization)は、検索エンジン最適化と言われますが検索エンジンについてサイト作成中に考えるより、作成中のサイトがユーザーのニーズに答えられるものであるかという意識が必要です。
ユーザーの意図とニーズからSEO対策を考える
ターゲットユーザーを選定し、ニーズを把握しなければなりません。
サイトのコンセプトやテーマを定めたら、自然とユーザーが絞り込まれてくるでしょう。
自身のサイトに訪れるユーザーに対してどのようなアクションを起こしてほしいのかを考えサイトの内容などを決めていきますが、この際に検索エンジンからの評価よりはユーザー目線で物事を考えたほうがいいでしょう。
SXOを強く意識したSEO対策
SXO(Search Experience Optimization)、検索体験最適化という考え方があります。
サイトリリース後もコンテンツやユーザビリティの追加や改善という面で必要な考え方ではありますが、サイトリリース前は、よりユーザーに焦点を絞っておいていいでしょう。
サイトを上位表示することを考えるのも重要ですが、サイトに訪れたユーザーにどのような感想を持たれるのかを先に考えておくことが必要です。
ユーザーを満足させられるサイトが用意できているのであれば、リリース直後は訪れてくれるユーザーは少ないでしょうが、訪れたユーザーを離さないで獲得できる可能性やサイトを宣伝してくれる可能性も高まるからです。
検索をして訪れたユーザーの体験を最適化できているかを考えてサイトを作成していくことで上位表示が実現した場合に安定した成果を残せることでしょう。
SEO対策はコンテンツSEOに力を注ぐ
サイトコンセプトやターゲットユーザーが定まったら、サイトのコンテンツを用意しなければなりません。
コンテンツSEOが重要視されてきていますが、コンテンツSEOが重要というよりはサイトのコンテンツが重要なのです。
サイト内のコンテンツをしっかりと作成していなければ、ユーザーを掴むことも満足させることもできないからです。
サイト形態によりますが、コンテンツSEOはサイトリリース前もリリース後も継続して行う必要があります。
記事コンテンツなどで集客を考えているサイトならば、コンテンツの価値がサイトの価値や評価に繋がると考えておきましょう。
キーワードを適切に洗い出す
コンテンツを作成する場合、キーワードの洗い出しは重要です。
キーワードに内包されている、ユーザーの意図や需要を考えて記事やコンテンツの内容を考えなければなりません。
キーワードの持つ検索ボリューム、競合の数や内容、自身のサイトとのマッチングなど様々な要素を考慮してキーワードを定めましょう。
ユーザーが満足できる内容を目指す
キーワードが定まったら記事などのコンテンツを作成していくことになります。
この際に、該当のキーワードでどのようなページやサイトが上位表示されているのかを確認し上位表示されているページより内容をより濃いものにするなどの工夫が必要です。
上位表示されているページより濃い内容であれば上位表示されるわけではありませんが、ユーザーが読んだ時に内容で劣っていると判断されては元も子もないので、上位表示されているページの内容より上回れるようにしっかりとしたコンテンツを作成したいところです。
SEO対策の基本、サイトをフレッシュな状態に保つ
サイトの状態には、気を配らなければなりません。
適切な運用をしているつもりでいても、外的要因でマイナスの影響が出ている可能性もあるからです。
また、自身のサイトの情報が古くなっていないかコンテンツを追加したりなどの更新を定期的にできているか、などもサイトの状態に影響を及ぼします。
ツールでサイトをチェックする
検索順位をキーワード毎に把握しておくなどもツールを利用して行っておきましょう。
ランクインしているページとキーワードを把握しておくことで、動きがあった場合の対応が楽になります。
被リンクもどのようなものが貼られているか定期的に確認しましょう。
Ahrefs、SEOMoz、MajesticSEOなどで被リンクの動きを確認しサイトに影響が出ている原因ではないか調べましょう。
被リンクにスパムや不適切なものがある場合、サーチコンソールでリンク否認をするなど対処やサイトのメンテナンスを行うことが必要です。
生きたサイトを心掛ける
サイトの更新を怠らないことも重要です。
長い間動きがないサイトは、ユーザーが離れていってしまう可能性もあるからです。
むやみやたらに更新すればいいわけではありませんが、放置されたサイトだと思われないように工夫が必要です。
記事などは定期的に追加や修正、加筆するなどでもいいでしょう。
サイト内で気になる点や改善したい点があれば、修正するだけでもサイトの状態のメンテナンスになります。
SEO対策での外部対策・被リンク対策
外部対策はコンテンツSEOと並行して行うべきものと、最後のひと押しとして最初から行うべきものではないものがあると考えています。
並行して行うべきなものはSNSの活用です。
最後のひと押しとして行ったほうが良いものは、サテライトサイトなどで行う被リンク対策になります。
SNSの活用
TwitterやFacebookなどのSNSでコンテンツや記事を拡散し情報を発信することは記事やコンテンツのリリースやサイトに動きがあった場合、同時進行で行うべきでしょう。
リアルタイムで情報が伝わる効果もありますし、ユーザー間での情報の共有や更なる情報の拡散に繋がるかもしれません。
SNSからの流入の獲得やユーザーとのコミュニケーションの場としても利用でき検索エンジン以外からユーザーを獲得できる場として有用です。
被リンク対策をやるべき時
中古ドメインの利用やコンテンツSEOを行っていることで被リンク対策をしていないというわけではありませんが、ここで言う被リンク対策とはサテライトサイトを作成しての被リンク対策についてになります。
サテライトサイトを作成しておくことはメインサイトリリース直後からしておいてもいいでしょうが、自作自演で被リンクを集めることをリリース直後から行うことはオススメできません。
サイトがリリース直後から、被リンクを獲得することは不自然ですしまずやるべきことはサイトを安定させることでしょう。
コンテンツを追加しSNSで拡散するなどを継続して行い、頭打ちの状態や動きがまったく見られなくなった場合にサテライトサイトの利用を考えるべきです。
また、サテライトサイトのリリース時期も考慮しなければなりません。
サテライトサイト自体を育てたり、適切な運用を行ったりという部分も疎かにしないようにしましょう。
また、中古ドメインを利用したサテライトサイトを作成することも効果的です。
サテライトサイトへの中古ドメインの利用も考えておくべきでしょう。
SEO対策で検索順位が上がるとは限らない
検索順位が上がらない理由を明確に把握できているのならば、順位を上げることは容易でしょう。
被リンクは得ているのに、中古ドメインを使っているのに上がらない、という方は本当に被リンクや中古ドメインが原因であるという確証をもし持っているならば、その部分を改善すれば簡単に解決できるはずです。
ですが、その様なわけもなく検索順位が上がらない理由を根拠もなく決めつけているのならば考え方を改めるべきでしょう。
そこまで単純に検索順位は決定されてはいないですし、決定方法もGoogleのブラックボックスになり確実なことは私たちにはわからないからです。
検索順位には理由がある
思うように順位が上がらずに不満を募らせることがあるでしょうが、現状の順位に留まっているには理由があるからです。
その理由を明確に解明することは難しいですが、現状の順位が相応しいとGoogleが判断していることは確かです。
なぜSEO対策をしているのに順位が上がらないのだ、と悩むかもしれませんがSEO対策をしているから順位が上がるということでもなく他のサイトもSEO対策はしているサイトばかりです。
順位に動きがない場合は、自身のサイトや競合サイトを冷静に見つめ直す必要があります。
SEO対策の効果がすぐ出るとも限らない
例え、適切かつ効果的なSEO対策を行っていたとしてもすぐに効果や目に見える結果として返ってくるとも限りません。
効果が出る前に違う施策に手を出してしまったり余計なことをして自分自身で足を引っ張ってしまっているかもしれません。
また、SEO対策をする上で結果を焦るあまり、複数のSEO対策を行ってしまい結局どのSEO対策が効果があったのかをしっかりと測定できていないなど、次に繋げにくくしてしまわないように注意しましょう。
SEO対策やサイト改善に終わりはない
サイト運用を続けていく限り、SEO対策やサイト改善にゴールが訪れることはないでしょう。
なぜなら、Googleのアルゴリズムも変化を続けていますし、競合の変化やユーザーの価値観、サイトを運営している自分自身の考え方すら変化していくでしょう。
また、何かのきっかけで市場そのものにも大きな変化がある可能性もあります。
SEO対策以外にも競合の影響もある
SEO対策やコンテンツ制作に力を入れているサイトは自分のサイトだけではありません。
競合やライバルサイトの動向や参入している市場の影響力や変化によって検索順位に影響が出たり、思うように順位が上昇しない場合もあります。
ライバルサイトや競合、市場の調査や把握しておく必要があります。
自身のサイトが置かれている状況をしっかりと認識することでやるべきことが見えてくるからです。
状況は常に変化している
最善の手を尽くしているつもりでいても、状況は常に変化しているので効果が出ない可能性も考慮しなければなりません。
このSEO対策をしているのに、なぜ?、上位サイトよりしっかり作っているつもりなのに評価されていない、などと感じる気持ちもわかりますがタイミングや方法が適切ではなかったと割り切って効果が出るように努力を継続することが求められます。
サイトの価値を高めてからのSEO対策
SEO対策をいくら沢山施したとしても、土台となるサイト自体に価値がなければ意味がありません。
SEO対策をすることはサイトの価値を高めることとは異なります。
検索エンジンにサイトをアピールすることがSEO対策の役割です。
Googleなどの検索エンジンは、SEO対策が沢山施されているサイトを評価しているわけではありません。
サイト自体に価値があるという判断をして評価しているのです。
ですから、しっかりと価値のあるサイトを作成、運用しSEO対策を行うことが重要になるのです。
SEO対策に特別なことは必要ない
SEO対策を行う上で、特別なことは特に必要はないでしょう。
実際、しっかりとした記事を書いただけでもサイト全体ではないですが、記事ページだけは上位表示されているという例も経験上あります。
キーワードにマッチしており、キーワードに対してユーザーがどのようなことを求めているのかをしっかりと把握し、適切な解答となるページやサイトがしっかりと用意されていることが最も重要かつ効果的なSEO対策です。
中古ドメインが担うSEO対策の役割を理解する
中古ドメインの利用だけでは、SEO対策が完全ではないことは理解できたでしょう。
ですが、中古ドメインを利用することは今後サイト運用をしていく上でもSEO対策を進めていく上でも有利になるという点は間違いありません。
確かに中古ドメインの利用は少し特別なことと感じるかもしれませんが、サイトにはどちらにせよドメインが必要になりますので難しく考える必要はないでしょう。
中古ドメインを利用することで検索エンジンの覚えが早くなりSEO対策の効果が発揮されやすくなりますし、もともと被リンクを持っているので被リンク獲得に対する不自然さも緩和されます。
中古ドメインの利用もSEO対策の一部分だとしっかりと認識し中古ドメインの利用だけで満足せず、SEO対策の効果を高める努力を継続してください。
中古ドメイン×SEO対策
中古ドメインもSEO対策の一部と言いましたが、別に考えてみたらわかりやすいかもしれません。
中古ドメインを利用することで、SEO対策の効果の底上げになっていると考えてみて下さい。
サイトを運用していく上で、SEO対策は必要です。
特に、成果をサイトで求めているならば当然です。
巷には、中古ドメインで運用されているサイトは数多くありますが、それらのサイトもSEO対策は確実に行っています。
中古ドメインとSEO対策と自身のサイト、これらの質が他のサイトを上回ることで他のサイトに差をつけ成功に繋がります。
より良いものをユーザーに提供していく努力が必要になるのです。
また、中古ドメインも価値は変動します。
適切なサイト運用やSEO対策を行っていれば自然と中古ドメインの価値が上がりより高い効果を生み出していきます。
質の高い中古ドメインでSEO対策をスタート
中古ドメインによるSEO対策はゴールではなく、SEO対策のスタートです。
今後のサイト運用やSEO対策を優位に進めるためにも中古ドメインの利用はオススメです。
中古ドメインであれば何でもいいわけではなく、しっかりと質が担保され目的に沿った中古ドメインを選ぶことが重要です。
是非、当店の中古ドメインを手に入れて効果的なSEO対策を始めてみましょう。