中古ドメインのwhois情報をチェックするポイント
投稿日:2017/01/03 (更新日:)
- whoisで提供される情報とは
- whois情報は簡単に見ることが可能
- 中古ドメインの購入前、過去に期限切れしていないかを調べる
- whois情報に含まれるcreationDateに注目
- 有効期限が切れたからダメというわけではない
- 幅広く質の高い中古ドメインを用意します
中古ドメインを取得、運用する際にはwhois情報(フーイズ情報)の設定や確認が重要になります。
whois情報には、どのような情報が含まれ、どのように活用できるのでしょうか。
また、中古ドメインの選定や購入する際にどのような点に気をつければいいのでしょうか。
whoisで提供される情報とは
whoisとは、ドメインの登録者などに関する情報をインターネット上から参照できるサービスです。
具体的なwhois情報には、ドメインの所有者、サーバー情報、管理者の連絡先などが一般的に設定されています。
- ドメインの有効期限や登録年月日
- 登録ドメインのプライマリ・セカンダリネームサーバー名
- ドメイン登録者の氏名と住所
- 技術的な問題が発生した場合の連絡先
ドメインを取得したときには、登録に関する問い合わせの連絡先を登録することが義務付けられています。
なぜ詳細情報の公開が義務付けられているのか
詳細な情報を公開しなければならない理由は、運用面での技術的問題を解決するときの参考として必要になるからです。
ドメイン登録に類似ドメインがあるかを調査したり、ドメインが商標登録違反となっていた場合に当事者同士で解決したりといったケースを想定しているからです。
whois代行サービスも存在している
個人がドメインを取得した場合やあまり詳細な情報を公開したくない場合には、レジストラやドメイン販売代理店によるwhois情報の公開代行サービスなどを利用できます。
公開代行サービスを利用することで、代理名義でwhois情報を公開することができます。
中古ドメインの取得時に、whois情報公開代行を無料で提供している業者も存在しています。
whois情報は簡単に見ることが可能
ドメイン登録者の電話番号やメールアドレスなどwhois情報には詳細な個人情報が含まれますが簡単に見ることができます。
whois検索というサービスやツールによってドメインさえわかれば、誰でも検索や閲覧することが可能になります。
whoisを調べるサービスを利用しよう
whois検索を提供しているサービスはいくつかあります。
大手のドメイン販売業者が提供するwhois情報検索サービスや、whois情報検索に特化した検索サイトや過去のドメインに関する情報を検索できるサイトも存在します。
中古ドメインを取得や運用する場合には、この過去のドメイン情報を把握することも大切です。
中古ドメインの購入前、過去に期限切れしていないかを調べる
whois情報を閲覧することにより、ドメインが期限切れを起こしていたかどうかを調べることができます。
通常でしたら、ドメインの有効期限は取得してから1年間になります。
つまり1年後に更新を行わなければ有効期限切れとなり、ドロップドメインとなります。
一定の期間内であれば復活可能
有効期限切れを迎えてしまい更新するのを忘れていたなどの場合もあるので猶予期間があり、一定期間内であればドメインを復活させることが可能になります。
中古ドメインの中には、このように期限切れを迎えた後に復活させたドメインも含まれています。
whois情報に含まれるcreationDateに注目
有効期限切れを起こしていたドメインかどうかを調べるには、whois情報に含まれるcreationDate(クリエイションデイト)を見ます。
creationDateが1年以内のものに注視し判断するということで判別が可能になるでしょう。
ドメインの有効期限は通常は取得してから1年間と決められているため、中古ドメインでありながらcreationDate(ドメインが取得された日)が1年以内のものは、過去に有効期限が切れた後に再取得された可能性が高いと考えることができます。
whois情報から目的に応じて判断しよう
一度、有効期限が切れたドメインは被リンク獲得用のサイトとして使用するなど用途によって購入の判断材料にもなります。
メインサイトのドメインはcreationDateができるだけ古いドメインを使用してドメインパワーの効果を活かし、creationDateが新しい中古ドメインを被リンク用サイトにするなど、利用する目的に応じて判断することができるでしょう。
期限が切れても被リンクは生きている
一度、有効期限が切れたドメインであっても失効する前に獲得した被リンクは生きている状態と言われています。
また、過去に有効期限が切れた中古ドメインは、creationDateが古いドメインよりも安価に取得できる傾向がありますのでコスト削減にも貢献するでしょう。
有効期限が切れたからダメというわけではない
有効期限が過去に切れたドメインであるから悪いドメインということは言い切れません。
過去の運用履歴や被リンクなど様々な観点から中古ドメインを見ることで本当の価値が見えてきます。
whois情報もその価値を探るひとつの手段であるということを参考にしてください。
幅広く質の高い中古ドメインを用意します
アクセス中古ドメインは、品質を重視した中古ドメインをラインナップしていきます。
様々なツールでの分析や独自調査を行いドメインを選定しています。
また、独自スコア、パワーランクなどを用いて直感的に判断できるサービスの提供を心掛けています。