サブドメイン(Subdomain)とは
投稿日:2017/01/31 (更新日:)
インターネットに繋がった端末には、IPアドレスという固有の番号が付けられています。
この番号だけでは人間には扱い難いので、IPアドレスに対応したドメイン名が導入されました。
サブドメインとは、このドメイン名の配下に設けられた別のドメイン名です。
サブドメインはどの部分なのか
ドメイン名は一般的な例としましては、「http://aaa.bbb.ccc.co.jp/ddd/」のような形をしています。
ドメイン名は、右から左へ向かって上位から下位のドメイン名を記述するルールになるので、最も右が最上位のドメイン名となっています。
上記の場合、cccはjpのサブドメイン、bbbはcccのサブドメイン、aaaはbbbのサブドメインです。
wwwも厳密にはサブドメイン
「http://aaa.bbb.ccc.co.jp/ddd/」
上記の例の場合、wwwはhttp://の右の位置(http://www)に来ます。
ですが、一般的にサブドメインという場合は任意で取得したaaaの位置に来るドメインのことを指します。
サブディレクトリとは
「http://aaa.bbb.ccc.co.jp/ddd/」
サブディレクトリは「/」で区切られた名前のことで、上記の例ではdddがそれに当たります。
こちらは左から右に向かって下位になっていくので、dddはhttp://http://aaa.bbb.ccc.co.jpのサブディレクトリとなります。
一般的にサブドメインはカテゴリーを増やしたいときに、サブディレクトリは同じカテゴリで関連する内容を増やしたいときに用いられています。
サブドメインの利用のメリット
サブドメインを利用する主なメリットは大きくふたつあります。
ひとつは負荷の分散です。
サブドメインを導入すると、コンテンツ毎にサーバーを分けることが容易になります。
ふたつ目はメインのドメインのSEO評価を引き継ぐことが出来る点です。
検索エンジンはサブドメインを上位ドメインの一部として評価するので、上位のドメインのSEO評価が高いと下位のサブドメインも、その恩恵を受けることが出来ます。
中古ドメインでサブドメインを導入する
サブドメイン導入の際は、SEO評価の高い中古ドメインを購入しておくと良いでしょう。
高評価の中古ドメインのサブドメインとして利用することで、取得したばかりのサブドメインでも高いSEO評価の恩恵が受けられる可能性が高まります。
自力でSEO評価を上げる場合に比べはるかに低いコストで上位表示を狙えるので、良い投資となります。