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Googleの一貫したサイト評価基準がSEO対策のヒントになる!

投稿日:2018/02/13 (更新日:

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Googleの一貫したサイト評価基準がSEO対策のヒントになる!

サイト評価が、アップデート、アルゴリズムの変更、順位変動、と何かある毎に評価を大きく落としているサイトは根本的に質が良くないのかもしれません。

Googleも完璧に評価できているわけではないので、順位の変動はつきものです。

ですが、以前から評価する良質なサイトの基準をGoogleは明確に設定しています。

SEO対策で良いサイトになるわけではない

SEO対策で上位を実現という表現がありますが、SEO対策をするだけで上位表示できるような時代はとっくの昔に終わっています。

もちろん、適切なSEO対策が必要になることは否定しませんし、GoogleもSEO対策の必要性についても発言しています。

良いサイトを作成・運用することで上位を実現します、ということであれば理解はできますが、この良いサイトを作成・運用するが簡単に出来れば苦労しないですし、できる方やできるSEO業者ばかりではないでしょう。

はっきり言ってしまえば、SEOが施されているサイトが良いサイトではないということを考える必要があります。

オールドマスク
SEO対策を意識してしなくてもサイトの質だけで評価されるようなサイトになっているか考えてみましょう。

良いサイトはコンテンツを書くだけでもなれない

コンテンツが重要だと言われ続けています。

コンテンツが重要であるということに疑いの余地はありません。

ですが、100記事以上、1日1記事とかをやればいいというわけではありません。

数があればいいとか、何文字以上あればいい、キーワードを含ませればいいということではなく役に立つ情報がしっかりあるかということが大前提になります。

被リンクの数はあまり関係ない

被リンクは未だ重要な要素であると言われますし、否定はしません。

ですが、サイト運用を通じて感じるのは特に被リンクを意図的に獲得しなくても、コンテンツがしっかりしていればちゃんと評価されていると感じています。

医療・健康に関する検索結果の改善」の動きも、サイトの質や情報の正確性・信頼性がしっかりしているサイトを評価するという動きになり、やはり内容やYMYL、法律などを遵守して責任があるサイトが評価されているように感じます。

逆に言えば、責任や情報がしっかりしているサイトからの被リンクは効果があるかもしれません。

オールドマスク
冷静に考えれば、ただ単に被リンクを貼って行くだけのSEOで、被リンクの数に比例して順位が上がるなんてことはないでしょう。

中古ドメインの利用だけでも良いサイトにはならない

中古ドメインを使えばサイトは成功しますか?

どの中古ドメインを利用すれば成功しますか?」などと質問されることがあります。

この質問の中古ドメインの部分を色々なものに置き換えてみてください。

例えば、

  • コンテンツがあればサイトは成功しますか?
  • 被リンクがあればサイトは成功しますか?
  • 有料テンプレートを使えばサイトは成功しますか?
  • SEOをすればサイトは成功しますか?

などなど、置き換えていけばキリがありません。

実際に、サイト運用やSEOはどれかひとつをやればいいという問題ではないので愚問と言えば愚問になってしまいます。

質問の回答としては、中古ドメインを利用した上で、サイトの質を高める努力を継続していくことができれば成功すると言えるでしょう。

と、言う回答になります。

中古ドメインを使っているから良いサイトになった、ということではないということを考える必要があります。

オールドマスク
中古ドメインの利用はゴールではなくスタートです!

Googleのアドバイスからサイト評価を考える

医療・健康アップデート、YMYLアップデート、2017年はSXO(検索体験最適化)に影響する改善が行われていきました。

また、コンテンツSEOも文字数や記事数などの安易な考え方ではなく、本質的なコンテンツ内容、情報の正確性、信頼性という面が求められている傾向があります。

Google公式ブログの2012年9月7日の記事「良質なサイトを作るためのアドバイス」でGoogleが考える良質なサイトとは何かを解説しています。

5年以上前になっていますが、最近の改善傾向と比較してみても一貫してブレていないGoogleのサイト評価基準が見て取れます。

良質なサイトを作るためのアドバイス」から、良質なサイトについての一部を引用して紹介します。

Googleの現在の検索アルゴリズムについて気にするよりも、あなたのサイトの利便性を可能な限り高めていくことが重要、ということです。

サイトに対するGoogleの品質評価アルゴリズムは、低品質なコンテンツのランキングを下げることによって、良質なサイトをユーザーが見つけやすくします。

アップデートやアルゴリズム変更で順位を落としてしまうサイトは、根本的に質が悪かったために順位を落としてしまうということが分かります。

また、今後はより顕著に質が悪いサイトは評価を落としていくでしょう。

オールドマスク
詳しくどのような項目を意識して良質なサイトの基準をGoogleが考えているか見ていきましょう。

サイトやページの品質を評価する項目例

Google公式ブログの記事、「良質なサイトを作るためのアドバイス」にはサイトやページの品質を評価する際にGoogleが意識している項目が紹介されています。

項目を分類し引用して紹介します。

項目は25項目ほど紹介されていますが全てではありません。

また、紹介された項目よりもアルゴリズムは複雑になっていると発言しています。

情報に関する信頼性に関する項目

情報の正確性・信頼性に関する項目が多くあります。

例えば、

  • あなたはこの記事に書かれている情報を信頼するか?
  • この記事は専門家またはトピックについて熟知している人物が書いたものか? それとも素人によるものか?
  • この記事にスペルミス、文法ミス、事実に関する誤りはないか?

内容が嘘であることは危険性ですし、誤った情報が広がってしまうことで大きな問題に発展してしまう可能性もあり、信頼性・正確性をコンテンツに求めていることが窺えます。

サイトの質に関する項目

サイトとしてコンテンツの品質を保てているか、またはサイト自体に信頼性があるかという点も項目に含まれています。

該当すると考えられるものは、

  • サイト内に同一または類似のトピックについて、キーワードがわずかに異なるだけの類似の記事や完全に重複する記事が存在しないか?
  • このサイトで取り扱われているトピックは、ユーザーの興味に基いて選択されたものか?それとも検索エンジンのランキング上位表示を目的として選択されたものか?
  • コンテンツはきちんと品質管理されているか?
  • このサイトは、そのトピックに関して第一人者(オーソリティ)として認識されているか?
  • サイトの名前を聞いたときに、信頼できるソースだと認識できるか?
  • ページの細部まで十分な配慮と注意が払われているか?
  • このサイトのページを見たユーザーが不満を言うか?

コンテンツの管理やサイトの運用性も見られています。

サイトの信頼性は、難しいですが責任の所在がサイトとしてはっきりしているかどうかも信頼につながるでしょう。

  • 運営者情報
  • お問い合わせ先
  • 利用規約
  • プライバシーポリシー

などがないメディアはサイト形態にもよりますが、責任感がないと見られるかもしれません。

最低限、運営者情報、お問い合わせ先ぐらいは用意しておくべきでしょう。

コンテンツの質に関する項目

コンテンツ・記事そのものの品質は当然見られています。

該当するものは、

  • この記事は独自のコンテンツや情報、レポート、研究、分析などを提供しているか?
  • 同じ検索結果で表示される他のページと比較して、はっきりした価値を持っているか?
  • この記事は物事の両面をとらえているか?
  • 次のような理由で個々のページやサイトに対してしっかりと手がかけられていない状態ではないか?
  • コンテンツが外注などにより量産されている
  • 多くのサイトにコンテンツが分散されている
  • 記事はしっかりと編集されているか? それとも急いで雑に作成されたものではないか?
  • 記事が取り上げているトピックについて、しっかりと全体像がわかる説明がなされているか?
  • 記事が、あたりまえのことだけでなく、洞察に富んだ分析や興味深い情報を含んでいるか?
  • ブックマークしたり、友人と共有したり、友人にすすめたくなるようなページか?
  • 記事のメインコンテンツを邪魔するほど、過剰な量の広告がないか?
  • 記事が雑誌、百科事典、書籍で読めるようなクオリティか?
  • 記事が短い、内容が薄い、または役立つ具体的な内容がない、といったものではないか?

コンテンツを作成する際は、これらのことを意識しクリアしているかどうかを考えて作成すべきということでしょう。

よくSEO業者が言う、キーワード量や文字数などではなく根本的に読まれた結果どういう印象をユーザーに残すかということが重要です。

オールドマスク
キーワードを含んだだけのような読まれないコンテンツは論外です。

YMYLに関する項目

2017年12月に話題になった医療・健康アップデートと深いつながりがあるYMYLに関する項目も以前から含まれています。

  • あなたはこのサイトにクレジット カード情報を安心して提供できるか?
  • 健康についての検索に関し、あなたはこのサイトの情報を信頼できるか?

もろにYMYLに関する項目になります。

自分自身で利用したくない、信頼できない情報やサイトをユーザーに向けて発信しているようであれば、改善が必要です。

アフィリエイトなどでも同様ですが、自分自身で本当に良いと思っているのか、信頼できる情報を責任をもって発信しているか、法に触れてはいないかなどを見直さなければならないでしょう。

全部含めてサイト・コンテンツの質になる

Googleが紹介してくれた項目は、コンテンツの質に関するものが多かったですが、コンテンツの質はサイトの質に直結しますので基本になるでしょう。

紹介された項目は、すべてではなく一部ではありますが、すべて含めてサイト・コンテンツの質ということになります。

項目を分類してもみましたが、ひとまとめでサイト・コンテンツの質の項目ということになります。

また、項目以外にも、

  • サイトの使いやすさ・見やすさ
  • ユーザビリティ
  • 被リンクの質
  • 内部リンクの質
  • ドメインの質
  • デザイン

などサイトに関わることすべてが品質に繋がると考えておきましょう。

紹介された項目をクリアすることで、サイトの被リンクの質もドメインの価値も高まると考えることができます。

  • 被リンクの効果を上げるにはどうすればいいか
  • ドメインの価値を上げるにはどうすればいいか

どちらもサイト自体に価値がなければ高まらないものになります。

例えば、過去に評価されたドメインを利用することは効果的ですが、利用しているサイトがなにも価値がないサイトであればドメインの価値は下がりますし、被リンクの効果も出ません。

低品質な被リンクを精査することも、サイト・コンテンツの質、ドメインの価値の向上につながります。

サイト全体の価値を上げることで、ひとつひとつの価値や効果が高まります。

また、逆にひとつひとつの要素を高めていくことでサイトの価値が高まります。

すべての要素が絡み合ってサイトの品質・価値となるからです。

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