アフィリエイトの代表的な禁止事項・行為まとめ!
投稿日:2018/02/20 (更新日:)
アフィリエイトは誰でも簡単に始められますが、禁止事項をしっかりと理解して守らなければ、問題になる場合もあります。
また、禁止事項の中には法律に関するものもありますので、違反した場合は責任問題や訴訟問題に発展する可能性も考えられます。
アフィリエイトの禁止事項をしっかりと把握しておきましょう。
「正しいアフィリエイトをしよう」から考察!
日本アフィリエイト協議会がアフィリエイトの禁止事項をまとめた資料「正しいアフィリエイトをしよう」を公開しています。
消費者庁にも掲載されていた時期もあり、信頼できる資料になります。
これからアフィリエイトを始める方も、既に始めている方も目を通しておいて損はないでしょう。
また、アフィリエイトに限らず、不正行為や信頼性が低いサイトを検索結果から除外する動きをGoogleは強めています。
ユーザーに不利益を及ぼすようなサイトにならないための努力が求められています。
不正なアフィリエイトを行うとどうなるか
不正行為が発覚した場合、ASPや広告主から提携を解除される可能性があります。
過去発生していた成果が非承認になってしまったり、返還を求められるかもしれません。
法律に抵触していれば、訴えられる可能性もあります。
ユーザーや広告主、企業に不利益が生じた場合、責任を求められたり損害賠償請求を起こされる可能性も否定できません。
また、不正なアフィリエイトを行っていたりサイトが法律に抵触している場合は、Googleからもペナルティや制裁を受ける可能性が高まるでしょう。
アフィリエイトの代表的な禁止事項・行為
「正しいアフィリエイトをしよう」に記載されている禁止事項や行為を参考・引用して紹介していきます。
記載されている禁止事項、行為は以下になります。
- 不正クリック、不正申し込み
- 無許可の画像、文章コピー
- 著しい誇大表現、虚偽表記
- 根拠のない情報の表示、ランキング付け
- 広告主が許可していないリスティング(PPC)広告の出稿
- メールやブログを使った無差別・無意味なスパム
- 企業や消費者にとって不利益となる行為
- 悪質な情報商材、塾
が、記載されています。
これら以外にもASP、広告主が定めているルールや禁止事項・行為もあります。
不正クリック、不正申し込み
アフィリエイト報酬を得るために、不正なクリックや申し込みは禁止されています。
不正クリック、不正申し込みの例としては、
- セルフクリック
- 第三者を装ったクリック・申し込み
- 虚偽の情報での申し込み
- 返品・転売目的の申し込み
などが該当します。
アフィリエイト報酬を得たいがために上記のような行為をしてしまうと処罰されてしまうでしょう。
無許可の画像、文章コピー
アフィリエイトに限らず、サイトやコンテンツ上で著作権や利用に制限がある画像の無断使用や他サイトや書籍などの文章をコピーして使用することは禁止です。
これはアフィリエイトの禁止事項というより、著作権法に違反します。
画像や文章の無許可での使用の例として、
- 他サイトからのコピー・盗用
- 書籍からのコピー・盗用
- 規約範囲外の画像利用
などが該当します。
無断使用はコピーというより盗用ですので注意が必要です。
著しい誇大表現、虚偽表記
誇大表現や虚偽の情報も、アフィリエイトに限らずしてはいけない行為です。
誇大表現や虚位の情報が原因で問題が発生する可能性もありますし、法律に抵触する可能性も考えられます。
該当例としては、
- 根拠のない表現
- 事実や根拠がない情報
- 嘘
- 誤った情報・表現
- 誹謗・中傷
などになるでしょう。
線引きが難しいところですが、ユーザーに誤解を与えるような表現や自分自身でも信頼していないような情報を提供することは控えるべきでしょう。
根拠のない情報の表示、ランキング付け
誇大表現や虚偽の情報と通ずる部分もありますが、根拠のない情報やランキング付も禁止されています。
ランキング形式で商品を紹介しているのは、アフィリエイトサイトでよく見かけます。
その場合は、根拠があるランキングであるのか独断に基づくランキングであるのかを明記しておく必要があるでしょう。
また、広告主のページに書いてあっても根拠がない情報であると感じた場合は、表現を避けるべきですしASPに確認を取るなど根拠の提示を求めたほうが無難です。
広告主が許可していないリスティング(PPC)広告の出稿
広告主がリスティング広告を許可していない場合は多くあります。
考えられる理由としては、広告主が既に出向している、広告主とアフィリエイターの間で競合関係になり広告単価や費用が高くなってしまうということでしょう。
禁止している場合は、成果が欲しくてもしてはいけません。
また、リスティング広告に限らず広告主は、商材ごとにルールを設けている場合がありますので確認をしておく必要があります。
メールやブログを使った無差別・無意味なスパム
スパムと言われる行為でしても良い行為はないと言ってもいいでしょう。
メールアドレスを入手して、アフィリエイトリンクを無差別に送りつけるのは迷惑行為ですし、ASPによっては登録サイト以外でのアフィリエイトを禁止している場合もあります。
また、無料ブログの量産もスパムですが、大量に低品質のブログやサイトを作成したとしてもすぐにGoogleからペナルティを受けるか、効果はないでしょう。
企業や消費者にとって不利益となる行為
広告主だけでなく企業や消費者に不利益が生じるようなサイトを運用してはいけません。
アフィリエイトに限らずにすべてのサイトに言えることでしょう。
企業に対して事実と異なるような情報を発信することも、ユーザーに誤解を与える、不適切な情報や手法を用いることもしてはいけません。
また、許可なく情報の開示をすることも避けるべきでしょう。
悪質な情報商材、塾
個人的な意見ですが、情報商材やセミナーなどをアフィリエイトしていたり、行っているサイトには胡散臭さを感じてしまいます。
よく「1ヶ月で確実に100万円稼ぐノウハウ」のようなものを見かけますが、詐欺的な印象しか受けません。
中には為になるものもあるかもしれませんが、禁止事項に記載されているということは悪質なものや詐欺的なものが多いということでしょう。
冷静に考えると、本当に確実なノウハウがあるなら他人に教えないはずです。
本当に手助けしたいなら無償で教えるでしょうし、アフィリエイトを行った上で情報を売っているということは商売で行っていると考えて間違いないでしょう。
アフィリエイトの禁止行為以外に法律の遵守も重要!
アフィリエイトやインターネット通販などでもトラブルは発生します。
表記や情報の記載に虚偽や誤解を招くような表現を使用した場合、ユーザーに問題を与えるだけでなく法律に抵触している場合があります。
サイトを運用することは、責任が生じます。
広告主の提供情報だから安心できるというわけでもありません。
リンク先のページに違反している内容があった場合、リンクした側にも責任が生じます。
正しくアフィリエイトを行うことでトラブルを回避することができます。
快適にアフィリエイトを行うためにも、まずはアフィリエイトの禁止事項・行為をしっかりと認識しておきましょう!