【Serch Console】新しいサーチコンソールに「URL検査ツール」など新機能が追加!
投稿日:2018/07/24 (更新日:)
2018年になってから、ベータ版として新しいSerch Console(サーチコンソール)がリリースされて、機能追加や改善・修正が継続して行われています。
Google公式ブログ内で、機能拡充についての最新状況についての記載がありましたので、どのような機能が新しく追加されたのかを見ていきましょう。
サーチコンソールに「URL検査ツール」が追加
「URL検査ツール」は、要望が多い機能であったらしく、実装されるに至りました。
要望の中で、「Google検索が特定のURLをどう認識しているかを詳しく知りたい」というものがあり、それに応える形でURL検査の機能がアップデートされました。
URL検査ツールでどのようなことがわかるのかを見ていきます。
URL検査でわかること
URL検査ツールの入力欄に確認したいURLを入力することで、検査することができます。
検査でわかることは、
- クロールステータス
- クロール・インデックスのエラー
- 正規URL
- 拡張機能
などの情報を確認できます。
Google登録状況のステータス
上記画像でのステータスは、「URLはGoogleに登録されています」になり、特に問題がない状態になります。
他には、
- URLはGoogleに登録されていますが問題があります
- インデックス登録されているが表示されない可能性がある状態
- URLがGoogle に登録されていません。インデックス登録エラー
- 重大な問題がありインデックスに登録されていない状態
- URLがGoogle に登録されていません
- サイト所有者の意図で登録していない状態
- URLは代替バージョンです
- 登録されたURLが正規URLでない可能性がある状態
などのステータスがあり、状態に応じて必要なアクションを確認して対応できます。
【追記情報】URL検査ツールでFetch as Googleと同じ機能が使える
2019年3月28日をもって、旧バージョンのサーチコンソールで利用することができた多くの機能が新しいサーチコンソールに移行されました。
旧バージョンのサーチコンソールで利用できていた機能「Fetch as Google」と同じ機能というのが、URL検査ツールになります。
新規記事のインデックス登録をリクエストしたり、既存記事のリライトなどでGoogleのクローラーにいち早く知らせるためには、URL検査ツールを使いましょう。
その他のページの状態の確認
URL検査を行うことで、Googleの登録状況以外にも確認できる項目があります。
- インデックスがバレッジ
- GoogleにURLが登録されている理由やされていない理由が確認できます
- 拡張機能
- AMPバージョンについてのレポートの確認
- リッチリザルトタイプ(構造化データ)の情報の確認
- 正規URLの検査
なども問題や該当箇所があれば表示されて、状態や問題点を確認することができます。
サーチコンソールの新しい他の変更点
URL検査以外にも、サーチコンソールに機能が追加されています。
公式ブログの、「URL検査ツールなど、Search Consoleに新機能を追加しました」から引用して紹介します。
- 16か月分のトラフィック データ: Search Analytics API(英語) では、検索パフォーマンス レポートと同様に 16か月分のデータを取得できるようになりました。
- レシピレポート: レシピ リッチリザルトの構造化データの問題解決に役立つレシピレポートを追加しました。タスクベースのインターフェースで修正をテストして検証できるほか、その進捗状況についてメッセージでお知らせします。
- 検索アナリティクスに「検索での見え方」のフィルタを追加: 検索パフォーマンス レポートの結果を、新たな「検索での見え方」(Web Light、Google Play Instant(英語) など)で絞り込めるようになりました。
などの機能が追加されています。
今後も、機能追加や改善は続いて行くでしょう。
フィードバックから機能の追加や改善
サーチコンソールの機能改善には、フィードバックやアンケートの回答結果などが役立てられているそうです。
確かにサイトマスターが、ユーザーとしてサーチコンソールを使うことが多くなりますので、実際に利用して改善点や機能の要望などを出すのは良いことでしょう。
旧バージョンのサーチコンソールよりも機能は追加されてより多くのことができるようになることでしょうから、慣れるためにも新しいサーチコンソールを利用してみるのもいいかもしれません。
まだ、使えない機能等もある
メニューの位置に近日提供予定という箇所があり、個人差やタイミングの違いもあるでしょうが、まだ使えない機能や追加予定の機能があるのでしょう。
時間がかかるというような記述もありますし、毎月の様に継続して機能やレポートを追加してはフィードバックを得て改善していくということらしいです。
まだ、完成ではないですが、着実に新しいサーチコンソールは構築されて行っているので移行される日も遠くはないのでしょう。
新しいサーチコンソールに慣れておこう
やはり旧版の方が個人的には見慣れており、使い慣れているので見やすいし使いやすいというのが、現状の感想ではあります。
ですが、新しいサーチコンソールも部分的ではありますが利用はできるので、利用しておいたほうがいいでしょう。
今後、旧版がなくなり新しいサーチコンソールに統一されるかはわかりませんが、新しいものを作っているということは変わっていくということです。
シフトした時に使いにくさを軽減するためにも、今の段階で触れておいて気になる点や使いにくい点を報告することで、良いものができるかもしれません。
まだ、完成していないから、旧版のほうがいいからといって無視をしないで積極的に利用することで理想的なサーチコンソールが作られていくことでしょう!