ドメインの「www」やサブドメインの有り無しはどっちがいい?
投稿日:2016/10/26 (更新日:)
中古ドメインを取得する際に気を付けたいのが、サブドメインの存在です。
サブドメインを理解していないと、検索エンジン最適化(SEO)を行う際につまずいてしまう可能性があります。
サブドメインや「www」とは一体どのようなものなのか解説していきます。
サブドメインってなに?
サブドメインを一言でいうと「子」のドメインといえます。
例えば「http://○○.com」というドメインを取得したとすれば、これが「親」のドメインとなります。
この○○の前に追加する文字列が「サブドメイン」となります。
ドメインを分割できる
サブドメインを追加することで、ドメインを小さく分割することができます。
独自ドメインをひとつ取得すれば複数のサイトを同時に運営することが可能になるでしょう。
サブドメインのイメージ
「http://○○.com」という独自ドメインを新規取得した場合に考えられるサブドメインの例です。- 「http://★★.○○.com」
- 「http://☆☆.○○.com」
- 「http://××.○○.com」
上記のそれぞれをURLとして割り当てつつ、独立したサイトとして運営できる、というイメージになります。
サブドメインは複数作れます
サブドメイン自体は理論上、いくつでも作ることが可能です。
ですが、契約するサーバによってはサブドメイン数に制限を設けている場合があるので注意しましょう。
ディレクトリとの違い
ルートドメイン | サブドメイン | ディレクトリ |
---|---|---|
http://example.com |
http://blog.example.com |
http://example.com/sub |
本体ドメイン |
本体ドメインで設定した |
本体サイトと根本は同じだがテーマが分類されていたり役割が異なっていたりする場合に使用される |
サブドメインと似たような考え方に、ディレクトリがあります。
ディレクトリはコンテンツ毎に分けて作成することが多く、サブドメインとの使い分けが重要になるでしょう。
なお、サブドメインについては、株式会社LIFRELLさんの記事「サブドメインの概要|メリット、設定方法、サブディレクトリとの差異を明らかにします!」でもかなり詳しく解説されていますので、こちらも適宜ご参考ください。
SEO対策で注意したい、サブドメインの扱い
サブドメインを作成して本体サイトに被リンクを張ったとしても、検索エンジンからは外部サイトからの被リンクと判断されません。
内部リンクという評価になることを理解しておきましょう。
サブドメインへの被リンクには意味がある
本体ドメイン(ルートドメイン)に対するバックリンク資産の構築という意味合いでは、サブドメインは使用できないことになります。
しかし、サブドメインが被リンクを獲得しそこから流入したアクセスが内部リンクを通して本体ドメインに到達することで、結果的に本体ドメインの評価を高めることにも繋がります。
ですから、サブドメインの活用は無駄というわけではありません。
運用履歴の復元がポイント
中古ドメインを取得した際には、過去の運用履歴にならったサイト構築を行うことが重要になります。
これは中古ドメインが保持しているバックリンク資産やドメインエイジといった、「ドメインパワー」をより引き出すために必要なことになります。
wwwやサブドメインを割り当てたサイトを作る意味とは
実は「www」をつけたり、サブドメインを割り当てたサイトを設けたりといった手段そのものは、SEO対策としてそれほど重要ではないという考え方もあります。
サブドメインについては前述のとおり内部リンク扱いで、サブディレクトリを使用した場合に比べて著しくSEO効果が発揮されるというものではないといえるからです。
新規ドメインではあまり影響がない
「www」についても、Webサーバを使用してサイトを公開しているとことを表す「慣例」のようなものになっています。
また、URLに「www」がないサイトも増えています。
完全に新規で独自ドメインを取得し、サイトの運用を開始する場合は、「www」の付与やサブドメインの作成はさほど重要ではありません。
中古ドメインの場合は話が変わってきます
検索エンジンは「www」または他のサブドメインの有無で別URLと認識する傾向があります。
中古ドメインのドメインパワーを利用するためには、以前の運用履歴でに沿って「www」をつけたり外したりする必要があります。
サブドメイン判定が必要
サブドメインについても同様で、中古ドメインのサブドメイン自体にバックリンクがついている可能性があるため、サブドメインもできるだけ忠実に復元することが求められます。
中古ドメインはサブドメインで運用されていたのかどうかも調べる必要があります。
中古ドメインを選ぶ際に意識しておこう
中古ドメインの選定において過去サイトがサブドメインで運用されていた場合、特別な理由がない限りwww以外のサブドメインで運用されていた中古ドメインをあえて選ぶ必要性は無いでしょう。
このように、完全に新規で独自ドメインを取得する場合と中古ドメインを取得する場合では、「www」やサブドメインの重要性に大きな隔たりがあります。
アクセス中古ドメインはサブドメインを載せています
当店では、サブドメインありの中古ドメインでは「www」で運用されていたものを取り扱っています。
また、品質を重視して商品をラインナップしていますので、安心してご利用いただけると思いますので是非、利用をお願いします。