【全機能紹介】MajesticSEOのSite Explorer
投稿日:2017/05/29 (更新日:)
MajesticSEOは、被リンクやドメインを分析するのに優れたツールです。
中古ドメインを選定する際にも用いていますが、MajesticのSite Explorerの機能や項目の紹介をします。
【MajesticSEO】Site Explorerの使い方
検索窓に分析したいURLやドメインを入力します。
サイトエクスプローラーのSummary(サマリ)のダッシュボードが表示され入力したURLやドメインに対するデータを確認することができます。
画像では、MajesticSEO独自のスコアである、
- TF(トラストフロー)
- CF(サイテーションフロー)
- TOPICAL TRUST FLOW
が表示されており確認することができます。
Summary(サマリ)でわかること
サマリではURLやドメイン全体の被リンクの状態を把握することができます。
より詳しく分析したい場合は、項目ごとに見ていく必要がありますが全体的な被リンクの傾向を理解するのに適しています。
ダッシュボードの表示内容
サマリから被リンクに関するデータを確認できます。
- External Backlinks(外部被リンク)
- Referring Domains(参照元ドメイン)
- Referring IPs(参照元IP)
- Referring Subnets(参照元クラスC)
サイトがクロールした情報も確認できます。
- Page Title(ページタイトル)
- URL Searched For(検索対象の URL)
- URL Last Crawled(前回クロールされた URL)
- Last Crawl Result(前回のクロールの結果)
図は、被リンクのプロフィールを表しており、バラツキが少なく右肩上がりになっていればいるほど良い傾向とされています。
URL Backlink History(URL 被リンク履歴)
過去90日間で確認された、被リンクと参照元ドメインの推移を確認することができます。
視覚的に被リンクや参照元ドメインの動きがわかるので不自然な点等に気づきやすくなります。
Backlinks(被リンク・バックリンク)
サイトへの被リンクを5本確認できます。
ここでは、TOPICAL TRUST FLOWとカテゴリーまでしか確認できません。
詳しい分析は「BackLinks」タブなどから行います。
Anchor Text(アンカーテキスト)
サイトに対してどのようなアンカーテキストが集まっているのかを確認できます。
より詳しく分析する場合は、「Anchor Text」タブで行います。
Site Explorerの項目ごとに詳しく分析する
サマリでの情報をより詳しく分析していくには各項目をしっかりと見ていく必要があります。
自身のサイトや中古ドメインの分析、競合調査にも利用できますので活用しましょう。
Topics
どのようなトピックのサイトからどれぐらい被リンクを送られているかが参照できます。
自身のサイトとトピックが一致しているのかなど関連性がある被リンクを把握することにも役立てられます。
Ref Domains
被リンクを送ってきている参照元ドメインの確認と参照元ドメインから何本被リンクが送られているかを確認できます。
ひとつのドメインから大量に被リンクが来てないかなどの分析に役立てられます。
表示項目は以下から追加が可能です。
- Alexa Rank/アレクサによるサイトの独自ランク
- BackLinks/被リンク
- Citation Flow/サイテーションフロー
- Country Code/国名コード
- Crawled URLs/クロールされたURL
- Ext Backlinks/外部リンク
- First Indexed/最初にインデックスされた日付
- Indexed URLs/インデックされたURL
- IP
- Last Seen/最後に見た日付
- Ref Domains/参照元ドメイン
- Subnet/サブネットワーク
- Trust Flow/トラストフロー
BackLinks
サイトへの被リンクを細かく確認できます。
リンク元のURLやTFとCF、リンクタイプ、リンク切れになった日など細かい分析が可能です。
削除された被リンクを非表示にしたり、同一ドメインからの被リンクを絞り込んだりすることができます。
NEW
最大で14日間の範囲で獲得した被リンクの詳細を確認できます。
グラフをクリックすることでどのような被リンクなのかを分析できます。
また、サブドメインへの被リンクもタブを切り替えることで確認できます。
Lost
リンク切れになった被リンクの確認が行えます。
NEWと同様に、14日間の範囲で絞れグラフをクリックすることで被リンクの詳細を確認できます。
急激に被リンクが外れているドメインは、自作自演や質の悪い被リンクを多く抱えていたりスパム被害を受けている可能性があり注意して確認しましょう。
Anchor Text
どのようなアンカーテキストからの被リンクが多いのか、またはあるのか傾向を確認することができます。
自身のサイトに対して適切なアンカーテキストのものが多いのか、不自然なものはないのか確認しましょう。
Map
マークされている国からの参照元ドメインの数を確認できます。
ターゲットとしている地域から被リンクを集められているのかを確認できます。
また、中古ドメイン選定の際に、中国やロシアからの被リンクが多くないかなどの確認にも利用できます。
Pages
ドメインを入力した場合、被リンクがついているURLをすべて確認することができます。
サイト内などに、どのような被リンクがあるのかをページ毎に分析することが可能です。
中古ドメインや被リンク・サイト分析に活用
MajesticSEOのSite Explorerでは、主に被リンクを特に深く分析することができます。
被リンクを細かく分析することは、中古ドメインを選定する際に非常に重要なポイントです。
どのような被リンクを抱えているかということはドメインの価値にも繋がる項目になるからです。
また、自身のサイトや競合サイトを分析する際にも被リンクを分析することが求められます。
SEOや検索順位への被リンクの重要性は以前ほど高くはありませんが、被リンクは今でも検索順位を左右する項目のひとつです。
サイトを改善しユーザーに求められる、喜んでもらえるサイト運用をするのが一番ですが、手を尽くした後でも生まれない差が被リンクであるかもしれません。
被リンクの効果による差であるとわかれば、中古ドメインを利用したり被リンク対策に力をいれたりというサイト運用やSEO対策の方向性を決定づけるヒントに利用できます。