ドメイン取得後は、なるべく早くサイトを公開しよう!
投稿日:2017/09/15 (更新日:)
サイト公開のスケジュールを考えた上で、ドメインを取得する時期も考慮したほうがいい場合があります。
ドメインを取得後のスケジュールやサイト作成のスケジュールをどのように進めていけば理想的かつ効率的なのかを考えてみましょう。
また、早目にサイトを公開することの重要性も考察していきます。
ドメイン取得後1ヶ月以内の公開が理想的
中古ドメイン、新規ドメインを問わずドメイン取得をしてから、1ヶ月以内にサイトを公開できるようにスケジュールを組んでいくのが理想的でしょう。
サイト公開は、なるべく早くすることが理想です。
なぜなら、公開直後は検索エンジンに認識されていないからです。
Googleを代表して考えてみましても、検索エンジンに認識されインデックスがされるまでの期間は数週間から1ヶ月はかかるといわれているからです。
競合へ追いつき差をつけたい、縮めたい、アクセスや成果を早く集めたいと考えている場合、サイトを早く公開することは大きなポイントであるといえます。
作業が完了している箇所だけでも公開する
サイト全体や修正箇所などが残っていても最低限閲覧に耐えられる状態であれば、公開してしまうというのもひとつの手段です。
最低限閲覧に耐えられる状態とは、最低限の情報が載っている状態であることが理想的です。
工事中や空の状態は避けたほうがいい
工事中や空っぽの状態からすぐに脱せるならば、絶対にダメだとは思いませんが工事中などの状態が長く続くならば公開は避けたほうがいいでしょう。
リリース初期段階とは言え、訪れてくるユーザーがゼロであるとは限りませんので、工事中の状態が長く続くと印象が悪くなる可能性があるからです。
TOPページだけでも完成させて公開する
他のページや記事・コンテンツの準備が出来ていない場合でも、あまりにも準備するのに帰還がかかると考えた場合は、TOPページだけでも完成させて公開しておくことをオススメします。
TOPページを公開しておいて、検索結果に反映されるまでの期間に、記事を少しずつでも追加していくことは効果的です。
サイト公開初期は更新することも重要
更新の余地がある状態で公開していくことで、頻繁に更新されているサイトになるチャンスでもあります。
記事追加やサイトの機能やデザイン面を公開後に徐々に行っていくことで、クローラーも訪れる回数が増える傾向があります。
また、訪れてきたユーザーも頻繁に更新されているサイトであると感じればまた訪れようと考えリピーターになってくれるかもしれません。
あまりにも公開が遅れた場合
新規ドメインの場合は、そこまで影響はありませんが、中古ドメインの場合は少し使用を考えてみる必要があるでしょう。
また、新規・中古に限らず公開が大幅に遅れるということはプロジェクト自体のスケジュールを見直さなければなりません。
ずるずると公開が先延ばしにならないように計画を考え直す必要があります。
中古ドメインの場合は特にサイト公開は早目に!
中古ドメインは新規ドメインに比べて、インデックス速度など検索エンジンに認識されやすい特徴を持っています。
検索エンジンに認識されやすいのならば、早くサイトを公開しないでもいいのでは?と考える方もいるかもしれませんが、中古ドメインは別の理由で早く公開したほうがいい要因があります。
中古ドメインの価値は変動する
中古ドメインは取得時から、使用する期間が空くとドメインパワーに変化が起きる場合があります。
すべての中古ドメインの価値が変化するというわけではありませんが、取得時に自分がいいと思って購入した要素が、使用するまでの期間が空いてしまったために失われてしまう可能性は否定できません。
ですから、中古ドメインでの利用の際もなるべく早めにサイトを公開したほうがいいでしょう。
また、使用するまでの期間が空いてしまった場合は、自分自身でドメインを再調査してみることも求められます。
パーキングしておく手もあるが
利用するまでの間、パーキングしておく手もあります。
特に中古ドメインの場合は、パーキングで多少の収益を期待できるかもしれません。
ですが、長期間パーキングしておくのも考え物です。
パーキングしているドメインを利用する気がなく、パーキングしながら転売を考えているというなら問題はありませんが、利用する気でいるドメインをずっとパーキングしておくのはオススメできません。
また、パーキングサービスによってリダイレクト広告されてしまう場合があり、スパムとされる危険性もあります。
サイト作成初心者はスケジュールを意識しておく
自分自身でのサイト作成が初めての場合、独自ドメインやレンタルサーバーの設定を難しいと感じるでしょう。
勇んでサーバーを契約しドメインを取得しても、肝心なサイトの公開が遅れてしまうとサーバーの費用やドメインの価値が無駄になってしまうかもしれません。
初心者の方はある程度めどが立つようにスケジュールを意識することと、サイト公開のタイミングをより意識しておくといいでしょう。
最初から完璧なサイトはまずない
公開時から完ぺきなサイトはまず考えられません。
確かに、公開前にいろいろと想定して良いものを作成しようと手間をかけることは重要です。
しかし、サイトは公開して運用してみなければわからないことも多くあります。
意図したとおりに行く部分もあれば、予想していなかった部分がユーザーの人気を集める可能性もありますし、想定していない層のユーザーの需要が増加することも考えられます。
サイトを公開して舟をこぎ出してから、臨機応変に適切な対応をすることが求められます。
公開することを怖がらない
公開する前にアレコレ悩み過ぎるのも良くありません。
公開してから改善していけば、しっかりと評価されます。
自身を持って公開することはもちろんいいですが、自分自身が満足していても高い評価を受けられるとは限りません。
サイトはユーザーのために存在すると考えれば、公開してユーザーの反応や要望に対する対応や適切なSEO対策を継続して行うことが求められます。
サイトは公開してからがスタートになるので、思い切って公開してみてからでも対応はいくらでもできます。
早いサイト公開のメリット
サイトの公開を早くすることで、インデックスやクローラーに発見されるまでの期間を有意義に利用できます。
公開が速いことで評価が不安定な期間も早めに抜け出せるかもしれませんし、中古ドメインの場合は公開してから短期間で良い反応が返ってくる可能性も高くなります。
また、後々にサイトの評価が高まった場合、過去の記事も相乗効果で評価が高まる場合もあります。
公開していな期間やインデックスされていない期間は、サイトが存在しないことと同じです。
なるべく早くサイト公開をして目的の達成を目指しましょう。