Googleの検索エンジンを使った競合サイトの簡単な4つの調査方法!
投稿日:2018/03/27 (更新日:)
サイトやコンテンツを作成する前の事前調査やSEO対策などサイト運用を行う上で必要になる作業を行う際に、競合サイトの調査をします。
競合サイトの調査を行うためのツールが多く販売されていますが、導入している方ばかりではないでしょう。
Googleの検索エンジンを使って簡単に行える競合サイトの調査方法を紹介します。
Googleの検索エンジンが未だ主戦場
ユーザーの目に触れるためになどの意図もありますが、Googleの検索エンジン上でサイトを使って集客する、成果を生み出すようにするという点から考えれば、SEOはGoogleに強く依存した対策になります。
その他の集客方法や検索エンジンもありますが、現状はGoogleの検索エンジンが主戦場となっておりSEOに関してはGoogleに対してを指すのが一般的です。
ですから、競合サイトの調査を行う際もGoogleの検索結果などが他のツールであっても指標になっていることが多くあります。
Googleを使っているユーザーに向けてのSEO
SEOは検索エンジン最適化という言葉にはなりますが、検索エンジンに向けただけの視点や考え方しかない場合は、成功しないでしょう。
実際に利用するユーザーは人間ですから、良いと思ってもらえるサイトやサービスが前提として用意されていなければいけないからです。
また、検索エンジン自体も進化し続けておりユーザーに適した結果を表示するようになってきていますのでパーソナル化は意識しておきましょう。
検索エンジンを使った競合サイトの調査方法
Googleの検索エンジンの機能を利用することで、競合サイトを調べることができます。
本来の使い方は、検索の精度を高めるという点ですが、視点を変えることで競合調査になります。
「ウェブ検索の精度を高める」に、検索エンジンを利用した検索方法が記載されていますので、競合サイトの調査に利用できる項目を紹介します。
1.まずは、狙ったキーワードで普通に検索
検索エンジンをシークレットモードに設定するか、「https://www.google.co.uk」などを利用して、上位表示を目指すキーワードで実際にどのようなサイトが上位にランクインをしているか調べます。
Googleが評価しているサイトが順位として表れている結果になりますので、検索結果の状態を把握しておきましょう。
その中でも、自分が作成しようとしているサイトと近いものを競合サイトに設定して考察していきます。
2.「site:」で特定の競合サイトを検索する
キーワード検索をして競合サイトを見つけることができたら、「site:」を頭につけて見つけた競合サイトのドメインを検索してみましょう。
「site:」は特定のサイトを検索結果に表示させたい時に利用します。
インデックス数を調べたり、サイト規模の把握などが簡単に行えます。
3.「related:」で関連するサイトを絞り出す
一番の競合サイトを見つけたら、その他の競合サイトも調べましょう。
競合サイトはただ単に1位のサイトと言うよりは、自分のサイトコンセプトが似ているものをひとつ設定して、似ている他のサイトがあるかどうかも調べましょう。
一番の競合サイトのドメインの頭に「related:」をつけて検索することで、類似サイトを探すことができます。
思いがけないサイトが表示されるかもしれませんので、やってみる価値はあるでしょう。
4.「info:」でサイトの詳細情報を調べる
サイトの詳細を調べたいのであれば、「info:」を頭につけて検索します。
サイト自体をしっかりと、よく見てどのような特徴があるかを細かく見て、自分が作成するサイトが上回るためにはどのような部分が必要であるかを、ユーザー目線で見ておきましょう。
データよりは、競合サイトを利用しているユーザーになったつもりで、優れている点や改善の余地がある点を把握して、自分のサイトにフィードバックするようにしましょう。
競合サイトを見つけて知ることから始める
競合調査の最初のステップとしては、競合サイトを見つけて特徴を把握することです。
見つけるには特別なツールは不要です。
検索エンジンを大いに活用しましょう。
また、特徴とはサイトの内容と質をまずは把握しましょう。
被リンク数などの要素や各ツールのスコアなどを調べたとしても、数値としてわかるだけで特徴の把握にはなりません。
まずは、競合サイトを適切に設定し、自分の眼で見てどう感じ、どのようなサイトを作成すれば勝てるかという視点で調査しましょう。
スコアや被リンクより、まずは中身で勝つ
ツールを利用しているのであれば、調査をしたうえでツールのスコアで上回っている中古ドメインを利用すると考えるのも選択肢のひとつです。
また、被リンク数などのデータを見て、同等かそれ以上の被リンクを得るための施策や中古ドメインの利用で補うと考えるのも理解できます。
ですが、サイト運用前後に共通した前提として、中身で勝っているサイトを作ることができるか、作る気持ちがあるかという点が重要です。
Googleの検索エンジンも調査ツールのひとつ
競合調査ツールは有用なものも多くありますが、導入している方ばかりではないでしょう。
また、Googleの検索エンジンを利用した集客を考えている場合、Googleの検索結果を参考にすることはとても大事です。
検索結果に表示されているサイトの特徴をしっかりと把握することが、競合サイトの調査の第一歩になります。