ドメインエイジを中古ドメイン選定に活かすには?
投稿日:2018/05/15 (更新日:)
中古ドメインを選ぶ際に、重視するポイントは人それぞれ違うことでしょう。
中古ドメインのドメインエイジが長いものを求める方も中にはいます。
ドメインエイジという要素から、中古ドメインをどのように見ていくか考えてみましょう。
ドメインエイジの長さの基準を持っておく
ドメインエイジという要素だけで、中古ドメインの質を語ることはできませんが意識するポイントを持つことはできます。
ですが、まずその前にどれぐらいの年数が短いのか長いのかという基準を自分なりに持っておきましょう。
例としては、
- ~1年未満:短い
- 1年~3年未満:短め
- 3年~5年程度:普通、一般的
- 5年~10年:長い
- 10年以上:かなり長い
のように大まかでいいのでドメインエイジの基準値を自分なりに考えてみてください。
ドメインエイジだけで判断できることは多くはない
例えば、ドメインエイジが10年のものが欲しい、3年のものが欲しい、5年のものが欲しいと思った際にはこの部分だけ見れば手に入れることは難しくありません。
実際にwhois情報で確認したりWayback Machineを利用して該当するドメインエイジを持っているものを見つけることができれば、手に入れられるからです。
ですから、ドメインエイジの長さだけを見て選ぶことはオススメしません。
中古ドメインの場合は、リスクがなく効果があるものを選ぶ必要があるからです。
ドメインエイジの長さから分かることは?
ドメインエイジの長さから分かることは、その名の通りドメインエイジが何年かということです。
ドメインエイジが何年かだけで質を見抜くことはできませんが、ドメインエイジを知っておくことには大きな意味があります。
多くの中古ドメインを選定する際などは、ドメインエイジからふるいにかけることもできますし、リスクを見出すヒントとしても使えるからです。
ドメインエイジが短い場合
ドメインエイジが短い場合は、サイトとして利用されていなかった可能性も考えられます。
どのような理由で取得し手放したのかまでは憶測するしかありませんが、
- 取得はしたものの使わないから手放した
- 最初から転売するつもりで取得して手放した
などの可能性もあります。
極端に短い場合は、何らかのリスクがドメインにある可能性も否定はできません。
あるいは、何の影響もない新規ドメインのような状態であるということも考えられます。
ドメインエイジがそこそこある場合
過去の運用履歴を見てもサイトとして運用されていてある程度の期間運用されていたドメインの場合は、サイトの内容や被リンクの質などを細かく見ていく必要があります。
普通に運用していたサイトであれば、1年~2年で急に手放すとは考えにくい場合もあります。
また、サイト自体はあったが質が良くない、あまり運用されてる形跡がない場合は、単純に運用を止めた可能性もありますし、ペナルティのような状態になり放棄したということも考えられます。
ドメインエイジからだけでは判断できませんので、過去の運用履歴を中古ドメインの場合はドメインエイジの長短に関わらず確認したほうがいいでしょう。
ドメインエイジが長い場合
ドメインエイジが長いのであれば、運用されている期間は長いということも考えられます。
ですが、長いからと言って安心はできません。
長いと言っても放置された状態のドメインもありますし、しっかりと運用されていたドメインもあるからです。
しっかりと運用されていたドメインであらばリスクは低いとも考えられますが、サイトがうまく行かなくなったり急なペナルティなどが原因で手放した可能性も同時に考えておかなければいけません。
ドメインエイジが長いものが好まれる傾向がある中古ドメインですが、一概に長ければよいと言い切ることができないことがご理解頂けたでしょうか。
ドメインエイジの長さからドメインパワーを考える
ドメインエイジが長いということは、サイト運用期間が長いということなので短いものよりはドメインパワーが高いと考えられています。
ですが、「ドメインエイジが長い」=「ドメインパワーが高い」という単純なものではありません。
確かに短いものや運用履歴を見ても運用実績がないものは、ドメインパワーがあるとは考えにくいですが、長いものも履歴から運用実績を見て判断しなければいけません。
ドメインエイジが1年程度はドメインパワーはあまりない
ドメインパワーをサイト運用を通して得たドメインの価値と考えると1年程度のドメインはあまりないと考えられます。
単純に新規ドメインでサイト運用した場合、しっかりと運用したとしても最低1年間はサイトの育成に時間が必要だからです。
ですから、最低限1年以上はドメインエイジがあるものの方が効果は期待できるでしょう。
ドメインエイジが長い時のドメインパワーに注意
10年以上もドメインエイジを持つドメインの場合、適切に運用されて質が高いとしても注意が必要です。
元々のサイトとしてのバックリンクやデータなどが強く残っている場合、作成するサイトによっては扱いにくくなる場合が考えられます。
扱いにくいといいますか、ジャンルや運用が大きく変わることでメリットを感じにくくなったりハードルが高くなる場合があります。
10年以上のドメインエイジのものはそれなりに歴史を持っているということなので、海外ドメインであればまだあまり影響はないでしょうが、同じ言語で同じジャンルのサイトを作成する際は、メリットばかりが生まれるわけではないということを覚えておきましょう。
ドメインエイジは多くある要素のひとつ
中古ドメインを選定する際に、ドメインエイジという要素は数多くある選定要素のひとつであるということです。
こだわりを持ち、ドメインエイジをしっかりと調査することは重要ですが、ドメインエイジだけにこだわり過ぎてもいけないということです。
総合的に見て、目的に合致してリスクがないと判断したものを使用することが中古ドメインを選ぶ際には需要になります。
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