中古ドメインを探す際に、過去の業種・ジャンルを判断するには?
投稿日:2017/09/25 (更新日:)
中古ドメインが過去にどのように運用されていたかや業種・ジャンルを知ることは、中古ドメインのペナルティの有無を調べる際にも重要ですし、また利用する際にも意識する方が多いポイントでもあります。
特定のジャンルのものを探している、近しいジャンルを探している場合は過去の業種やジャンルをしっかりと調べることが求められます。
中古ドメインの過去の業種・ジャンルを知るには
中古ドメインを探す際に、業種やジャンルをある程度は把握することができます。
複数のジャンルに跨っているものや複数回業種やジャンルが変更されているドメインもあります。
どのように中古ドメインの業種やジャンルを調べるかを見ていきましょう。
MajesticのTopical Trust Flow
Majesticのトピカルトラストフローを確認してみましょう。
トピカルトラストフローはMajesticの指標ですが、ウェブサイトをカテゴリー化した指標になります。
トピカルトラストフローは、単に業種やジャンルを表しているわけではなく、ドメインや持っているリンクがどのカテゴリーに対して影響力を持っているかを判断するために利用されています。
ドメインが持つ業種やジャンルというよりは、ドメインが影響力を持つ業種やジャンルを特定することができます。
影響力が強いカテゴリーに対するサイトを運用しようと考えた場合、より効果的なドメインであるかを見極めることができます。
インターネットアーカイブ・ウェイバックマシン
インターネットアーカイブのウェイバックマシンで過去の運用サイトや運用履歴を調べることで直接的に業種やジャンルを特定できます。
また、実際にどのようなサイトであったかを直接見ることでサイトの質も判断できます。
業種やジャンルが希望のものであっても、サイトの質が粗悪であった場合、SEO効果は期待できませんしペナルティを持っている可能性も出てきます。
ウェイバックマシンなどで可能な限り、ドメインの過去の運用を直接見て確かめることは中古ドメインを探す際はとても重要な作業です。
被リンクの傾向から調べる
中古ドメインを探す時は、過去の運用と同様に持っている被リンクの質や傾向を調査することが求められます。
被リンクの質が悪い場合、SEO効果が期待できないどころかペナルティを持っているリスクも高まってしまいます。
被リンクを調査する際に、リンク元のサイトの内容や質を見ることでリンクの質も業種やジャンルの傾向も把握できます。
また、どうようにアンカーテキストもどのようなもので貼られているかを確認することで傾向を掴むことができます。
リンク元のサイトがどのような業種やジャンルのサイトが多いのかを調べることで、ドメインが持つ特徴を判断することができます。
トップレベルドメインから推測してみる
ドメインのトップレベルドメイン(TLD)からある程度の業種やジャンルを推測することは可能ですが、トップレベルドメインだけで判断するのは難しいでしょう。
中古ドメインには、様々なトップレベルドメインのものが溢れています。
トップレベルドメインには意味があります。
例えば、
- com:商業組織
- org:非営利組織
- edu:教育機関
など、用途が定まっています。
ですが、中古ドメインの場合はこの限りではありませんので、しっかりと調査することをオススメします。
アクセス中古ドメインで業種・ジャンルを確認する
アクセス中古ドメインの商品ページで、
- 主要トピック
- ウェイバックマシンのデータ
- 被リンクの詳細
を確認することができます。
外部ツールでの調査結果のMajesticの項目の箇所に主要トピックが掲載されていて確認することができます。
スクリーンショットの項目から、過去の運用サイトのスクリーンショットを確認できます。
また、サイトの運用言語も確認することができます。
ドメイン情報タブからバックリンクデータタブを選択して頂くと、バックリンクの詳細を確認することができます。
被リンク情報は上位50件まで、アンカーテキストは上位20件まで閲覧できます。
中古ドメインのジャンルや業種を意識し過ぎない
実際に中古ドメインを利用してきた経験から考えても、業種やジャンルを必ずしも一致させなくても中古ドメインの効果は発揮されます。
過去の業種やジャンルが一致していることがマイナスに働くことはありませんので、一致している場合は利用すればより効果的になる可能性もあります。
また、多くのドメインが海外サイトで利用されていたものが多いことからも業種やジャンルというよりも過去のサイトやリンクの質を意識して探すことが一番でしょう。
ですが、危険性を回避するためには、なるべく避けるべき業種やジャンルがあることもあります。
多くのドメインの中から目的のドメインを選ぶ際には、ジャンルや業種でふるいにかけて絞り込むなど選定の手間を省くことも必要です。
避けるべきジャンルは、一般的に好ましくない業種やジャンル(アダルトなど)が考えられます。
また、胡散臭いECサイトなども避けたほうが無難でしょう。
中古ドメインを探すならサイトやリンクの質が重要
サイトやリンクの質を調査して、どちらも質が高いドメインであればSEO効果は期待できますし、過去の運用時点からもSEO的に良いドメインであると考えられます。
このようなドメインを見つけた場合に業種やジャンルが異なるからと言ってダメだと判断することはオススメしません。
中古ドメインの場合、SEO的に良いドメインであれば業種やジャンルが異なっても利用すれば効果的です。
確かに業種やジャンルまで一致していた方が効果が高くなる可能性もありますが、そのようなドメインは稀です。
また、SEO効果を持っている中古ドメインばかりではないということを考えても多少、業種やジャンルが異なるぐらいであれば利用したほうがいいでしょう。
中古ドメインは総合的に判断しよう
中古ドメインを利用する際の重要なポイントはSEOに効果があるかないかという点です。
例え、業種やジャンルが希望のものであってもSEO効果が期待できないドメインであれば利用する意味はありません。
文字列や運用履歴などの箇所が希望通りであったとしても、やはりSEO効果が期待できない、ペナルティドメインであったなどでは意味がないでしょう。
中古ドメインを探す際は、もちろん業種やジャンルを意識するのもいいですが、総合的に考えてSEO効果が発揮でき質が担保されているドメインであるかの判断が必要です。
アクセス中古ドメインは質が高くSEO効果が発揮されるドメインをご用意しています。
是非、一度当店のドメインをご覧ください。