被リンク対策用のサテライトサイトは中古ドメインで効率化する
投稿日:2016/12/07 (更新日:)
- サテライトサイトの効率を上げる
- 被リンク対策の目的を明確にする必要がある
- サテライトサイトを入り口とした流入を増やす
- 無料ブログやサービスと比較して考える
- 被リンク用サテライトサイトの種類を多く持つ
- ひとつひとつのサテライトサイトに特色を持たす
SEO対策についてコンテンツが重要であると昨今言われています。
どちらか一方に偏り過ぎてもいけませんが、被リンクSEO(被リンク対策)についても無視はできません。
代表的な施策であるサテライトサイトを作成しリンクを集めるという手法の効果はまだあります。
中古ドメインを利用してSEO効果の高いサテライトサイトを作るためのポイントについて紹介します。
サテライトサイトの効率を上げる
サテライトサイトは、メインサイトにリンクを貼るという役割だけで終わらせるのは勿体ありません。
確かに、複数または大量にサテライトサイトを作成しリンクを集めて終わりという手法も効果がないとは言いません。
せっかく作成したのならもっと有効に活用していきたいところです。
なぜなら、リンクを集める以外にもサテライトサイトは使い道があるからです。
サテライト自体に価値を持たす
中古ドメインには様々な資産があるということはこれまでも言ってきました。
サテライトサイトに中古ドメインを利用することでサテライトサイトにも付加価値をつけることが可能です。
サテライトの価値と被リンクの力は比例すると考えておきましょう。
中古ドメインの特性を活かす
長期間運用された実績がある中古ドメインであれば、被リンクやドメインエイジなど検索エンジンから評価される資産を保持しているからです。
価値があるサテライトサイトからリンクを送ることで効果はより高まります。
時間を効率化できる
サテライトサイトに適した中古ドメインを使用すればメインサイトに強いリンクジュースを流し込むことができます。
それほど時間や手間をかけなくても、メインサイトの検索順位を上げる効果が期待できます。
即効性が要求されるという面もあるサテライトサイトに中古ドメインの利用は適しているということが言えます。
被リンク対策の目的を明確にする必要がある
サテライトサイトを作成するにしても、中古ドメインを利用するにしても明確な目的を持って計画的に行うべきです。
すぐに上位表示を行いたいとしても、うまくいくとは限りません。
まず、自分のサイトの状態と計画をしっかりと把握しておきましょう。
自分のサイトにどれぐらいのコンテンツがあり、どのようなユーザーが訪れているのかを分析したうえでどのようなサテライトサイトがいくつ必要なのかということが見えてきます。
サイトリリース直後からサテライトで被リンク対策をするのは、あまりお勧めできません。
サテライトサイトを入り口とした流入を増やす
価値があるサテライトサイトであれば、そこからの流入も期待できます。
リンクを送る以外に、メインサイトに向かうための別の入り口として利用できるかもしれません。
サイト作りはしっかり行う
中古ドメインを利用することでその効果の期待は高まりますが、それだけで流入が増えるわけではありません。
サテライトサイト自体をしっかりと作っているということが前提です。
内容がないサテライトサイトを作成したとしても、ユーザーのためにならないだけでなく検索エンジンから評価すらされません。
粗悪なサテライトは害でしかない
自分で作成したサテライトサイトの質が粗悪な場合、Googleペナルティを受けたりメインサイトに対してもマイナス効果を生む可能性があります。
サテライトサイトと言えど、最低限のSEO対策を施すべきです。
質を高めるということに関してはメインサイトにもサテライトサイトにも違いはないからです。
サテライトだからは言い訳
サテライトサイトだから、この程度でいいと勝手に決めつけてはいけません。
サイトの質を高める、ユーザーに価値のあるサイトや情報を提供するということを念頭に置いて作成し運用していきましょう。
サテライトサイト自体が上位表示されるようになれば、リンクの力も上がりメインサイトへの流入の増加も期待できます。
無料ブログやサービスと比較して考える
SEO対策をする上でコストを減らしたいと考えることは当然のことだと思います。
コスト削減や作業の効率化を考えて、サテライトサイトを無料のブログやサービスで作ることもひとつの手であるとは思います。
ですが、無料のブログやサービスだけにしてしまうのはあまりオススメは出来ません。
サービス元が影響してくる
無料ブログや無料サービスで作成したページは検索エンジンからの評価が低くなってしまう傾向があります。
無料ブログの数を増やしても、結局はドメインの持ち主であるブログ提供元やサービス元への評価が高まるだけになります。
また、あからさまなサテライトサイトだと判断されるとブログの記事やブログそのものが削除されてしまうこともあります。
無料ブログがダメというわけではない
無料のブログやサービスだけを利用したサテライトサイトの作成はオススメできません。
効果の少ない無料ブログでサテライトサイトを量産しても、時間や手間ばかりがかかってそれに見合った成果を得ることは難しいでしょう。
ですが、無料ブログがダメである、効果が全くないというわけではありません。
無料ブログでもしっかりと記事を書いて更新していけば効果はあります。
無料ブログばかりになってしまわないということが重要なのです。
被リンク用サテライトサイトの種類を多く持つ
無料ブログやサービスだけにならないなら、サテライトサイトを作成する上で使用してもいいと思います。
サテライトサイトはいろいろな種類のサイトを持っていた方がいいからです。様々な種類のサイトからのリンクを受けていることは評価される傾向にあり、より自然だからです。
偏らないことが大事
同じ無料ブログからのリンクしかないサイトは、明らかに不自然で自作自演だと思われても仕方ありません。
サービス元が異なってたとしても、無料ブログから以外のリンクがないというのも不自然です。
リンク評価の上限がある可能性を考慮
ブログ以外にもSNS、まとめサイト、HTMLサイト、WordPressサイトなど様々な形式のサイトからリンクを得ることができれば効果的です。
Googleはサイトの種類によって評価するリンクの上限があるという話もあり、リンクの数が多いからと言って評価に繋がらない場合もあると言います。
ひとつひとつのサテライトサイトに特色を持たす
サテライトサイトは様々な形式で作成することと、ひとつひとつのサテライトサイトに独自性を持たす必要があります。
形式を変えることは勿論ですが、デザインやコンテンツにも独自の色を出していければより良くなることでしょう。
繰り返しになりますが、サテライトサイトの質を高めることが確実な効果を生み出します。
中古ドメインを利用するなど工夫しよう
サテライトサイトを作成し被リンクを集める施策のSEO効果は確かにあります。
しかし、以前ほどリンクを集めることだけ考えていても効果が上がらなくなっていることも事実です。
中古ドメインの特性を活かしたり、サテライトサイトの種類を増やし質を向上させることで一過性ではない効果が期待できます。