SEO効果はある?Googleが推奨する画像公開のガイドライン!
投稿日:2018/05/11 (更新日:)
サイトのコンテンツの一部として、画像も大きな役割を持っています。
画像検索からサイトへの流入も考えられますし、サイト内でコンテンツの色どりや分かりやすさの促進、デザインなどの面でも画像は重要です。
ですが、不必要な設置、不適切な使い方をしていては意味がありません。
Googleが公開している画像公開のガイドラインから画像の適切な使い方を考えてみましょう。
画像もコンテンツの一部です
Googleは画像検索に関しても、通常の検索と同様にユーザーに最適かつ関連性の高い結果を提供したいと考えています。
ですから、Googleのガイドラインに従って画像を取り扱うことで検索結果に自分のサイトの画像が含まれる可能性が高まり流入などのSEO効果が期待できます。
画像に関するGoogleガイドライン
サーチコンソールの「コンテンツに関するガイドライン」の中の「画像」という項目の中に画像公開に関するガイドラインの記載があります。
記載してある内容を基に引用を用いて紹介していきます。
画像に重要なテキストを埋め込まない
タイトルや見出しなどを画像で設置しているサイトもあります。
重要でない場合は問題ではないですが、基本的には重要なテキストはHTML内に記述する方が検索エンジンにもユーザーに対しても有意義でしょう。
画像のファイル名を適切なものにする
ファイル名を適当なものや数字などにはしないで、ファイルに対して適切な名前を付けることは重要です。
例として、
my-new-black-kitten.jpg(「我が家の新しい黒い子猫」という意味のファイル名)は IMG00023.JPG よりずっとわかりやすい名前です。
わかりやすいファイル名はユーザーにとっても便利です。
と説明がしてあるので、タイトルでどのような画像か分かるように設定しておくといいでしょう。
代替テキスト(alt属性)を作成する
画像に対して適切なalt属性を設定するのは基本ですね。
alt属性は画像を説明する役割を持っています。
画像検索の結果にも影響がありますし、ユーザーが画像を表示できない場合などにも情報の提供として役に立ちます。
alt属性の記述例を紹介します。
- 適切ではない例:
- 適切な例:
- 最適な例:
上記を参考にして、設定するといいでしょう。
alt属性に対してキーワードを詰め込み過ぎたり、不自然な説明を行うとスパムとみなされる場合もあるので注意しましょう。
画像に対するアンカーテキスト
自分のサイト内で自分で設置するアンカーテキストであれば、わかりやすいものを設置するなど適切なものを設置できます。
ユーザーに対してリンク先の内容を適切に把握できるような文章を心掛けましょう。
例としての記載を紹介します。
たとえば、休暇の写真のページに「2008年6月のアイルランド旅行の写真」のようなアンカー テキストを指定して関連づけることができます。
alt属性と同様にリンク先に対して適切な紹介文として、アンカーテキストを設置すると効果的でしょう。
画像に適した内容を記述する
簡単に言ってしまえば、画像の周辺には画像に関連した内容を記載するということです。
また、逆にコンテンツ内容と関係のない画像は無闇に掲載しない方がいいということになります。
たとえば、自家栽培のトマトを紹介するページにシロクマの写真を載せると、polarbear.jpg の題材について、検索エンジンにわかりにくいメッセージを送ることになります。
と記載があるように、コンテンツ内容に適した画像を設置することを心掛けましょう。
オリジナル画像は保護する
フリー素材の場合はいいですが、オリジナルの画像の場合はコピーされたり、不正使用がされないように考えておかなければなりません。
ライセンスを設定したり、帰属を明記するHTMLを提供する、画像や著作権テキストなどを埋め込むなどの対応をしておくことも重要です。
画像の質と適切さ、ユーザービリティを意識する
サイトのページやコンテンツに適した画像であることは大前提ですし、その画像がよくわからない状態でないことも大事です。
ユーザービリティを向上させる画像の使い方として、
- 配置を最適化
- 有益で高品質なサイトの作成
- デバイスに適したサイトの作成
を心掛けましょう。
また、画像はオリジナルのものを可能な限り用意するとより好ましくなります。
画像も理由がなく設置するのではなく、目的を持って設置することが重要です。
画像を活用して質の高いサイトを目指す
すべての場合に画像を使えば良いというわけではありませんが、サイト内容やコンテンツに対して適切な画像を用意することはユーザーの利便性を向上させます。
画像を適切に使うためにも「画像公開のガイドライン」を参考にして効果的な画像の利用を考えておく必要があるでしょう。
画像を適切に用いるだけでなく、コンテンツやサイトの質は総合的に判断しなければいけません。
どれか一つだけ出来ていればいいというものでもなく、どれか一つでも不適切であればサイトとしての質は良いとは言えない場合もあるからです。
画像だけを考えて見ても、利用の仕方によってはサイトは良くも悪くもなります。
適切な画像の利用の仕方や考え方をしっかりと把握して、SEO効果だけを考えるのではなくサイト全体の質が向上するように利用しましょう。