当てはまったら致命的!価値を下げるだけのサテライトサイト例
投稿日:2018/01/12 (更新日:)
- 淘汰される被リンク用サテライトサイトの特徴
- 使い捨て以下のサテライトサイト
- コンテンツの重要性はサテライトサイトも同様
- ドメインパワーを食いつぶすサテライトサイト
- 被リンクの効果はサイトの価値次第!
- 自力である程度順位を獲得できるサイトを持つ
サテライトサイトは、被リンク対策のためだけに存在するサイトではありませんが、被リンクを送るためだけに作られるサテライトサイトも多くあります。
また、被リンク目的で大量に生産されるサテライトサイトは低品質なものが多く見られます。
昨今のGoogleのアップデートや考え方、検索結果の改善などから考えて被リンク用となってしまっているサテライトサイトは効果を大きく失っていくと考えられます。
淘汰される被リンク用サテライトサイトの特徴
なぜ、被リンク用サテライトサイトが淘汰されると考えられるのかと言いますと、
- 価値があるサイトとないサイト
- 役に立つサイトと立たないサイト
を明確にしていく動きがGoogleから感じられるからです。
被リンク用サテライトサイトのすべてが当てはまるわけではありませんが、被リンク設置のためだけに作成されたサイトは、価値もなく役にも立たないサイトと言えるでしょう。
トラフィックがないサテライトサイト
被リンク用に作成したサイトであっても、誰も訪れないサイトからの被リンクに効果があるでしょうか?
誰も訪れないサイトは、存在しないサイトと言っても過言ではありません。
このようなサテライトサイトを作成したとして、いくら被リンクを獲得したとしても価値がないサイトからの被リンクはマイナス評価になるでしょう。
誰も得しないコンテンツ
サテライトサイトを量産している被リンク対策は、はっきり言って時代遅れの手法と言えますが、この場合のコンテンツは業者にオーダーした粗悪なものが入っているだけという状態が多いのが特徴です。
キーワードだけ指定したり、よくわからないキーワードを組み合わせただけでオーダーした記事が質が高いわけがないことに気づいたほうがいいでしょう。
特に無価値なコンテンツ、低品質なコンテンツを持つサイトは評価されなくなっていますので、コンテンツを見直さなければただのスパムサイトとみなされて終わりでしょう。
テンプレ・パターン化されている
大量に作成する際は、テンプレート化したりパターン化したサイトになっている場合が多くあります。
そのようなサイトからばかり被リンクを集めているサイトは、自作自演をしているとすぐにバレてしまい評価が下がるでしょう。
凝ったデザインであれば、良いということではなく、質の悪いサテライトという存在自体がテンプレート化されているようでは、時間と労力をかけてメインサイトの価値を下げているだけであると言えます。
使い捨て以下のサテライトサイト
淘汰されるサテライトサイトの特徴としてあげた、
- トラフィックがない
- 粗悪なコンテンツ
- テンプレート化されている
これらの特徴にすべて当てはまっているサイトは、使い捨てにすらならないゴミサイトといってもいいでしょう。
サテライトサイトの運用や質が、メインサイトより多少落ちるのは理解できますが、このように製作する意味すらないようなサイトを被リンク対策に利用するのは無意味です。
コンテンツの重要性はサテライトサイトも同様
「コンテンツ」と「被リンク」が検索エンジンからの評価の大きな要素であるということは良く言われますが、切り離して考えてはどちらの質も高められません。
どちらかが良くない状態であれば、効果を生み出せませんし評価も下げてしまう可能性も高くなります。
コンテンツの良し悪しも被リンクの質に影響しますし、被リンクの良し悪しもコンテンツの質にも影響するからです。
質の悪いコンテンツからの被リンク
質の悪いコンテンツということはサイト自体の質も悪いということです。
サイトの質が悪いということは、被リンクの質も悪いということです。
すべてが関係して効果を生み出しています。
コンテンツが重視されているのは、Googleの考えからも読み取れますし、現実に評価の仕方もコンテンツの質を重視している傾向にあります。
コンテンツが評価される要素であるのは、被リンク用のサテライトサイトでも例外ではありません。
より厳しく評価されるコンテンツ
コンテンツは今後より厳しく評価されることになるでしょう。
不確かな情報や不適切な内容を無責任に発信させないためにもコンテンツの質、信頼性、正確性はより求められます。
このことから考えても、効果が出ていた頃のようなキーワードが入っているだけのコンテンツでは文字数がいくら多かろうと、関連キーワードを含んでいようと評価されずにマイナス要素にしかならないでしょう。
ドメインパワーを食いつぶすサテライトサイト
中古ドメインをサテライトサイトに利用して価値を持たしたり、被リンク効果を上げる手法があり有効ではあります。
ですが、利用している中古ドメインのドメインパワーを失わせてしまうような粗悪なサテライトサイトであれば、ドメインの無駄遣いですしサイトとしても評価されないでしょう。
価値の高い、高品質な中古ドメインを使ったとしても、肝心のサイト自体に価値がなければドメインパワーは失われ、効果どころかマイナスになってしまいます。
中古ドメインを使えば良いサイトになるわけではない
「アクセス中古ドメイン」は、質の良い中古ドメインを活用して頂きたいと考えています。
ですが、中古ドメインを使って質の高いサイトを作成して頂きたいということです。
「中古ドメインを使えば良いサイトになるんでしょ?」と考えてはいけません。
他の質の高いサイトに対して差をつけるためには、質の高いサイトと質の高い中古ドメインを用意することで差をつけることができます。
ドメインの価値はサイト次第です
例え元の価値が高い中古ドメインでも、サイトの質で急速に価値は下がります。
逆に、あまり価値がない中古ドメインでも適切に利用し質の高いサイトを運用していくことで価値は高まります。
価値の高い中古ドメインは確かに効果的ですが、効果を出すにはそれ相応のサイトが必要になります。
被リンクの効果はサイトの価値次第!
簡単に言ってしまえば、上位表示されているサイトからの被リンクの方が効果があるとも言えます。
上位表示されているサイトは、Googleの考えの上で評価されており価値があるサイトになるからです。
サテライトサイトの場合、上位を目指すのは厳しいかもしれませんが、圏外のサイトは価値がないと判断されていると考えておきましょう。
価値がないサイトからの被リンク対策では、被リンクの効果は期待できないでしょう。
作成しているサテライトサイトはどうなってる?
検索順位が主要キーワードや関連キーワードで、せめて50位以内に存在しているサイトになっているでしょうか。
ある程度、トラフィックがありユーザーに利用されるサイトになっているでしょうか。
このようなサイトに出来ていない場合は、残念ながら淘汰されるサテライトと言いますか、存在していないサイトと同じです。
質が低いのに「SEO的に問題ないサイト」「SEO的には要件を満たしている」などとサテライトサイトに対してSEO業者は言いますが、30~50位以内にもいないようなサイトであればSEO的に問題があるとしか言いようがありません。
対策ページの順位はどうなっている?
サテライトサイトの順位と同様に、対策しているページの順位も関係があります。
例えば、対策ページの順位が30位以下であれば被リンク対策と言うよりは、サイトの改善やコンテンツの改善・追加をしていったほうが良いでしょう。
なぜなら、下位のサイトやページにリンクが集まるのは不自然ですし、下位のページに対してそれよりも低い評価をされているサイトからの被リンクで効果を生むとは考えにくいからです。
自力である程度順位を獲得できるサイトを持つ
せめて50位以内には、コンテンツ勝負で順位を獲得できるサイトを持つことをまず考えましょう。
検索結果に対して、大幅な改善の動きを見せているGoogleはサイト内容を重視しています。
サイト内容だけで、ある程度評価されるサイトを作成しなければその他の施策も中古ドメインも効果を発揮できないでしょう。
逆に中古ドメインを利用して、あとはサイト内容を高めていくだけで勝負できる環境になってきているとも言えます。
メインサイトであろうがサテライトサイトであろうが、新規ドメインであろうが中古ドメインであろうが、サイト内容、サイトの質で手を抜いていいわけがありません。
良いサイトができれば中古ドメインの場合、新規ドメインに比べ有利になる可能性は高くなるでしょう!