運用後の手動ペナルティはサイトの質が影響している!
投稿日:2018/03/09 (更新日:)
- 手動ペナルティの確認は必須
- 運用後に手動ペナルティになる原因
- コンテンツが原因の手動ペナルティ
- 被リンクが原因の手動ペナルティ
- サイト自体の質やSEO対策が原因の場合もある
- 手動ペナルティになったら原因を特定して対策する
- 運用後の手動ペナルティは サイトを見直す必要がある
中古ドメインの場合、手動ペナルティを持っているドメインがある場合はあります。
この場合は取得した時点で持っています。
いわゆるハズレの中古ドメインです。
ですが、運用後に手動ペナルティを受ける可能性は中古ドメイン・新規ドメインを問わずあります。
運用後の手動ペナルティの原因は、ドメイン自体ではなくサイトの質や運用方法、SEO対策などに問題があって適用されるからです。
手動ペナルティの確認は必須
自動ペナルティというのもGoogleにはありますが、こちらはアルゴリズムによって適応されると言われています。
手動ペナルティは、Google内で目視が入り適応されているそうですが、目視されるサイトの炙り出しにはアルゴリズムが適応されている可能性は高いでしょう。
自動ペナルティの適応は、はっきりと確認することはできませんが、手動ペナルティはサーチコンソールで「手動による対策」から確認ができます。
中古ドメインは取得したらすぐ確認
新規ドメインは取得して確認した場合に手動ペナルティであることは、ほぼないでしょう。
あったとしたら新規ドメインではなかった可能性があります。
中古ドメインであったということです。
中古ドメインの場合は、取得したらすぐにサーチコンソールで確認しましょう。
適応されていなければ、ドメイン由来の手動ペナルティはありません。
この時点で手動ペナルティがなければ、今後適応される原因としては、サイト運用で何かしらの問題が生じたということに絞られます。
あくまで運用前に手動ペナルティがない場合は、運用後のサイトの状態で判断されていきます。
運用後に手動ペナルティになる原因
サイト運用を開始してから、手動ペナルティになる原因は様々ありますが、大きくふたつの要素になります。
それは、
が、原因でペナルティになる場合が多いからです。
コンテンツと被リンクは、Googleが評価する際にも重要視している部分になりますので手動ペナルティの原因としても大きくなっています。
サイトの質が悪いと手動ペナルティになる
スパム行為や不適切なSEO対策をしているサイトは、手動ペナルティになりやすいサイトと言えます。
要はGoogleのガイドラインに違反している部分があれば、いつでも手動ペナルティになる可能性を持っているということです。
また、低品質なサイトも適応されやすくなります。
コンテンツの質と被リンクの質が低いことが、原因で適応される手動ペナルティがあるからです。
コンテンツが原因の手動ペナルティ
サイトのコンテンツが原因で手動ペナルティになる要因として考えられるのは、
- 内容が薄い
- 内容が不適切
- キーワードを詰込み過ぎている
- スパムコンテンツになっている
- 隠しテキストがある
- 根本的にコンテンツの価値がない
- 広告しかない
- コピーコンテンツ
- 自動生成コンテンツ
などに当てはまっている場合は、コンテンツが原因で手動ペナルティになる可能性が考えられます。
ステータスは一概には言えませんが、
- 悪質なスパム
- 価値のない質の低いコンテンツ
- 隠しテキスト、キーワードの乱用
などの適応が考えられます。
被リンクが原因の手動ペナルティ
被リンクが原因で生じる手動ペナルティは、自演リンクで起こる場合が多い傾向があります。
発リンクが不自然な場合も、手動ペナルティになります。
また、低品質なサイトから大量にSEO目的の被リンクを獲得することでも手動ペナルティを受ける場合があります。
サテライトサイトなど自体が低品質な場合、サテライトサイト自体も手動ペナルティになりますし、そのペナルティサイトからの被リンクが影響でリンク先のサイトも手動ペナルティになる場合があります。
ステータスとしては、
- 悪質なスパム
- サイトへの不自然なリンク
- サイトからの不自然なリンク
が適応されやすいでしょう。
また、低品質なコンテンツである場合はリンクだけ修正したとしても解除されない場合があります。
サイト自体の質やSEO対策が原因の場合もある
コンテンツが優れていても、低品質な被リンクばかりを自演行為で集めていたら手動ペナルティになる可能性があります。
逆に中古ドメインの利用などで高品質な被リンクを受けていたとしても、コンテンツが悪ければ手動ペナルティになる可能性もあります。
また、コンテンツと被リンク自体に問題がなくても、サイト運用の仕方や不適切なSEO対策などが原因で手動ペナルティになる可能性も否定できません。
手動ペナルティになったら原因を特定して対策する
サイトが手動ペナルティになる原因の多くは、Googleのガイドラインに違反しているからです。
サイトが手動ペナルティになった場合は、ガイドラインを違反している部分を対策し、サイトをクリーンにしたことをGoogleに伝えなければなりません。
手動ペナルティの原因を確認するには、サーチコンソールの「手動による対策」に、問題になっているステータスが記述しているので、確認をして修正しましょう。
手動ペナルティの原因を対策したら再審査リクエストをする
サーチコンソールの「手動による対策」に記述しているステータスを対策できたら、Googleに修正したことを知らせるために「再審査リクエスト」をします。
Googleに修正したことを知らせるには、サーチコンソールの「手動による対策」の「審査のリクエスト」部分をクリックし、修正した内容を記述します。
修正した内容を記述する際の注意点として、Googleは以下のような発言をしています。
レポートに記載されているすべての問題をすべてのページで修正したら、レポートで [審査をリクエスト] を選択します。再審査リクエストには、修正した内容を記述します。再審査リクエストを明快なものにするために、次の 3 つの点にご留意ください。
- サイトの品質に関する問題を正確に説明する。
- 問題を修正するために行った手順を記述する。
- 取り組みの結果を記述する。
引用元:https://support.google.com/webmasters/answer/9044175
Googleの発言によると、「手動ペナルティになった原因を正確に説明し、どういった修正を行ったのか手順を記述して、修正した結果を記述する」ことで、はっきりと筋道が通り、審査の判定がしやすいと解釈できます。
つまり、手動ペナルティになった原因・修正をした手順・修正をした結果など、詳しい内容を再審査リクエストに記述しないと手動ペナルティが解除される可能性は低いでしょう。
運用後の手動ペナルティは サイトを見直す必要がある
ステータスだけを見てその部分だけを修正したとしても、解除されない場合があります。
また、Googleはしっかりと問題点を指摘して修正部分を明示してくれるわけではないので自分で考えなければいけません。
手動ペナルティになると大打撃です。
ドメインだけでなく、これまで運用していたことがすべて無駄になることもあります。
手動ペナルティにならないためには、ガイドラインを遵守してコンテンツと被リンクの質を強く意識して運用しましょう。
これは、中古ドメインであっても新規ドメインであっても同様です。
ペナルティドメインを生み出さないためにも、サイト運用やSEO対策が適切であるかを見つめ直してリスクが生じないように運用していきましょう。