【コーポレートサイト】企業サイトは慎重に設計・運用すべき理由!
投稿日:2018/05/29 (更新日:)
- コーポレートサイトは信頼性が何より求められる
- メインコンテンツ・企業サイトの目的への誘導
- ビジネスブログで集客と信頼の獲得を目指す
- コーポレートサイトに中古ドメインは使うべき?
- コーポレートサイトは企業の看板を背負っている
サイトを製作するハードルも下がり、様々なサービスでサイトを作成することが可能です。
また、WEBの利用の広がりから大企業だけでなく、中小企業や個人商店などもコーポレートサイトや企業サイトを持つようになっています。
このようなサイトを持つことは簡単になっていますが、個人サイトと異なり、慎重に設計し運用していくことが求められます。
コーポレートサイトは信頼性が何より求められる
簡単にサイトを作成できるからと言って安易にコーポレートサイトなどのオウンドメディアを持つことは逆効果になる可能性もあります。
- サイトの出来が悪い
- 見にくい・使いにくい
- 情報が不適切
- サービスがわかりにくい
- サイトの目的が不明瞭
など、コーポレートサイトで企業やサービスに対してのアピールを失敗してしまう可能性もあるからです。
コーポレートサイトや企業サイトは、信頼性が何より求められます。
胡散臭かったりわかりにくいサイトであると信頼性を損ない、評判を落としてしまう可能性も考えられるからです。
信頼性を得るために必要な情報を記載する
コーポレートサイトや企業サイトの信頼性を高めるためには、必要な情報を記載したり、役に立つ情報などを発信する必要があります。
記載すべき情報としては、
- 所在地・連絡先
- 企業・サービス概要
- 関連組織の情報
- 取引先情報
- 詳細な実績情報
- 保有メディア
- 代表情報
- 企業や社員の写真や情報
などを、しっかりと嘘偽りなく記載する必要があります。
実績や取引先、企業情報に誤解を生む表現や曖昧で誤魔化したような表現、虚偽の内容を記載することは法に反しますし、信頼性を落とすのでやめたほうがいいでしょう。
サービス内容を明確に記載する
実績がない場合は、サービスなどの情報をしっかりと記載し、こちらも偽りがなくユーザーに分かりやすく記載しアピールをしていくほうがいいでしょう。
サイトを見た人が、
- 何を提供している会社なのか
- どのようなサービスなのか
- 利用する利点
などを、しっかりと理解できるようにする必要があります。
コーポレートサイトは介して、新たな顧客を獲得し評判を高めていくためには、企業とサービス両方の情報と信頼感を与えなくてはいけません。
訴求することは重要ですが、実態と違うような内容や甘い言葉、大げさな表現を用いることはやめておきましょう。
良く見せるための工夫と、実態を誤魔化し印象を操作することは異なるので注意が必要です。
メインコンテンツ・企業サイトの目的への誘導
企業サイトに訪れたユーザーを企業サイトの目的となるメインコンテンツへの誘導を考えなければいけません。
サイトの内容により目的は異なるでしょうが、ランディングしたページから、目的のコンテンツに上手く誘導や回遊できる工夫はどのようなサイトでも必要です。
特に新規顧客開拓やサービス利用への誘導が、コーポレートサイトや企業サイトではメインになるので、コンテンツから如何に興味を持たせ、問い合わせなどのアクションを起こさせるかどうかが重要になります。
ビジネスブログで集客と信頼の獲得を目指す
メインコンテンツへの誘導を考えても、ユーザーがサイトに訪れていなければ意味がありません。
一般的に企業がサイト内で情報発信や広報を行う「ビジネスブログ」を運用してユーザーの獲得を目指します。
ビジネスブログとは、企業が作成するブログで社長ブログやスタッフブログなどが当てはまります。
主な目的として、
- 新規顧客の獲得
- ユーザーへの情報提供
- 商品改善やサポートへの活用
- SEO対策や市場調査
になります。
これらの目的を持たしたコンテンツ作成や運用に加えて、個人ブログとは異なり、企業の信頼性を損なわないような運用と役に立つ情報発信を意識する必要があります。
ブログの目的を設定する
個人ブログと異なり、企業で運用するビジネスブログには目的や役割を持たせる必要があります。
逆に目的も役割ないのであれば、ブログを運用する意味はないからです。
ビジネスブログの場合、情報の発信に対する責任がより重くなります。
ターゲットに対して適切な情報を発信していく必要がありますので、不用意な内容や不適切な話題、企業やサービスと何ら関連性がない話題ばかりを提供していては意味がありません。
また、これらの無関係な内容から企業やサービスのイメージを損なってしまう可能性やリスクも考えておかなければなりません。
価値があるコンテンツ・情報の提供
どのサイトも同様ですが、企業サイトでビジネスブログを運用していくなら、価値があるコンテンツや役に立つ情報提供をブログでしていかなければいけません。
もちろん、ターゲットユーザーを考えた内容であることが前提です。
展開している事業やサービスに関連した情報や自社サービスの情報に、付加価値を持たせられる情報やお得な情報など、ブログだけでも役に立つようにしていくことが理想です。
また、ブログ内で関連性のある価値がある情報を発信していくことで、企業やサービスに対しても信頼感が高まり、顧客獲得に繋がります。
更新頻度も考えておく
更新頻度は、サイト運用、SEO対策を考えても意識はしておく必要があります。
ですが、ビジネスブログの場合は無理して更新することだけを考えも行けませんし、更新が少なすぎるのも危険です。
更新が少ないと企業やサービスに対しても活動が停止しているかのような印象を与える可能性もあるからです。
かといって更新ばかりを考えて、低品質な内容や無関係な内容でブログを運用していくことも目的からはズレますし、コンテンツ自体に役割がないためSEO対策にも市場調査にも活用できません。
結果として、サイトの質を落としてしまうことに繋がります。
更新頻度とコンテンツの質のバランスを考えて、運用していくことが重要です。
コーポレートサイトに中古ドメインは使うべき?
コーポレートサイトに中古ドメインを使う使わないは自由です。
ですが、企業やサービスに対してのブランディングの部分や、今後も長い目で運用していくことになるであろう企業サイトには、あまり適していないでしょう。
コーポレートサイトや企業サイトの場合は、SEO効果を考えるよりは、しっかりと作り込んで運用を通して価値を高めていくことが重要です。
このような場合は、ドメイン名も企業やサービスに関連がある文字列を重視して選んでいくほうがいいでしょう。
コーポレートサイトは企業の看板を背負っている
コーポレートサイトは企業の顔や看板になるサイトです。
サイトの内容や見た目、関連するコンテンツすべてが企業の看板を背負っておりイメージや評判に影響する可能性があります。
ですから、コーポレートサイトは慎重に設計し運用しなければいけません。
適当に運用したり、どうでもいいような内容を扱うサイトにしては意味がありませんし、うまく行かないからと無理矢理なSEO対策や新しくサイトを作ったり、複数持つことも意味がないサイトです。
コーポレートサイトは目的を持った企業の顔となるサイトですから、作成・運用を考えている場合は、しっかりとした計画と設計、準備を行い取り掛かりましょう。