使うだけ無駄かも!?中古ドメインでも役に立たないダメなサイトの特徴
投稿日:2018/06/29 (更新日:)
中古ドメインはどのようなサイトにも適しているわけではありません。
また、サイトによっては効果を発揮できずに終わることもあります。
根本的に、サイト自体がダメであれば中古ドメインに限らず、あらゆる施策やサービスを活用することはできないでしょう。
中古ドメインが役に立たないダメなサイトの特徴を考えてみましょう。
中古ドメインの利用と良いサイトは別
中古ドメインを効果的に活用して頂きたいと考えていますが、サイトに大きく左右されるという部分を考えて利用してください。
例えば、新規ドメインであってもサイトが良ければ、評価されます。
中古ドメインを使う場合は、新規ドメインでも評価されるようなサイトに使うことでより高い効果が期待できます。
どちらにせよ、ユーザーにもGoogleにも評価されるサイトを作ることが出来なければ、意味がないということです。
中古ドメインの効果が発揮できないサイトの例
良いサイト以前にダメな要素が多いサイトであれば、根本的に改善しなければどのようなことも役に立ちませんし、効果も出ません。
良い悪いは、人により異なりますが、サイトとして致命的な点や悪いと思われても仕方がないという部分はあります。
どのようなサイトが中古ドメインを無駄にするサイトになるか見ていきましょう。
ガイドライン違反・スパムサイト
大前提として、Googleガイドラインを遵守していないサイトやスパム行為をしているしていると思われてもおかしくないスパムサイトには無駄です。
これらのサイトに中古ドメインを使ったとして何が改善されるというのでしょうか。
スコアとしてのドメインパワーは、スパムサイトやペナルティサイトにだってありますし、数値だけ見れば高いものも中にはあります。
ですが、本質的な価値はありません。
このようにスパムサイトに中古ドメインを使ってドメインパワーを高めたとしても使うのはまったくの無駄であると言っていいでしょう。
リンク目的だけのサイト・サテライト
サテライトに中古ドメインを使うのは有効ですし、ダメではありませんがリンクを設置するためだけに作られているサイトには無駄です。
といいますか、リンクを設置するためだけのサイト自体が無駄です。
しっかりとしたサイトを作成しユーザーにもGoogleにも評価がされていなければ意味がありません。
評価がされていないサイトからのリンクに効果がなくリスクしかないのは誰でも理解できると思います。
コンテンツが意味不明・無価値なサイト
サイトの価値は内容で決まる部分が大きいでしょう。
例えば、ドメインパワーやリンク、キーワードがあるからと言ってユーザーが価値がないと判断すれば、それで終わりです。
キーワード数や共起語、出現率などそれっぽいことを言う方もいますが、そもそも内容が良いことを前提で考えるべき要素です。
内容を見ずにこの部分だけでSEO的に問題ないと考える方もいるので恐ろしいことです。
内容を度外視してその部分だけ見ていると意味不明な内容やキーワードが詰め込まれただけのスパム、無価値なものになってしまいます。
サイトとして価値がないものに中古ドメインを使っただけでなんとかなるということは考えにくいので無駄になるでしょう。
新規ドメインで既に評価を受けているサイト
新規ドメインである程度運用をしていたサイトの評価をより高めたいと、現状のサイトよりスコアが高いドメインに乗せ換えたいと考える方もいます。
ですが、乗せ換えたとしてもそれだけで評価が急に上がることも難しいですし、乗せ換えたことで評価がブレてしまう可能性もあります。
ある程度、育ったドメインを簡単に手放すよりは、サイト自体の質を高めるほかの部分に意識を持って行ったほうが良いでしょう。
すべてのケースにおいてこの場合は無駄とは言いませんが、ある程度評価されている場合は慎重に考えたほうが良いということです。
SEOを意識していない・目的がないサイト
SEOを意識とはSEOをしろということではなく、検索上位を獲る考えがないサイトということです。
中古ドメインの利用はSEO効果に期待してという部分が多いでしょうから、SEOを考えていないサイトにただ使うだけでは無駄と言えます。
また、サイト自体に目的がないのであれば、どのような効果や成果を中古ドメインに求めているかが不透明ですし、サイトの存在意義自体も不透明です。
ですから、目的がないサイトに敢えて使うことは無駄になると考えられます。
中古ドメインを使うことは施策の一部分に過ぎない
中古ドメインの利用は、効果やリスクに対しても様々な要素がある中のひとつの要素に過ぎません。
ですから、過剰な期待を持つことも、必要以上にリスクを懸念し過ぎることも正しくないと言えます。
確かにペナルティドメインであれば使った瞬間にマイナスですので注意は必要です。
しかし、中古ドメインを使うということは、一要素にしか過ぎないということを理解しておきましょう。
良いサイトにするという考えが大前提
中古ドメインを使って良いサイトを作る、運用するという部分を考えていなければ、どんなに価値があるドメインでも無駄になります。
ドーピングのような発想、手抜きをしたいからという発想ではうまく行きません。
中古ドメインの利用はSEO対策の一施策として、広く知られています。
ですが、良いサイトはSEO対策が施されているサイトではないということを認識してください。
ユーザーに支持されGoogleからも評価を受け、ガイドラインを遵守し品質を保つ、向上させる意識がなければ、価値があるサイトとは言えません。
中古ドメインを使う使わないの判断の前に、良いサイトを作れるのかという部分も考えなければ本当の成功は得難いでしょう!