中古ドメイン実験企画始動!中古ドメインは今でも良いSEO効果をもたらすのか検証!
投稿日:2021/10/06 (更新日:)
2021年現在、中古ドメインはSEO効果やメリットがあるのか疑問に思う方も少なくないかと思います。
そこで当サイトでは、実際に中古ドメインを使ってサイトを運用し、現在もSEO効果があるのか実験・検証を行う企画を立ち上げました。
近年繰り返されるGoogleコアアップデートにより、日々コンテンツやE-A-Tが重要視される傾向が高まっていますが、いまだ中古ドメインによる被リンクやドメインパワーはSEO効果に有効とされています。
では、実際に中古ドメインを使って「新規サイトの立ち上げ」と「既存サイトからの載せ替え」の2パターンを行い、中古ドメインのSEO効果の有効性を検証していきます。
中古ドメイン実験の企画概要
中古ドメインには、大きく分けて2つの利用方法があります
- 中古ドメインを使って新規サイトを立ち上げる
- 既存サイトを中古ドメインに載せ替える
この他にも、Googleのペナルティ解除に使うなど、中古ドメインを活用する方法がありますが、今回は上記の2つのパターンで実際にサイトを運用し、SEO効果を検証します。
以降は、
「中古ドメインを使って新規サイトを立ち上げる」という実験を → 「中古ドメイン立ち上げ実験」 「既存サイトを中古ドメインに載せ替える」という実験を → 「中古ドメイン載せ替え実験」と呼称することにします。
パターンA:「中古ドメイン立ち上げ実験」について
「新規立ち上げサイトに中古ドメインを使用する方法は、いまも健在なのか?SEO効果は?」を検証していきます。
今回、実験のために「ネット副業 初心者」をテーマとしたサイトを準備することにしました。
ユーザーの検索ニーズも高く、ネットビジネスや副業をテーマにしたメディア、ブログサイトをはじめ、フリーランスの方なども参入してくる人気のワードです。
そのため、立ち上げたばかりのサイトがすぐに検索順位に入っていくには難易度の高いジャンルとなりますが、どのような結果が得られるのか実験のテーマとしては楽しみなものがあります。
また、検証内容としてどのくらいのスピードでindexされ、検索順位がつくまでにどのくらいの期間がかかるのかを測定していきます。
実験にあたり、SEO効果をより発揮させるために下記のことを行っていきます。
1.ドメインの選定
- ドメインパワーからドメイン候補を絞り込む
- 被リンク(バックリンク)の調査
- 過去の運用履歴の確認
- ドメイン年齢はできるだけ長く、質を重視する
2.SEOを意識したサイト設定
立ち上げで使用する中古ドメイン
アクセス中古ドメインの販売リストよりドメインを選定
- ドメイン名:www.teamgear.net
- ドメインの運用ジャンル(運用履歴):22年6ヶ月(1999/01/25)
- ドメインパワー(パワーランク):51.7
- ドメイン年齢(運用歴):22年8ヶ月(1998/12/11)
- ドメイン価格(アクセス中古ドメインでの販売価格):46,880円(税込)
- 被リンクドメイン数/被リンク数:90/790
※ドメイン選定の方法については、次号実験コラム内で詳しくご紹介
検証内容について
検証内容は下記の通りです。
- サイトがインデックスされるまでにかかった日数(Google Search Consoleで確認)
- インデックスさせたい全てのページがインデックスされるのにかかった日数(外部の検索順位チェックツールで確認)
- 検索クエリが認識されるまでにかかった日数(Google Search Consoleで確認)
- 特定の検索キーワードに検索順位が付くまでにかかった日数(外部の検索順位チェックツールで確認)
パターンB:「中古ドメイン載せ替え実験」について
「検索順位に伸び悩んでいる既存サイトを中古ドメインに載せ替えた場合に効果は期待できるのか?」を検証していきます。
ドメインを載せ替える目的として、主に現在のサイトがペナルティを受けてしまいindexが入らなくなってしまった場合やコンテンツをいくら改修しても検索順位に伸び悩んでいるなどのケースだと思います。
今回の実験では、2年前に行われたGoogleコアアップデートによってサイト全体の検索順位が一斉に落ちてしまい、アクセスがほぼなくなり、現在放置しているサイトを使用します。
また、ペナルティ解除のための中古ドメインへの載せ替え方法についても触れていきたいと思っています。
立ち上げと同様にSEO効果を十分に発揮させるためにドメインの選定からSEOを意識したサイト設定を行っていきます。
ドメインの選定
- ドメインパワーからドメイン候補を絞り込む
- 被リンク(バックリンク)の調査
- 過去の運用履歴の確認
- ドメイン年齢はできるだけ長く、質を重視する
SEOを意識したサイト設定
実際に使用する既存サイト
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既存サイト基本情報(2021年9月時点)
- 総ページ数:954ページ
- インデックスページ数:約378ページ
- ドメイン名:cirtef.org
- ドメインパワー(パワーランク):44.0(ゴールドランクに該当)
- ドメイン年齢(運用歴):20年6ヶ月
- 被リンクドメイン数/被リンク数:57/277
既にインデックスされているページなどはそのまま引き継ぎ、中古ドメインの被リンクやドメインパワーの引き継ぎ効果を検証します。
載せ替え先となる中古ドメイン
アクセス中古ドメインの販売リストよりドメインを選定
- ドメイン名:ristorantedaucila.com
- ドメインの運用ジャンル(運用履歴):10年8ヶ月(2011/01/19)
- ドメインパワー(パワーランク):51.3
- ドメイン年齢(運用歴):11年4ヶ月(2010/05/05)
- ドメイン価格(アクセス中古ドメインでの販売価格):40,990円(税込)
- 被リンクドメイン数/被リンク数:107/385
※ドメイン選定の方法については、次号実験コラム内で詳しくご紹介
検証内容について
検証内容は下記の通りです
- 特定のキーワードの検索順位の推移(外部の検索順位チェックツールで確認)
- アクセス数の推移(Google Analyticsで確認)
実験の結果報告について
ここまでが中古ドメイン実験企画の概要となります。
この後、実際にどのような工程で実験を進めているのか実験コラムとして、お届けします。
各工程の重要ポイントや注意事項など、初心者の方でも迷わず行えるようご説明していきますので、どうぞよろしくお願いします。
実験の結果報告につきましては、別途速報としてご報告していきますので、是非お楽しみに!
中古ドメイン実験企画記事一覧
実験概要
立ち上げ編
- 【第2回】立ち上げ実験 - ドメインの選定方法(パワーランク、被リンク編)
- 【第3回】立ち上げ実験 - ドメインの選定方法(ドメイン年齢、過去の運用履歴編)
- 【第4回】立ち上げ実験 - 中古ドメインの購入から納品まで
- 【第5回】立ち上げ実験 - WordPressでのサイト立ち上げ準備
- 【第6回】立ち上げ実験 - SEOを意識したサイト設定
- 【第7回】立ち上げ実験 - 被リンクの活用とサイト公開(実験開始)
- 【第8回】立ち上げ実験 - 立ち上げ実験(結果報告)
載せ替え編
- 【第9回】載せ替え実験 - 実験概要とドメインの選定方法【1】
- 【第10回】載せ替え実験 - メインの選定方法【2】
- 【第11回】載せ替え実験 - 中古ドメインの購入・whois情報について
- 【第12回】載せ替え実験 - サイト準備・WordPressのセキュリティ対策
- 【第13回】載せ替え実験 - 載せ替え手順とSEO対策について
- 【第14回】載せ替え実験 - サイト公開(実験開始)・公開後の作業
- 【第15回】載せ替え実験 - 載せ替え実験(結果報告)