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【中古ドメイン実験企画(載せ替え編)】中古ドメイン載せ替え手順とSEOを意識したサイト設計

投稿日:2021/12/07 (更新日:

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【中古ドメイン実験企画(載せ替え編)】中古ドメイン載せ替え手順とSEOを意識したサイト設計

前回の実験コラムでは、サーバーやWordPressのインストールなど、環境の準備についてご紹介してきました。
今回は本題となる中古ドメインの載せ替えとSEOの効果を高めるためのサイト設計についてご案内していきます。

サイトの載せ替え作業

用意したWordPressにいよいよサイトの載せ替えを行っていきます。

今回は、ペナルティを受けているサイトではないため、同一サーバーに載せ替えを行い、載せ替え元から載せ替え先に301リダイレクト処理を行うことで、元のページの評価も引き継いでいきます。(※ペナルティ解除を目的とした載せ替えの場合には、この手順で行わないでください)

まず、はじめに載せ替え元のデータ(WordPressのテーマ、プラグイン、記事データなど)をエクスポートします。

続いて、載せ替え先にこれらデータをインポートし、載せ替え先に復元します。

この時に必要なデータが不足していなか、エラーが発生していないかなど、必ずチェックを行ってください。

問題がなければ、続いて載せ替え元から載せ替え先のURLへ301リダイレクト処理を行います。
これは、載せ替え元にあるページの評価を載せ替え先のページに引き継ぐための処理になります。
※コンテンツの評価が悪く引き継ぐ必要がない場合などは、この作業を行う必要はありません。

続いて、購入した中古ドメインの被リンクを301リダイレクト処理していきます。

301リダイレクトの方法については下記記事をご覧ください。

ここまでの作業が完了したら載せ替え作業は終了です。

続いてはペナルティ解除のための載せ替え手順について、ご案内します。

ペナルティ解除のための中古ドメイン載せ替え作業

載せ替え作業の大まかな流れ

  1. 【載せ替え元のドメイン】ページ(URL)orコンテンツの削除
  2. 【載せ替え元のドメイン】サーチコンソールからインデックス削除申請
  3. 【載せ替え先のドメイン】中古ドメインの用意・各種設定
  4. 【載せ替え元・載せ替え先のドメイン】WordPressのプラグインをインストール
  5. 【載せ替え元のドメイン】プラグインを使ってデータ書き出し
  6. 【載せ替え先のドメイン】プラグインを使ってデータ復元
  7. 【載せ替え元のドメイン】サイトの削除
  8. 【載せ替え先のドメイン】アクセス解析やツールの再登録
  9. 詳しい手順については下記記事をご覧ください

    ペナルティ解除のための載せ替えでは、事前にサイトのデータを抽出し、コンテンツ・インデックスの削除が必要となり、作業後にはサイトを削除するなどの作業があります。

    また、ドメインが変更になりますので、サイト内、記事内でドメインを含むURL指定をしているリンク(テキスト、ファイル、画像など)はすべて修正が必要になりますので、修正漏れの内容に確認しながら変更を行ってください。

SEOを意識したサイト設定

良い中古ドメインに載せ替えたとしても、SEOを意識したサイト設定が整っていなければ、中古ドメインのパワーをしっかり引き出すことはできません。

そこでSEOを意識したサイト設定についていくつかご紹介していきます。
なお、常時SSL化、ドメインの正規化については立ち上げ実験でもご紹介していますので、下記記事をご覧ください。

【中古ドメイン実験企画(立ち上げ編)】SEOを意識したサイト設定

主なSEOを意識したサイト設定について

  • 常時SSL化
  • ドメインの正規化
  • title(タイトル)タグの最適化
    ・上位表示させたいキーワードをなるべく冒頭に入れる
    ・ひと目でページの内容が分かるタイトルをつける
  • meta descriptionの最適化
    ・対策キーワードを冒頭になるべく入れる
    ・サイトに来てもらいたいターゲットを記載する(クリック率の向上に期待)
    ・ターゲットから共感を得る言葉を選ぶ(検索エンジンにページの内容を伝える)
  • 見出しタグ(H1~6)の文章構造をはっきりさせる
    ・見出しタグは数字の若い順から使用する
  • 画像の最適化
    ・画像サイズの軽量化
    ・画像のaltタグを適切に使う
  • パンくずを設置する(内部リンクの最適化)
    ・ユーザビリティ、クローラビリティ両方に関係してくる内部対策
  • XMLサイトマップを作成する(検索エンジンの巡回を促す)
    ・サイト内の構造やコンテンツを検索エンジンに「早く」「的確に」理解してもらうためのファイル
  • 404エラーページの設置(ユーザビリティの担保)
    ・削除または間違ったURLに訪れたユーザーが離脱しないよう、適切なページへ誘導する
  • モバイルファーストインデックスに対応する

など、この他にもまだまだありますが、代表的なものとして上記の対策が挙げられます。

まとめ

今回は、中古ドメインを使った載せ替えの方法についてご紹介しました。

ペナルティ解除のために中古ドメインへ載せ替える場合に、過去のサイトのインデックスの削除やサイトの削除などを行わないとせっかく中古ドメインへ載せ替えても重複コンテンツとして扱われ、評価されないといったトラブルもありますので、くれぐれもご注意ください。

また、ただ載せ替えるのではなくSEOを意識したサイトの見直しや改善もSEO効果を高めるポイントですので、同時に行ってみてください。

中古ドメイン実験企画記事一覧

実験概要

立ち上げ編

載せ替え編

高額中古ドメイン載せ替え編

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