2017年にSEOと相関性があると感じた施策ベスト3!
投稿日:2018/01/05 (更新日:)
SEO対策も大きく変化しており、サイトの価値を上げるため、サイトの価値を適切に伝えるためのSEO対策が求められています。
また、サイトの質を高めることが検索エンジンから評価される最大のポイントであると実感させられてきていることでしょう。
2017年を振り返ってみて、評価と相関性があると感じたSEOの施策を考えていきます。
1位:タイトルの変更・最適化
タイトルは、頻繁に変更するものではないので変更する際は、慎重に行う必要があります。
ですが、行為としては簡単に行える施策とも言えます。
タイトルは、サイトタイトルでも記事やコンテンツのタイトルであっても変更、改善する必要性があればしたほうがいいでしょう。
タイトルは変更することで、検索結果に直接的な影響を与える可能性が高い施策になります。
タイトル変更後に、一時的ですが順位が上昇する場合もある施策になります。
タイトルを改善したほうがいい例
ただ単に、タイトルが気に入らなくて変更する場合もあるでしょうが、
- ページにタイトルがない
- タイトルが重複している
- キーワードがない・多い
- タイトルが長すぎる・短すぎる
などに当てはまる場合は、タイトルの変更を検討しましょう。
タイトルを付ける際に気をつけること
タイトルは最も基本的な部分ですが、検索結果に表示される部分になり重要です。
ユーザーにも意図が伝わるように意識する必要があります。
タイトルを付ける際は、
- タイトルの記述漏れをなくす
- 簡潔で分かりやすいタイトルにする
- キーワードは詰め込まない
- 定型文は避ける
などを意識して付けましょう。
検索結果に出るタイトルは、Googleが書き換える場合もあります。
書き換えられている場合は、検索結果に最適なものにGoogleがしているということになるので、修正が必要であるとも言えます。
2位:内部リンクの改善
内部リンクの改善は、コンテンツの改善にもユーザビリティの向上にも、リンク効果も期待できる効果的なSEO施策になります。
ユーザーがアクションしやすいようにサイト内で適切なリンクが貼られているか、リンク切れ等を起こしていないかを確認しておきましょう。
リンク切れは即修正
リンク切れなどの「404」「403」エラーは、見つけ次第即修正したほうがいいでしょう。
リンク切れは、ページがないか、URLやHTMLの記述が間違っている可能性があり、ユーザーにとっては迷惑ですし、クローラーもマイナス評価をします。
ですから、リンク切れがある場合は修正をしておきましょう。
ページの発リンクを確認する
ページ内の発リンクは、内部リンクだけではなく外部リンクも含まれている場合があるので確認しておきましょう。
外部への発リンクがある場合は、
- 外部リンクが多すぎない
- 無関係なサイト・ページにはリンクしない
- 適切なアンカーテキストを用いる
などを注意して見直しましょう。
内部リンクの場合も、
- 必要なページへのリンク
- 関連性があるページへのリンク
- 適切なアンカーテキストの設置
を確認しておきましょう。
この場合でもリンク切れがあれば、修正しましょう。
必要があるリンクがしっかりと機能しているか、不必要なリンクを設置していないかということを確認することが重要です。
3位:コンテンツ・記事のリライト
コンテンツが重要になっているのはもう当たり前で疎かにしようと考えている方は少ないでしょうが、公開してから時間が経ったり、追加情報や変更点があればリライトや改修をすることは有効です。
順位が低いものから、リライトしていくことがリスクがなくてオススメです。
上位表示している記事も、競合の状態などを確認しながら、ユーザーにとって必要なリライトがあれば積極的に行って問題ないでしょう。
内容の書き直し・追加
例えば、新しい情報や新発見があった場合に、過去の記事に最新の情報を追加し追加日や追加内容を明記することは情報発信という面でも重要です。
また、追加した情報によっては、書き直しが必要な部分も出てきます。
当時はこうだったが、現在はこうなっているなど、わかりやすく表記することでユーザーにも誤解を与えないで済む工夫をしながら行いましょう。
場合によっては削除も必要
あまりないケースかもしれませんが、作成した記事やページの評価が著しくなく客観的に見ても質が低く不必要であると判断した場合は、削除してしまうのも手です。
低品質なコンテンツは、必要であれば追記などリライトをして様子見をしてもいいですが、不要なコンテンツは削除してしまう方が評価を下げずに済みこともあります。
必要があり、リライトや追記などもできないようなコンテンツであれば「noindex」に設定しておくという対応も考えておきましょう。
サイトを良くする、ユーザーの為になるSEO対策を
SEO対策は順位操作の考えで行うと現在ではほとんど通用しないでしょう。
「ユーザーの為になる」「サイトの価値が高まる」ことに繋がるSEO対策でなければ効果的とは言えないからです。
いくら様々なSEO対策を行ってもサイトの価値が高まっていなければ効果はありませんし、価値がないサイトはユーザーの為にもなりません。
例えば、コンテンツを無闇に追加したり、文字数を増やしたところで、ユーザーの役に立たない内容で読みにくいなど質が低ければ意味がありません。
また、被リンクをたくさん集めたところでユーザーには関係がないとも言えます。
要は、ユーザーの役に立つ価値があるサイトを作成・運用している上で更なる改善や適切な評価を得るために行うことがSEO対策になるのです。
継続的な更新とソーシャルの活用
サイトやコンテンツを継続的に更新することは、改善という面でも重要になります。
また、ユーザーの反応をサイトに落とし込むことも必要になり、改善し続けることがサイト運用には求められます。
ソーシャルシグナルも、ユーザーの反応はわかりやすいため活用しておきましょう。
直接的にやり取りも可能なSNSは、ユーザーの要望や反応がダイレクトにわかりやすく適切に利用することで両者が円満になる可能性があります。
2017年は検索結果に対する改善が多かった
Google公式ブログ内の「2017年もありがとうございました!ブログのアクセスランキングで振り返る 2017年」から、Googleの感想として、
2017年は検索結果の品質に関連する記事が 1位、2位、4位、そして 10位と数多く読まれていたようです。
モバイルの記事は昨年11月にアナウンスしたモバイルファーストインデックスの記事が3位に入りました。
また、HTTPS関連の記事もトップ10に3つの記事が入っており、ホットな話題だったことが伺えます。
と発言しており、検索結果やサイトの改善に対する情報発信や改善が多くなっていたことが窺えます。
また、同時にGoogleがサイトの内容の質を重視していることが浮き彫りになりました。
このことからも、今後のSEO対策やサイト運用はサイトの価値の向上を中心に考えていく必要があるでしょう!